「海でのダイナミックなアクションシーンが爽快」アクアマン 失われた王国 Oliverさんの映画レビュー(感想・評価)
海でのダイナミックなアクションシーンが爽快
前作のアクアマンを観てないため今回が初見のアクアマン。
公開初日に鑑賞。
映画自体は初見だが、ゲーム内でアクアマンコラボのスキンが出ていたのを思い出し、この映画が元ネタだったのかとなぜか観る前から親近感が湧いた。
途中痩せた海パン一枚の金髪の仙人みたいな人が出てきた時もゲームで観ていたので何故か初めましてとは思えなかった。
てかこいつだったのか、と後から知れるのは面白い。
肝心の内容だが、まぁまぁアクションシーンも大胆でスピード感がありダイナミックで面白い。
陸での戦闘シーンはよくある話だがなかなか海中でのバトルものは観たことがないので新鮮で爽快だった。
あえて言うなら予告の方がアトラクションっぽくて面白さが惹き出てた。
予告の作りが上手いのだろう。
ところどころの衣装やら合成など10〜20年後の人が観たら作りがちゃっちー映画だと言われるかもしれないが。
途中急にニコールキッドマンが出てきたので一体どんなキャラだか分からず、ぼーと観てて登場シーンを見逃したのか?と思った。
ストーリー的に母親だと言うのが後から分かったがあれは1を観てない人は理解するまで時間かかるだろう。
ちゃんと1を観てから観ろよという話だが。
アクアマンの俳優もいい顔といい演技をするし、妻役も美しくてどこか可愛くて観てて飽きない。
アクアマンがちゃんと父親として子供の世話をしてるシーンもあり、強いのに人柄が良くてちょっとほっこりもする。
海外ではこれが普通なのかもしれんが日本だったら「夫に子どもの世話を任せて妻は何してるんだ」とか昭和のおぢさん達がうるさく思うのかもしれない。
10年以上前に外国に住んでた時ですらもうホストファザーが家事をして服にアイロンをかけている光景を目にしていたのに、日本はなかなか海外に追いつかない。。
しかしながら悪者の見た目が鳥山明先生の作品で出てくるピッチ人や宇宙人のジャコに似ててちょっとかわいいのであまり怖さはなかった。
子ども向けとしてはいいかもしれない。
なかなか全体としては予想通り楽しめた作品であった。
最後のシーンで頑固そうだったのに弟が自分の偏見をなくして、チーズバーガーに挑戦するところも素敵だね。
何でも試してみて経験する。その先に新しい発見と楽しみがある。人生ってそんなものだ。
さすがにゴキブリは絶対に食べたくはないが。