「90歳超えながら相変わらずの名人芸をみせてくれた。」クライ・マッチョ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
90歳超えながら相変わらずの名人芸をみせてくれた。
クリント・イーストウッド 監督による2021年製作(104分)アメリカ映画。原題または英題:Cry Macho、配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2022年1月14日。
1975年に発刊された小説が原作とのことだが、かつてはロデオ界のスターだったが落ちぶれている主人公(イーストウッド)がメキシコ人の少年(エドゥアルド・ミネット)を大人に導くお話で、いかにもクリント・イーストウッド監督作という趣。
少年が飼っている闘鶏が“マッチョ”で、主人公と少年が危機に陥った時に大活躍する。どうやって、撮ったのだろう?そうは見えないかたちで、CGをフル活用してた!?
イーストウッド爺さん、腰も少し曲がった90歳超えながら乗馬見本を少年に見せ、メキシコ人未亡人で美女とも言い難いレストランオーナー(ナタリア・トラベン)と相思相愛となる設定も上手く、物語も含め流石の名人芸を見せてくれた。
監督クリント・イーストウッド、製作クリント・イーストウッド、 アルバート・S・ラディ ティム・ムーア 、ジェカ・マイヤー、製作総指揮デビッド・M・バーンスタイン、原作N・リチャード・ナッシュ、脚本ニック・シェンク 、N・リチャード・ナッシュ、撮影ベン・デイビス、美術ロン・リース、衣装デボラ・ホッパー、編集ジョエル・コックス、音楽マーク・マンシーナ。
出演
マイク・マイロクリント・イーストウッド、ラフォエドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラベン、ドワイト・ヨーカム、フェルナンダ・ウレホラ。