「永遠のカウボーイ、尊敬を込めて」クライ・マッチョ ゲロンパさんの映画レビュー(感想・評価)
永遠のカウボーイ、尊敬を込めて
かつて日本のテレビでも、アメリカの西部劇番組が人気で、そこにはタフで正義感が強く、だけど弱い者には優しいカウボーイが居た。ローハイド、ララミー牧場、拳銃無宿。
彼らは死んではいなかった、この映画の中に居た。たとえ老いてはしても、西部の大牧場の中ではなくとも。
少年の父親が実は嘘をついていたのを知った後も、主人公は少年を連れて行く。それは、理屈よりも自分の人生を生きろ、世の中悪いことばかりじゃない、というクリント・イーストウッドのメッセージだろう。最後の「Find new home」の歌には泣けた。
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