レミニセンスのレビュー・感想・評価
全205件中、41~60件目を表示
予告編のSF煽りに騙されるな!
はい、普通のラブストーリーです。
予告編でSFを全面に出しすぎた故のミスマッチ感がもったいない。
主人公のオジちゃんが去った女を狂った様に探し出すが、探す内に明らかになる真実に、ラストは切ない。
オジちゃん、、、、
ウエストワールドのキャストにあっ!となったり、
中々に楽しい内容。
近未来を舞台にした正統派ハードボイルド
メメント、インセプションに続き、記憶は人を幸せにするのか?という問いに、ノーラン(弟)が一つの解へと導く。
「記憶が人を幸せにするのなら、過去に生きてもいいのではないか?」と。
今まであまたのSF作品では、過去に囚われることはペシミストの特徴であり、発展性がなく精神的に良い状態としては描かれなかった。
だがこの映画は、記憶が最良の時間を与えるのならそれを選択してもよいのでは、と優しく手を差し伸べる。まさに、その状態は劇中で語られる「バッドエンドになる手前の、幸せのまま終わる物語」そのものだ。
だがしかし、私だったらワッツの生き方を選ぶと思う。他人や世界との関わりで、どんな出会いが待ち受けているかわからないし、どんなに良い記憶でも飽きると思うから。
装置に入っている間は、それがフェイクであると自己認識できるのだろうか?
認識できるのなら目覚めたときは苦痛だし、認識できないのなら現実と区別ができなくなり、発狂しそうだ。
サスペンスではあるものの、これは紛うことなく愛の映画であり、観客を記憶の謎に置き去りにすることはない。
愛する女性の影を追いつつ語られる男の独白、フィルムノワール風の上質な雰囲気に酔いしれられる。
特に、他人の記憶で互いを想いあうシーンは極上の切なさ。
水面が上昇した湿っぽい街の描写は、新しい世紀末感を確立したといえるかもしれない。退廃的であるものの、泡沫の夢のように儚く美しい。
しかしレベッカ・ファーガソンは銀幕上であと何人の男をたぶらかせれば気が済むのだろうか?
少し老けたタンディ・ニュートン姉さんも恋心を抑える渋みのある演技で素敵。
そういえば、二人とも過去作でミッション・インポッシブルのヒロインでした。
SFサスペンスでもラブロマンスでもない中途半端
SFサスペンス物にがっつりふって記憶を辿る装置のギミックを活かして犯人を追い詰めるとか、ある日突然いなくなった恋人を探すラブロマンス的なものか、どちらかになってたら楽しめたんだけどどちらでもなかった印象です。
主人公が弱すぎるんですよ。肉体的に強ければアクションシーンに見どころができたし、精神的に強ければ会話劇でわくわく出来たかもしれないんだけど。女の尻を追いかけて強くもないなのに無謀な事をして、尻拭いを別の女にさせるヒュー・ジャックマン。ちょっと見ててきつかったな。
監督も脚本も同じ人みたいだから、まあ好き勝手やりたいことやった感じなんですかね。それを許容してそれを楽しめる人には良かったのかも。
おじさんが昼間テレビで見る映画?
映画のレビューの前に私は定年前ですが30年前のその当時、特に趣味はなく娘さんに平日にテレビで放送される映画をビデオにとらせ、日曜日に本人がまとめて見るのが好きな方で特別映画館には通わないけど、意外と映画通な上司でした。
この映画はこんな映画鑑賞されるおじさん方にピタリとはまる映画と思います。大物俳優さんが出演していますが内容はB級に限りなく近いA級映画と思っています。 内容は割愛しますが、評判よりは理解しやすい映画です。映画通には分かって頂けるコメントだと思っています。
多分3年後ぐらいには「NHKBS映画」で放送しそうな感じの映画です。民法放送はCMが入るのでストリーが分からなくなりそうです。
設定も
記憶と思い出
お疲れ様です。
予告を観て 誰かの記憶だか夢の中にダイブして水の都市を彷徨って謎をとくアクションサスペンスを想像していました。
実際は近未来に水没しかけたマイアミでのラブコメセカイ系でした。
元々 難しい設定や説明のセリフは聞き流して雰囲気を楽しむ過激派なので、主演の方々の演技力に魅せられて非常に引き込まれて楽しかったです。
たぶん この映画で何をやりたかったかっていうと。テーマやメッセージとかじゃなく、終盤の過去(現在)から未来に情報を伝えるアイデアであって。この映画自体それにストーリーや設定や愛を肉付けしていったものだと思います。いや秀逸です。
一番 印象に残ったのは退役軍人の主人公が命を奪われそうになった時、元軍人ということで命拾いする(恩恵を得る)ところです。それまで過去が記憶としてしか描かれない個人的な縦のベクトルだったのが、自分の過去が経験として予期せぬ他者にも影響してしまっている横の広がりになった瞬間に感じました。
全体的になんとなく忘れる事の大切さっていうのは、嫌なことだけでなく良い体験にも当てはまるのかと。それを分かっているはずの主人公が最期にあの選択をしたのは、恋人に対する鎮魂というか あそこにお墓を立てたんだと思いました。
戻りたい過去があるならそれだけで充分幸せ
2021年映画館鑑賞88作品目
10月10日(日)イオンシネマ石巻
休日出勤の影響で日中は映画を観ることができなかった
それでも観ようと18時30分頃に行っても観たい邦画はその時間帯では観ることができなかった
仕方がなく特に観たいわけでもない洋画を観た
それがこの作品
近未来
水位が上がったアメリカの大都市は壮観
主な移動手段は船であとはモノレールなど電車
自動車も一応
SFサスペンス
銃撃戦格闘戦アクション
ラブストーリー
主人公ニックは退役軍人
相棒の女性も退役軍人
今は2人で大掛かりの機械を使い客の記憶を呼び戻す仕事をしている
立体スクリーンのようなもので記憶が再現される
このシステムを利用して警察にも協力している
頭に機械を取り付け鎮静剤を注射をするのはわかるがなぜ水に浸かるのかその必然性が理解に苦しむ
主人公ニックは客のメイに恋する
お熱を上げて夢中になるが彼女は突然消える
忘れられないニック
相棒は呆れ不本意ながら離れていく
メイは一体何者か
必死になってメイを捜索するニックだが物語は悲しい結末に
メイが他人の子供のために命をかける姿勢は自己犠牲の精神か
賛否が分かれる
人魚姫や泣いた赤鬼の結末が納得いかないので改変したり勝手に続きを作ったりする人には向いていない
星一つ二つの人はおそらく期待しすぎたか生き方に共感できないんだろう
僕はそういう視点を重要視して映画は観ない
それでも日本の俳優の方がやっぱりいいかな
アジア系のギャングが中ボスで汚職警官がラスボス
エンドロールは平凡なハリウッド映画
始まったら途中退席して全く問題ない
長いだけで全く面白くない
記憶を旅するってかっこいいけど、 旅してる間の自身の姿無防備すぎる...
思ってたのとは違ったけど…
悲しい未来ではあるがある意味美しい景観の裏にはちょっとレトロチック...
水没して荒廃した未来世界でのSFでミステリーなヒューマンラブストーリー
中毒性がある記憶
記憶は過去の真実を語るのか
ヒュー・ジャックマンと世界観に引き込まれる
ラブストーリー
全205件中、41~60件目を表示