「登場人物が全て重なり変身してしまうエモい映画。」メタモルフォーゼの縁側 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物が全て重なり変身してしまうエモい映画。
内容は、隠れ腐女子の主人公と好奇心旺盛な老婦人が、ボーイズラブ(BL)漫画を通じて年齢差を越えて心通わす物語。好きな言葉は『ホントに大切なモノは、ホントに大切にしなきゃダメよ!』老婦人が主人公に告げる時、一瞬無音になり時が止まる場面。雨が降り出し別れ際に借りた傘を☂️開くと真っ赤な花柄が目に入るシーンは主人公の心の機微を映像と演出で上手に表現するなぁと感心したし、転換期のミッドポイントで非常に素晴らしい変化でした。感動とは、罪悪感の解放であるとはよく言われるますが言葉にならない各個人の体験や想い出を追体験させられる様な感じで非常にエモいと共に、残酷な現実も感じました。出せなかったファンレターや主人公の幼馴染みの男の子の羨望の彼女が留学する時も主人公が夢に向かう事が出来たから素直に他人の夢を応援出来たり。幼馴染みの男の子の背中も押してあげる事が出来る。創作活動に苦悩する主人公と尊敬する漫画家等今日の自分は、いつかのあの人かもしれない。いつかのあの人は今日の自分かもしれないとの思いをエモい無音に表現とエレキギター🎸で見事に表現された、原作を上手く映画様に🎞再解釈された珍しい作品だと感じました。しいて言えば最後は映像的に左に走り去る方が自分としては好みでした。映画の影響でカレーを食べて帰りました。
コメントありがとうございます。グレシャムの法則さんの意見には、自分も同感させられます。とは言いながら人間いつ迄生きてられるかは分からないので、それまでは健康で映画を楽しみたいですね。ホント良い作品との出逢いは人生に彩りを添えてくれますね。
コメントありがとうございます❗️
関係ない話で恐縮ですが、この映画で芦田愛菜さん、メチャクチャ走ってましたね、トム・クルーズのように。
個人的な年齢のことを考えると、トムの35年を超える姿は見ることができましたが、芦田愛菜さんの35年後、私はたぶん死んでるなぁ、なんてことを考えてしまいました。