THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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僕たちは本当の湘北を何も知らなかった。
控えめに言っても、シン・湘北な本作。
私たちが知っているアノ試合と、スラムダンクという物語のキーマン達の裏側を肉付けする事で物語の厚みが劇的に増している。これまで自分が読んでいた漫画版、テレビ版のどれとも違う、本当にリアルな熱量を感じられる。
特に漫画版って、読むスピードを無意識に自身で調整しているが、作者が感じているスピード感は、まさにこのファーストであり、だからこその胸熱がある。これまでいかに自分がそのスピードについていけてなかったか、認識させられる。
本作のストーリー自体は、漫画版と変わっていない。しかし、知っている内容にも関わらず、全編にわたり観ている私たちの涙腺を刺激し続ける。カタルシスまでの沈黙に耐えきれず身体が震えるほどだった。ここまで興奮と感動で鑑賞後疲れた映画はいつ以来だろうか。
とにかく、スラムダンク漫画版に少しでも胸を熱くした人は、映画館で観た方がいい。携帯も、時間も何にも邪魔されない、思う存分没頭できる環境で観られたら絶対幸せ。
涙と鼻水でマスクをダメにするので、替えの準備は絶対必要。
元日に鑑賞したけど、すでに2023年ベスト予定。
Rookies again
当該作品の週末興行成績は、初登場から4週連続1位で、
なんと、すずめの戸締り・AVATARを抑え、50億円を突破しています。
1990年から1996年まで少年誌に連載され大ヒットしていましたが、
当時バリバリの社会人だった私は、全く興味を持ちませんでした。
失敗も成功も経験し高齢者となった今、
ひょっとしたら、何か心打つ事を学べるかもしれないと思い、
今回のヒット理由を探るべく、元旦から映画館に足を運んでみました。
しかし、やっぱり、面白くなかった。。。
2008年TVドラマでヒットし、2009年には映画化もされた「Rookies」
と同じ理由で、当該作品もヒットしたのでしょう。。。
まさに、"Rookies again" でした。
Michi
原作未読者からの意見。
見たかったものがここに
まず人物の動きの描写が、実際の人間の動きのように極めてリアルに描かれている事に驚いた。
フリースローを打つ前に少しだけ顔の汗を拭う仕草、相手ゴール前に迫ったボールホルダーがドリブルしながらパスの出し先を探る微細な目線の動き、シュートモーションでボールリリースの瞬間の微妙な指先の動き、など挙げればきりがないくらい、ベンチで応援してる人とか、フォーカスが当たってないキャラクターの動きさえも一人一人全く違っていて、それぞれ個性の宿ったちゃんとした人間の動きをしている。
モーションキャプチャーを使って実際の人間の動きをトレースしているので、当たり前といえば当たり前なんだけど、よく見るアニメの3D描写のような絵の不自然さは感じず、あくまで井上先生の絵そのまま。
そんな調子で赤木、三井、宮城、流川、桜木、小暮が躍動するもんだから、ミッチーのシュートモーションってこうなんだとか、リョータのドリブルってこんなムーブなのかとか、いちいち興奮せざるを得ない羽目になる。
(当然この動きも井上先生のディレクションによるものだろうから、まさに彼らの動きそのものということ!)
バスケは詳しい訳じゃないけど、素人目には、まさに現実のバスケの試合を、現実じゃ不可能なアングルで見てる気分だった。
今作は湘北のメインキャラ5人のうち、ある一人のキャラクターの過去の出来事と、それを経た今、彼がどんな思いでプレーしているのかが描かれる。
(伏せた表現しなくてもおわかりだとは思うが)
ーー漫画やTVアニメで出てきたキャラクターの他にも、実はスタンドからコート上でプレーする彼を見つめる存在がいたーー
彼のバックストーリーを知った上で、今もう一度原作を読み返したくてたまらない。
話題になった声優さんについてだけど、あくまで個人的な印象で、桜木役の木村昴さんの演技だけは、少し違和感を感じざるを得なかった。
木村さんのイケボを活かすような、イケメンキャラっぽさに比重を置いた感じの演技をされてたので、なんというか、桜木の豪快でお調子者なキャラクターに、常に8割9割程度のパワーボリュームで声を当ててるようなイメージ。
ほんの若干、口調や声のトーンが桜木のキャラクターと噛み合ってない印象がずっと続く、僅かな気持ち悪さ。
「イケメンなジャイアンじゃん」とか「一郎ボイスじゃね」とかいった声が聞こえて来そうな、ともすれば微妙に下手だとも評価されてしまいそうな感じ。
今作は基本的にギャグの要素が少なく、他の四人の声優さんも、どっちかというとアニメ調というよりも自然な感じで演じられてたので、アニメの草尾毅さんの時ほど大げさじゃなくて全然いいんだけど、もう少しパンチというか熱さがあればしっくりきたかもしれない。
かつてスラムダンクを読んで涙した方、熱くなった事のある方、影響を受けてバスケを始めた方なんかは特にご覧になって損はないと思う。
というかもう見てほしいと言ってしまいたい。
今さら誰のための映画化なのか
1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていたバスケ漫画の金字塔を作者自らが監督し、アニメ映画化した作品「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきました。
あいまに湘北高校選手の宮城リョータの過去を描きつつ、漫画でのクライマックスでもあるインターハイでの山王戦の激闘を描いています。
スラムダンクはTVアニメ版は全く観ていませんし、漫画もつい数年前に完全版の中古本を大人買いしたくらいで、それほどの思い入れはありません。映画を観に行く前に、漫画の山王戦だけ予習しました。
映画そのものは、まあ面白かったですし、頑張って作り込んでいるなと思いましたが、感想はその程度です。
今回の映画の主人公は宮城リョータなのですが、漫画では本来なら桜木花道が主人公ですから、なんか少しその辺りが違和感を感じました。やはり、桜木花道の破天荒な活躍がメインでもよかった気がします。
擬似3次元で描かれた選手たちの試合中の動きはよく描けていましたが、リアルに描けば描くほど、背景から人物が浮いて見えて、違和感を感じるところもありました。
なぜ、今さらの映画化なのか?アニメ技術の進歩は垣間見えましたが・・・。
それより、井上氏には本業の漫画製作に集中して欲しいのですけどねぇ。
史上最高の映画
−100点でも余裕の満点
また観に行きます!
息、詰まった
バスケがしたくなる!躍動感がすごい
バスケをしたことがなくても見終わったらバスケがしたいと思いました。実際、一緒に見に行った私の友達もバスケのルールが分からないと言っていましたが見終わったとき興奮していました。
詳しくはないのですが3DCGという手法によって制作されたのだそうです。見た感じではとても迫力があり、リアルのバスケらしい躍動感がありました。一方、見た目のタッチはアニメの持ち味であるスケッチした感を活かしており、あのSLAM DUNKが映画になった!という感じでした。
個人的には宮城リョータがかっこよすぎました!見た目がイケメンというのもありますが、身長が低くても幼少期から1on1で鍛えてきた、ドリブルを武器に挑んでいく姿に心動かされます。
尺が限られた映画のなかでも、山王戦での相手チームの選手、深津の背景を描くというシーンにも個人的には好感を持てました。スポーツってそれぞれにドラマがあるよな、と思いました。敵側をまるで悪役のように描いていなくてよいと思いました。
映画のメインである山王戦の臨場感がたまりません。手に汗を握る思いでした。
ストーリー的にも原作マンガ、アニメを知らなくても充分に楽しめると思います。見終わったらバスケがしたいと思うはず!
誰でも楽しめる
宮城のオリジナルストーリー+山王戦ダイジェスト
バスケ部いいよね↑↑↑☝
息子がミニバス時代から9年間、親もバスケ生活頑張りました。県外遠征が家族旅行のようなもので懐かしくもあり、ものすごく共感した。
山王との試合のような、シーソーゲームまさに一点差で勝った試合もあり、子供達より先に親が泣き笑いして、親も青春の日々(笑)
ルールや登場人物もわからないまま觀てた友人が觀てよかったと感動していた。また、息子がリョータと同じポジションだったので、より感情移入して觀てた。気持ちが母。
画像は昔より、キレイめのキャラになっていて現代版、というかんじ。
個人的にはメガネの小暮先輩が知的イケメンになったような気がした。
安西先生の諦めたらゲームオーバー、が深い。って感じました。
人生において辛いことや厳しいこと、たくさんあるけれどひとつだけでもやり遂げるってすごく意味があると感じた。何かひとつでも頑張って結果を成果を残す。これから先の自分に対して、来年の今頃、年末に今年は頑張ったって言えるようにしたいと思う。スラムダンク觀て、よかった。
とりあえずみてみたら…
原作が良いから面白いに決まっている
評判になっているので観に行った。昔のアニメは全然観てなくてコミックだけ持っていた。声優が違うとかどうでもよくてただ興奮した。やっぱり山王戦は最高に面白い。原作の好きなシーンは省かれていたのは残念だけど…。タイトルのFIRSTとは何を指すのだろう?
事前情報なしでも最高に楽しかった!
2022/12/30@MOVIX
すごく良かった!
試合の結果を知らなかったから観客の1人として心から応援していた
試合の合間に挟まるキャラクター達の過去編も邪魔することなく、ただのスポーツ観戦ではなく映画作品として深みを持たせていた
特にアニメをさらっと見た程度の知識しかない私にも感情移入するきっかけになった
見る前は特になんの感情もなかったが映画が終わることには湘北メンバーみんなのことが好きになっていた
相手チームの人物掘り下げがほぼなかったので湘北だけを応援することができた
絵や動きはとても綺麗で臨場感たっぷりだった
また見たいし次は漫画かアニメで知識をつけてから行きたい
事前情報なしでも十分楽しめました
惜しかったのは声優や主題歌変更で公開前にファンをがっかりさせてしまっていたこと
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