「原作リスペクトな映画で安心・安心」THE FIRST SLAM DUNK Moondustさんの映画レビュー(感想・評価)
原作リスペクトな映画で安心・安心
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オープニングが格好よすぎる!でもオープニングがピーク!ワックワクしたぁ!
原作が凄い好きで、漫画の空気感や臨場感を、動画にしても色褪せず表現されていたことに感動した。
でも、何で宮城が主人公?
嫌いじゃないよ?湘北のメンバーはみんな大好きだし、原作漫画で語られていないメンバーが宮城しかいないってのも理解するけども……
「左手は添えるだけ」とか「ラストシーンの桜木と流川のハイタッチ」とか、桜木のストーリーを描かないと盛り上がれないクライマックスが違和感になってしまった。
原作を知らない初見の人や、映画単体での起承転結とかを棚に上げて、原作ファンへの新鮮さを第一に考えたのかな……
私も原作ファンだが、日本トップクラスの河田兄が桜木の才能を認めていく様とか、一万本のジャンプシュートの練習からの「左手は添えるだけ」とか、「選手生命終わり」からの「断固桜木」とか、入れて欲しいシーンが多過ぎて不完全燃焼になってしまった。
ラストシーンの無音の数分間。原作リスペクトは分かるが、鼓動の音くらい入れてくれないと、映画館だとポップコーンの咀嚼音、家だと隣人の掃除機の音で、一気に冷めてしまう……
でも10-FEETは最高だし、原作再現度も最高だから、鑑賞はぜひお勧めしたい。
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