「バスケが見たいんじゃない、スラムダンクが見たかった」THE FIRST SLAM DUNK ぺろちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
バスケが見たいんじゃない、スラムダンクが見たかった
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私は原作が大好きです。漫画、アニメ共に見ていました。まさにドンピシャ世代でスラムダンクを読んでバスケ部に入りました。
そんな私が見て思ったことは「スラムダンクが見たかった」。
私にとってのスラムダンクは底抜けな明るさと前向きさ。それぞれのキャラクターが強い個性を持っている。誰もが弱い部分を持っているけど無駄に見せない。努力をする。つらい過去なんて、それ以上の努力で明るく笑い飛ばす。天気で言うと快晴。
しかし、今回の映画はずっと暗かった。雰囲気、絵のタッチ、ストーリー。ずっとモヤがかかっていてどんよりしている。天気で言うと雨と曇。桜木の顔にボールが当たって失点するシーンなんかは大笑いしたいところだったが笑えず。バスケのシーンは本格的な試合を見ているようだった。動きが本物の人間に見えるほどだった。
だけれども、結局、俺はバスケが見たいんじゃなくスラムダンクが見たかった。
ただ良かったことはスラムダンクという作品にまたこの年にして触れ合えたこと。上映前ワクワクしたこと。そこは感謝でいっぱい。ありがとうございます。
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