「バスケアニメで感じてた動きの違和感を感じさせないアニメーション」THE FIRST SLAM DUNK コルクさんの映画レビュー(感想・評価)
バスケアニメで感じてた動きの違和感を感じさせないアニメーション
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自分がプレーヤーの関係者みたいに感情移入できるバスケの試合を見ている感覚になる映画です。
親であったり、兄弟であったりと見る人それぞれ、
どこかにジーンとくるシーンがあるのではないでしょうか。いつのまにか涙が流れてきました。
また、今までのバスケアニメで
バスケ経験者などが感じていたであろう、シュートの手首の返しやドリブルの動きに対する違和感を感じさせないアニメーションです。
こちらは監修の方などほんとに拘ったのではと感じました。
試合中の要所要所のシーンがより試合に没頭させます。
NBAでも審判がカメラに抜かれることがあるように、時折映る審判、現実のインターハイと同じような部員の応援の声質など、本当に試合の見せ方が上手でした。原作から結果を知っていても、応援してしまいます。
原作から省略された箇所は、これが最初に見るスラムダンクの人向けに設定したのかなと感じました。
「大好きです」や「魚住の登場」などは、
原作を読んでいた人にしか伝わらないシーンであり、致し方ない部分かなとは思いました。
しかし、省略したシーンを上回る満足感を得られる映画です。
声優さんの変更も違和感を感じることはありませんでした。
2022年、ベスト3に入る映画です。
※試合中に回想シーンが入るので、試合がどこで止まったかなど、頭の切り替えが苦手な人には不向きかもです。
2回目などで試合は試合、回想は回想と頭の中で切り替えて繋げられるとより楽しめると思います。
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