「かつてない程の最高傑作のアニメ映画と言っても良い内容」THE FIRST SLAM DUNK tomutomutsutomuさんの映画レビュー(感想・評価)
かつてない程の最高傑作のアニメ映画と言っても良い内容
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私の経験が少ないのかもしれないが、これほど想像をはるかに超えた映画、アニメはかつてあっただろうか、というくらい、とても感動した。
今回は、本編のストーリーと違うストーリー仕立てになると思いきや、元の世界観を全く壊すこともなく、かつ、別物と読み取れるような内容だった。
試合の最終版は、息を吞むということを体感した、そして、映画館全体がその状態になり、呼吸さえ忘れる、いや呼吸をしてはいけないのではないかというくらい静寂に包まれた感じがした。
ここまで丁寧にスポーツアニメを描いたのは、過去にないだろうし、最高傑作ではないだろうか。
私は、少年ジャンプで、リアルタイムで、スラムダンクを見ていたので、物語はよく知っている。
一方で、文科系の部活にいて、さほどバスケが好きというわけでもなかった、むしろサッカー派。それにもかかわらず、ここまで感動するとは思わなかった。
数十年の時を経たものだが、懐かしさのものと新しいものが入り混じるといった状況だった。
スラムダンクを知っている人も、知らない人も、見ても損はないだろう。共に違う視点で感動することを保証する。
私は、映画館に行くまで迷ったが、映画終了後、映画館に足を運んでよかったと思った。
スラムダンクは終わらない。そして、主役は、みんなが主役だと感じる、そんな映画ったと思う。
すでに出来上がった話だが、改めて新しい話だったと言って良い内容だった。
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