「ポイントガードはボールの出し手」THE FIRST SLAM DUNK ゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
ポイントガードはボールの出し手
クリックして本文を読む
まず、映像がすごかった。
原作アニメは、相手選手をドリブルで抜くシーンなど何が起きてるのかわからなかったが、アニメ風CG?なのか分かりませんが、ぬるぬる動くキャラクターがとてもリアルでわかりやすかった。
スラムダンクといえば、汗が飛び散るシーンがかっこいいが、この映画はそれだけでなく、ユニフォームが揺れたり、バスケあるある的な細かなシーンが描かれていた。
シュートを決めて後ろ走りしながら自陣に戻るところ、フリースロー前にボールを掌でシューッと回すところとか分かる人にとっては本当にリアルだった。
映画は、山王工業との試合の中でリョータや他のメンバーの回想シーンを随所にはさみながら進んでいく。
ボールの出し手であり試合を作っていくポジションだから、リョータが主人公として選ばれたのではないか。
試合中、リョータも含めて諦めかける場面が何度もあるが、踏ん張り直してはリョータがパスを出し、なんとか山王にくらいついていく。
最後の花道がシュートする場面は、試合の音が無くって時計の音だけになり、やがて無音になり、私の呼吸も止まっていました。
今年呼吸が止まるのは、トップガンに続いて2回目です。
コメントする