「期待し過ぎたのか。。」THE FIRST SLAM DUNK TIさんの映画レビュー(感想・評価)
期待し過ぎたのか。。
原作が大好きで何度も何度も読み返したほどです。
アニメももちろん全て見ました。
マンガもアニメもめちゃくちゃに好きなんですが、今作は私には合いませんでした。。
以下は完全に好みの問題だと思いますので、私には合わなかった部分です。
•リョータのサイドストーリーの陳腐さ。
父親も兄も殺してまでお涙頂戴する必要あんのか。。リョータのお母さんが悲壮感漂い過ぎてて、バスケどころじゃなくなるんよ。。こんな意義のないストーリーをなぜ入れた。。
で、三井と幼少期に会ってたの?
さらに、リョータもアメリカ!?
もう余計な事すんな。
•テンポの悪さ
さらっとした前半戦。。まぁこれは尺の都合として100歩譲れる。
しかし上記の余計なサイドストーリーを間の悪い部分にガシガシカットインさせるのはなんなんや。
試合観せたいのか、サイドストーリーに重点置きたいのか迷いが観客にも伝わるテンポ感。原作のヒリヒリした試合感はどこにいったの?
•音楽の単調さ
映画音楽として、10feetの曲は悪くないけど、バリエーション少な過ぎませんか?
間が悪いのに音楽も単調だから、また回想か。。CMみたいやなってなんの!!
CG全力で音楽にかける制作費無かったんか?
ってなる。
•声優陣の名言
声優交代は別にいい。違和感はあるけど、観れないレベルではない。
ただ、原作の名言に関してことごとく「これじゃない感」を感じるのはなぜだ。
時にめちゃくちゃ力んでみたり。力んでいいところはさらっとしたり。。
恐らく前半のリョータのサイドストーリーにより、リョータが感情をあまり出さないキャラになってることで、全体的にテンション低めに設定された事が原因なのでは?
ほらやっぱサイドストーリーいらんやんけ。
•とにかく暗い
前述にも重なるが、サイドストーリーの影響もあり本当に全体通して話が暗い。テンションが低い。。
桜木だけ明るいけどもうそれは空気読めてない人みたいに滑り倒している。
暗くて何度も観たいと思わせない話になっていると言う点は今作最大のミスだと思う。
もうこんな事なら漫画に忠実にアニメ化したら良かったんじゃないかと思う。
総括
全てが受け入れられなかったわけではなく、当然泣き笑いしながら観れました。
特にラストの無音からのタッチの音なんかは特別な映画体験だった。
いやー普通のアニメで山王戦やってくれーーー😭