「THE FIRST,」THE FIRST SLAM DUNK またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
THE FIRST,
原作者井上雄彦自らが、同じことを繰り返すために長期間のアニメーション映画製作に取り組むことは無いだろうな、と想像した通り、同じ話をベースにしながら新たな魅力を取り込んだ本作。
原作漫画を一通り読んだだけで旧作アニメは見ておらず、りょーちんについては「背が低い」位のイメージしか覚えていなかった。それがちょうど良かったのか、新しく斬新な構成が違和感なくはまった。
3Dアニメーションは予告編ではダメな印象だったが、スジに乗って本篇で目にしたものは全く別物でずっと見ていられる素晴らしさ。
メンバーの全てに適度に触れ、相手の「まだしていない経験を」の望みをも叶え、安斎先生の名台詞も聞け、満足感ある作品でした。
りょーちんの母親が兄に思い入れ過多だったのは伏線のつもりかと思うがちょっと気持ち悪くて、個人的にはマイナスだった。
タイトルのTHE FIRSTの意味はなにかなあ。コレマデノハナシ、てことかなあ。
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