「食わず嫌いせず、映画館に入ってよかったby石井」THE FIRST SLAM DUNK スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
食わず嫌いせず、映画館に入ってよかったby石井
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本作はスラムダンク最終章「VS山王戦」を問題児宮城リョータの回想と視点で新たに描く。
恐らく賛否両論あると思うが、私は観て良かったと思う。
山王戦の大事な部分はしっかりと押さえ、
新たに加えられた宮城リョータのエピソードは
井上先生の『ピアス』を土台に、どことなく『リアル』で描かれるような登場人物の繊細さ
が色濃く出ていたような気がした。
したがって、この作品は今まで読んできた『スラムダンク』とは趣きがまるで異なる。
愛嬌のある熱血ギラギラな平成版とは違い、
どこかスカしててスタイリッシュな令和版もまたいいなと感じる。
食わず嫌いせずに、湘北・・・いや、映画館に入って観てよかった。
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