「躍動する名場面」THE FIRST SLAM DUNK トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
躍動する名場面
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涙が止まりません。
映画では主役ではなかったけれど、
桜木花道の純粋な真っ直ぐさは
何度観ても感情が震えます。
リアルタイムで読んでいた山王戦。
その興奮が冷めないまま直後に連載終了。
あの時は連載再開を切望したけれど
あの山王戦を超える試合、あの驚異的な興奮は
そう簡単に塗り替えることは出来ないのでは?
そう考えるとあのタイミングでの連載終了は
ベストだったと今なら納得出来ます。
そして、まさかその山王戦を
井上雄彦先生自ら監督する世界線があるとは
全く想像していませんでした。
正直、序盤は少し戸惑いました。
やはり原作のあの興奮を超えること難しい…?
ん、リョータの出番やたら多いな?
読み切り「ピアス」でも主役にしていたから
井上先生のお気に入りなのかな?
多少戸惑いつつスクリーンに集中していると
徐々にあの連載当時の興奮とシンクロし始めて…。
学生時代の自分を圧倒的に興奮させ感動させた
あの名場面、あの名ゼリフが
目の前の大きなスクリーンで躍動する至福。
原作を読んでいない初見さんには
キャラクターの関係性など
解らない部分も多々あると思いますが
これを機会に名作SLAM DUNKの原作に
触れてみては如何でしょうか?
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