アウトポストのレビュー・感想・評価
全90件中、41~60件目を表示
アサルトライフル。握った手が震えてる
「ブラックホークダウン」を思い出させる。だってレゴラスが出てるんだもの、びっくりしたよ。
それはさておき静と動のコレは動。オープニング以降ずっと動。クライマックスが~!とか、ラストバトルが~!とか推してくる作品は数あれど、舐めると危険を地で行くオールクライマックス映画。緊迫が過ぎて口が乾いてるのも、喉が渇いてるのも、コーラの氷が溶けてるのも忘れてました(苦笑)。
だがしかし。この映画の大事な所はそこではなくて。「ブラックホークダウン」でも描かれていた上官との軋轢もそうなのだけれど、大事なのは「人であること。その行動。」だと思い知らされる、エンドロール。名誉に纏わる静。と共に是非ともご賞味頂きたい作品でございました。
やるせない
劇中の台詞
「キリスト教」と「イスラム教」との
闘い、どちらの正義が正しいのか?
「どっちも間違っているかもしれない」
この会話が全てを物語る気がしました。
それに戦争のプロ(と言う表現でいいか?)
であるアメリカが四方を山で囲まれた土地に
前哨基地を置くのが信じられません。
事実をベースにした作品でエンドロールでは
戦死された方も生き残って勲章を授与された
方も実際の写真が流れます。
皆、若くして戦死された事に驚くと共に、仲間を
失いながらも生き残り勲章を授与された皆さん。
複雑な思いのままなんだと想像してしまいます。
鑑賞後は様々な思いが頭の中を駆け巡る作品でした。
これから鑑賞される方は必ずエンドロールの最後まで
観て下さい。
アメリカ人が作ったアメリカ兵の物語
ランボー以来どうもスーパーアメリカ兵が好きなんやね。
あんなに相手殺しても少数の犠牲者で済んでよかった?
確かにハリウッド映画らしく戦闘シーンは金かけている。
でも残ったのは、怖い国やなという印象のみ。
大迫力!
実話だったんだと衝撃を受けながら見てましたがか、エンドロールに実際にこの戦争を体験した米軍の方達の写真や話などが映し出された時に改めて戦争は他人事じゃないなと痛感しました。
作品全体的には序盤はいまいちでしたが、後半の戦闘シーンはとにかく大迫力で凄かったです!ただ兵士達の会話が女性目線からだとどうしても下品な言葉使いの多さに少々げんなりしましたが、、、。
この手の映画って作った側の国が自国を美談する傾向がありますが今回はどうだっただろうか、、、、
蜂の巣状態の絶望感
手持ちカメラの撮影が多くて、まるで自分がその戦場で走り回ってる感覚になる。
爆風で砂が舞い上がり視界もどんどん悪くなる、その中に鉄砲玉がヒュンヒュン飛んでくる
兵士がどんなに追い込まれても必死で生き抜こうとする。また仲間を自分の身を挺して助けに行く姿が素晴らしいかった。
スターシップトルーパーズ
アフガン人やターリバンを蔑んで喰らう痛烈なしっぺ返し
無意味な戦闘を強いられ、お気の毒様〜
ターリバン兵たちがエキストラぽくて失笑 怖さが無い
感情移入できるキャラがいない為あまり燃えない
変化球反戦映画?
ハンパない!
いうほど、戦争紛争映画は観てないけども、この作品は過去自分鑑賞史上、最高の戦争紛争作品だと思う。
実話だし、臨場感ハンパないし、音もデカいし。ホント現場にいるような感じで。
しかも実際に現場にいた兵士も本人役で出演してるってゆー。
やっぱアメリカ凄いわ。
緊張感の中、トイレへ行くと思われるおじいさんがボクの目の前を2回も通過する。気が散りますよね〜。
そのおじいさんの席は最後列の真ん中なわけです。
もう少し自分の体調を考慮して席を選ぶのもマナーのひとつでしょって考えますが、みなさんどう思います?
油断大敵
実話で犠牲者もたくさん出てるから「面白い」ってのは不謹慎ですな。
でも久しぶりに迫力ある銃撃戦映画だったのは確か。やはり米軍はタリバンを甘く見てたのか、その結果がこの惨劇。
さてこの映画、クリント・イーストウッドが監督ならどう描いたか?
エンドロールは最後まで観ましょう。
普通の会話の最中に銃撃戦、何度も繰り返しあるが慣れない。全編を通して緊迫感•緊張感があり、観ているこちらにもそれらが伝染してくる。実話を元にしている映画というよりドキュメンタリー、いや自身が前哨基地にいる気分になる。
エンドロールでは、実際に戦っていた戦士のインタビューが流れます。タイトル通り最後まで観ましょう。終わったと思って途中で帰った人が割といました。
派手な戦闘の裏にあるもの
どうせアメリカ万歳映画でしょ、と思って観たけどちょっと印象は違ったかも。
指揮官が代わる度に章が代わるような演出は面白かった。上司が代わると雰囲気が代わるのもなかなか斬新。アメリカ軍も普通の職場だな、と親近感がわいてくる。でも普通の職場は短期間で上司は代わらない。日常っぽいのに非日常的で、冷静に考えたら恐ろしい。
それから長老や地元住民の要求はアメリカ軍から見たら腹立たしいかもしれないけど、彼らの立場にしたらアメリカ軍もタリバンもどちらも同じ。これまで先進国に裏切られてきた村人からしたらどっちも侵略者で疎ましい存在なのでは。
エンドロールやインタビューはいつものアメリカ万歳の演出かなと思ったけど平和の足下に危険で無謀な基地が多数存在していることや、帰ることを楽しみにしてた20代、30代の犠牲があることを批判しているようにも思えた。
戦闘シーンは派手。それぞれの兵士目線での長回しは臨場感あって見所の一つだとは思うけどそれだけの映画ではなかったかな。よく出来た記録映画だと思う。
永遠
54本目。
戦争の戦術、戦略は知らないけど、こりゃ無理だと思ってしまう。
映画では20分、30分の戦闘シーンでも実際は1mが10m、1秒が永遠に感じるんだろうと。
メンタル弱い俺には無理。
エンドロールでインタビューが流れ、仲間を助け様と・・・、みたいな件があったけど、映画でワンクッション置いて見るのと、実際に発した言葉では重みが違うし、受け取る方は複雑ではと思う。
痛いねぇ
タリバンとアメリカの闘い。
撃った 撃たれた 痛い痛い❗。
アメリカ軍兵士らの人間像。
男衆 60~80代までウケるだろぅ。若い男衆には解らんやろな。
女衆 若手から年配まで、観てもパッとせんかもな。
自分は(年配入り)いつものよーにウケたが。
時間の経過が描ききれていない…
アフガニスタンでの米軍vsタリバンの基地防衛戦を描く実話。後半の戦闘シーンはリアリティを追求していて映画館で観て正解だった。
個人的には大規模攻撃を描く後半の時間経過が描ききれていないように思うんですよね…もう少し時系列も反映してほしかった。あと犠牲になった兵士の数と戦闘の描写が一致しないように感じるんですよね。あれだけの猛攻の描写でその数って…違和感あるかなと。
また、登場人物が多い分、見分けがつきにくかったかな…その中での注目はスコット・イーストウッドとマイロ・ギブソンはいわゆる二世俳優だけど、実力をら兼ね備えているように思えた。
アメリカ人向けの描写が詰まった映画
最初は、どうしてそんなところに基地作るの?と思ってしまった。後で少し調べてみると、脆く急峻な岩山の尾根は駐留に不向きで、一等地には現地の住民が住んでいるからああいう場所に基地を設営するしかなかったようだ。
前振りテロップが投げ掛けた「実話に基づく」という言葉が、見ているうちにどんどん重くなる。
いつ死んでもおかしくない状況は戦場の常とは思うが、舞台のキーティング基地は視覚的にもそれがあからさまなので、どんどん兵士が傷つき死んでゆくのを見ていても悲しさやつらさより虚しい気持ちの方が強かった。そりゃ死ぬよ、という。
そんな蟻地獄のような基地においても隙あらばちょっとシモなアメリカンジョークが飛び交い、仲間同士の軽い小競り合いがあったり、次々代わってゆく上官の人柄に時に不信感を抱いたりする。微妙に統率の取れていない様にこちらの不安感が少し上積みされる。
前半は何か大きな物語の展開を追うというより、そんな仲間内のやり取りの様子と唐突なタリバンの攻撃の積み重ね、後半はタリバンの総攻撃を受けての激しく生々しい、長時間の戦闘。囲まれた斜面のあちこちから雨のような銃撃を受ける恐怖は映画館ならではの臨場感だ。
エンドロールの後に、モデルになった兵士たちのインタビューがしっかり尺を取って流された。本編では描写の少なかった彼らの素直な恐怖心が伝わって来る。クライマックスのひとつと言ってよいインパクトだ。
インタビューを受けた兵士が、本編に本人役で出たと言っていて本当に驚いた。メンタル大丈夫なのだろうか。アメリカだなあ……。
戦場の死の大半は虚しいと思ったものの、反戦映画を目指した作品とは思えなかったし、かといって兵士の勇ましさを讃える気分にも何故かなれない。アフガニスタン戦争が今も続いていることを思うと、戦場アクションと割り切るのもためらわれた。
タリバン側の描かれ方が類型的で人間味がなく、アメリカ=善がタリバン=悪と戦ったという図式の中で展開したことが、宙ぶらりんな気分の原因かも知れない。
不適当な表現かも知れないが、何だか昔の西部劇に登場するネイティブアメリカンの描写に近いようにも見えた。戦争が終わっていないから、タリバン側の正義を描くわけにはいかないのだろうが。
アメリカ人は後半の展開で米軍万歳!となるのかな。
描き方の良し悪しというより、アメリカ人のために国内向けに作られた映画を観る機会にあずかった、そんな感じだった。
天国の門
聖書でも、コーランでも、構いません。誰か、戦争止めて。
城を攻むるは、下策なり。心を攻むるは、上策なり…。およそ1800年前、馬謖という人が遺した言葉です。
言うは、易し、成すは、難し…。およそ10年前、米兵が、証明してくれました。
山に囲まれた平地は、交通の要衝かつ、守り易い地形として重視されます、ただ、山を奪取されると、十字砲火される危険が。職業軍人が、知らないわけないと思うんですけどね。
先述の馬謖ですが、街道に布陣せよという、上司の軍令を守らず、山岳に展開。敵に補給路を断たれ、敗退。責任をとらされます。上司は諸葛亮。[泣いて馬謖を斬る]の、語源です。諸葛亮のお気に入りだった馬謖ですが、代表取締役の劉備が警戒。現場を知らず、知識だけが先行するのを、見抜かれていたようです。アメリカさんも、基地造る前に、下調べしようね。それとね、大事な会議に、犬を連れていくのも、やめてね。
しかし、最近の戦争映画は、困ります。生存フラグが、誰に揚がっているのか、分からない。チキンな私は、どこに視線を送れば安心できるのか、分からず右往左往です。
ま、映画なので、ん?、なところもありますけど、「ブラックホーク ダウン」「ローン サバイバー」もそうでしたけど、米兵に銃を向けた戦士、一体、何人討ち取られました?。多すぎませんか?。(ここに疑問のある方は「レストレポ前哨基地」「アルマジロ」をご覧下さい。)
元を質せば、かつてのソ連が、何の目的でアフガニスタンに軍事介入したのか、知りませんげど、もう、戦争止めようよ。それしか思い浮かばない、私でした。
「子供の情景」
アメリカにとって、海の向こうのバトルフィールドが、アフガニスタンですが、此処で生まれ育つ子供のお話。
解説に書いてありました。注目すべきは、主人公の隣の家の男の子。周りに流されて、いつもひどい目に遭います。実は彼こそ、アフガニスタンそのもの。つまり、列強の思惑に翻弄され、自分の未来が、自分で掴めない姿を伝えているそうです。
戦闘シーンもなければ、寓話仕上げの映画ですが、併せ観てほしい。打ち上げ花火ではありませんが、「アフガニスタン、ホームでみるか、アウェイでみるか」って、ことです。
かばんに未来を詰め込んで、学校までトコトコ歩く女の子、今、どうしているのかな?。
追記
「勇者たちの戦場」
撤退しましたね。20年で7千人の米兵が、異国の砂になったそうです。
帰還兵の中には、変わり果てた自分の存在が、何も変わらない世界に無いと悟り、自決する人も…。
自殺した帰還兵が、すでに3万を超えたそうです。数字はただの数字です。ただその数字の先に、何があるのか、今一度、御考察願います。本作は確か、イラクからの帰還兵のお話ですが、そのお手伝いになると思います。
全90件中、41~60件目を表示