アウトポストのレビュー・感想・評価
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スターシップトルーパーズ
アフガン人やターリバンを蔑んで喰らう痛烈なしっぺ返し
無意味な戦闘を強いられ、お気の毒様〜
ターリバン兵たちがエキストラぽくて失笑 怖さが無い
感情移入できるキャラがいない為あまり燃えない
変化球反戦映画?
ハンパない!
いうほど、戦争紛争映画は観てないけども、この作品は過去自分鑑賞史上、最高の戦争紛争作品だと思う。
実話だし、臨場感ハンパないし、音もデカいし。ホント現場にいるような感じで。
しかも実際に現場にいた兵士も本人役で出演してるってゆー。
やっぱアメリカ凄いわ。
緊張感の中、トイレへ行くと思われるおじいさんがボクの目の前を2回も通過する。気が散りますよね〜。
そのおじいさんの席は最後列の真ん中なわけです。
もう少し自分の体調を考慮して席を選ぶのもマナーのひとつでしょって考えますが、みなさんどう思います?
もの凄い臨場感
告知をあまり大々的にやっていないこと、タイトルが理由を知るまではパッとしないことなどから、正直鑑賞を始める瞬間まではあまり期待はしていませんでした。
しかし、映画を観進めるにつれ、どんどん作品の世界観に引き込まれ、気がつけばあっという間に上映時間が終わっていました。
こちらの映画、事実を基に作られているお話だそうです。
あくまで個人的な見解ですが、今まで観てきた戦争系のジャンルの映画としてはベスト3に食い込む素晴らしい作品だと感じました。タイトルにも書きましたが、とにかく臨場感が凄いです。カメラワーク等、製作陣の細かい設計があってこそなのだと思いますが、自分がそこに居るかのように感じられる一つの理由として、ワンカットの長さがあるように観ていて感じました。
専門家ではないので、細かいことは解りませんが・・・。
自分がその場で戦場を体感しているような、そんな感覚に包まれます。
爆発音や映像の迫力もそうなのですが、こちらの映画の1番の特徴はこの「体感している感じ」を味わえることではないかと思います。
日本人では理解しにくいような、米国軍人社会独特の規律やチームワーク、友人や家族、ペットとの愛情・関係の深さを感じさせる構成が随所に散りばめられており、色んなシーンで感動しました。
トレイラーを日本向けに作り、もう少しでも告知を行えばもっと反響を呼ぶ作品になるようなきもするのですが、私がその「告知」を目にしていないだけかも・・?とにかく、どんな世代の方にもお勧めしたくなる、とても素晴らしい映画でした。
ハッピーエンド的な終わり方ではありますが、事実に対して忠実に作られている映画なので、とても切なく・悲しい瞬間が幾つもありますし、そこが尚更リアリティを持たせているように感じました。
エンドロールの場面で、演じた役者さんと本物の軍人の方の対比画像が流れますが、どの方もとても良く似ておられ、驚きました。
史実系の映画では登場人物の風貌を本物の人物に似せることは良くありますが、この映画は複数の人物が皆一様に似ており、作品作りに対するこだわりの強さを感じました。
「体験型映画 / 作品」ではありますが、限りなくドキュメンタリー映画に近い作品です。
アメリカ陸軍の歴史が変わるきっかけになった戦地の話をこうして知ることができ、とても感慨深い思いです。また必ず観たい映画です。
油断大敵
実話で犠牲者もたくさん出てるから「面白い」ってのは不謹慎ですな。
でも久しぶりに迫力ある銃撃戦映画だったのは確か。やはり米軍はタリバンを甘く見てたのか、その結果がこの惨劇。
さてこの映画、クリント・イーストウッドが監督ならどう描いたか?
エンドロールは最後まで観ましょう。
普通の会話の最中に銃撃戦、何度も繰り返しあるが慣れない。全編を通して緊迫感•緊張感があり、観ているこちらにもそれらが伝染してくる。実話を元にしている映画というよりドキュメンタリー、いや自身が前哨基地にいる気分になる。
エンドロールでは、実際に戦っていた戦士のインタビューが流れます。タイトル通り最後まで観ましょう。終わったと思って途中で帰った人が割といました。
派手な戦闘の裏にあるもの
どうせアメリカ万歳映画でしょ、と思って観たけどちょっと印象は違ったかも。
指揮官が代わる度に章が代わるような演出は面白かった。上司が代わると雰囲気が代わるのもなかなか斬新。アメリカ軍も普通の職場だな、と親近感がわいてくる。でも普通の職場は短期間で上司は代わらない。日常っぽいのに非日常的で、冷静に考えたら恐ろしい。
それから長老や地元住民の要求はアメリカ軍から見たら腹立たしいかもしれないけど、彼らの立場にしたらアメリカ軍もタリバンもどちらも同じ。これまで先進国に裏切られてきた村人からしたらどっちも侵略者で疎ましい存在なのでは。
エンドロールやインタビューはいつものアメリカ万歳の演出かなと思ったけど平和の足下に危険で無謀な基地が多数存在していることや、帰ることを楽しみにしてた20代、30代の犠牲があることを批判しているようにも思えた。
戦闘シーンは派手。それぞれの兵士目線での長回しは臨場感あって見所の一つだとは思うけどそれだけの映画ではなかったかな。よく出来た記録映画だと思う。
永遠
54本目。
戦争の戦術、戦略は知らないけど、こりゃ無理だと思ってしまう。
映画では20分、30分の戦闘シーンでも実際は1mが10m、1秒が永遠に感じるんだろうと。
メンタル弱い俺には無理。
エンドロールでインタビューが流れ、仲間を助け様と・・・、みたいな件があったけど、映画でワンクッション置いて見るのと、実際に発した言葉では重みが違うし、受け取る方は複雑ではと思う。
痛いねぇ
タリバンとアメリカの闘い。
撃った 撃たれた 痛い痛い❗。
アメリカ軍兵士らの人間像。
男衆 60~80代までウケるだろぅ。若い男衆には解らんやろな。
女衆 若手から年配まで、観てもパッとせんかもな。
自分は(年配入り)いつものよーにウケたが。
最最最前線
戦争映画は「1917」以来です。あまり宣伝自体はされてないながらかなり楽しみにしていました。
前半は言い争いのシーンが多く、たまにある敵の不意打ちもそこまで激しいものではなく、でもなぜあんなに弾を避けれるのかも謎です。少々退屈でした。でも指揮官が変わるたび態度の変わる兵士の様子は良かったと思います。
それでも後半になると雰囲気は一変し、タリバンの兵士が一斉に戦闘を仕掛けてくる見ものな銃撃戦が始まります。リアルに首や頭を撃ち抜かれ死んでいく様子も中々リアルで良かったです。様々な銃を駆使し、タリバンの兵士たちを撃ち抜いていく様子は爽快でした。でもタリバンの兵士の方がかなり不憫だなとは見ていて思いました。
カメラアングルもFPSゲームのような視点で、ぐわんぐわんと動き回るのでとても見応えがありました。
兵士の中でもカーターが臆病者ながらも仲間を率先してる助けていく描写が成長を感じられてる良かったです。
鑑賞日 3/15
鑑賞時間 8:55〜11:10
座席 E-5
時間の経過が描ききれていない…
アフガニスタンでの米軍vsタリバンの基地防衛戦を描く実話。後半の戦闘シーンはリアリティを追求していて映画館で観て正解だった。
個人的には大規模攻撃を描く後半の時間経過が描ききれていないように思うんですよね…もう少し時系列も反映してほしかった。あと犠牲になった兵士の数と戦闘の描写が一致しないように感じるんですよね。あれだけの猛攻の描写でその数って…違和感あるかなと。
また、登場人物が多い分、見分けがつきにくかったかな…その中での注目はスコット・イーストウッドとマイロ・ギブソンはいわゆる二世俳優だけど、実力をら兼ね備えているように思えた。
銃撃の雨
とある前哨基地の話
なのだが…立地条件が最悪だ。
すり鉢状の低地にあって、360℃崖に囲まれてる。奇襲はかけ放題だし、攻略も容易に思う。
事実、小競り合いは頻繁に起こるし、小規模戦闘は日常茶飯事な様子だった。
戦闘シーンに期待して観に行ったのだけど、兵士の日常が映されるばかりで前半は睡魔の餌食に。
けれど、彼らが基地を引き払う前の大規模戦闘が始まると息つく暇もない。
銃弾は雨のように降り注ぐは、爆煙はそこかしこで上がるわ…戦場の真っ只中にいるようだ。
臨場感が、半端ない。
とても高性能でコンパクトなステディカムによる追走は目を見張る効果があって、この臨場感の演出に多大に貢献してたように思う。
爆煙の中にカメラは突っ込むは、超至近距離で着弾による爆煙は上がるは、戦闘表現は見事だった。
今作は圧倒的に不利な条件下で勝利をおさめた米兵達の話ではあるが…数多ある戦闘の一例には過ぎず、エンドロールで映し出される戦死者の年齢は20代前半が多数をしめる。
勿論、彼等は志願するのだろうし、誇りも持っているのだろうと思う。だけど本作は、その果てを冷酷に映し出す。
「死」だ。
一切の時間が止まる。
死んだ事を自覚する間もなくだ。
その死をもたらす殆どが流れ弾だった。
何かに躓いてこけたのかと思う程、あっけなくその兵士の時間は止まる。
苛烈な局地戦の一部始終を目の当たりにしたように思う。冒頭、登場人物達にテロップが入る。俺には全く見分けはつかないのだけど、データに埋もれていく数値ではなく、命を失った個として認知されるべきというメッセージにも思える。
戦場に待っているのは勝利の栄光だけではない。
勝者の数以上に敗者がいるのだ。
エンドロール最中に、実際その戦闘に参加してた兵士達のインタビューがある。蛇足に感じる人もいるだろうが、最後まで観る義務もあるんじゃないのかなと感じた。
と…何気に崇高なメッセージを感じながらも、寝てしまったので映画的には☆3.5だった。
切ない
実話を基にした映画で、ご本人が本人役で出る作品は初めて見たと思います。
鑑賞中は分かりませんでしたが、エンドロールに沢山情報が出るので、この映画は必ずエンドロールまで見たほうがいいと思います。
防御力の低い、作るべき立地になかった基地で、ここであんな戦いが無ければ、あの若さで亡くならなかったかもしれない若者達の、実際の写真も出てくるのでなんとも切ないです。
それはどの戦争でもそうかもしれません。
そして映画では描かれませんでしたが、アメリカ軍の空爆で一瞬で亡くなった敵方の人達にも1人ずつ家族がいたはずなので、もうとにかく戦争が全部無ければいいのに!!と思いました。
誰も、こういった戦いで亡くなってほしくない、と思いました。。
天国の門
聖書でも、コーランでも、構いません。誰か、戦争止めて。
城を攻むるは、下策なり。心を攻むるは、上策なり…。およそ1800年前、馬謖という人が遺した言葉です。
言うは、易し、成すは、難し…。およそ10年前、米兵が、証明してくれました。
山に囲まれた平地は、交通の要衝かつ、守り易い地形として重視されます、ただ、山を奪取されると、十字砲火される危険が。職業軍人が、知らないわけないと思うんですけどね。
先述の馬謖ですが、街道に布陣せよという、上司の軍令を守らず、山岳に展開。敵に補給路を断たれ、敗退。責任をとらされます。上司は諸葛亮。[泣いて馬謖を斬る]の、語源です。諸葛亮のお気に入りだった馬謖ですが、代表取締役の劉備が警戒。現場を知らず、知識だけが先行するのを、見抜かれていたようです。アメリカさんも、基地造る前に、下調べしようね。それとね、大事な会議に、犬を連れていくのも、やめてね。
しかし、最近の戦争映画は、困ります。生存フラグが、誰に揚がっているのか、分からない。チキンな私は、どこに視線を送れば安心できるのか、分からず右往左往です。
ま、映画なので、ん?、なところもありますけど、「ブラックホーク ダウン」「ローン サバイバー」もそうでしたけど、米兵に銃を向けた戦士、一体、何人討ち取られました?。多すぎませんか?。(ここに疑問のある方は「レストレポ前哨基地」「アルマジロ」をご覧下さい。)
元を質せば、かつてのソ連が、何の目的でアフガニスタンに軍事介入したのか、知りませんげど、もう、戦争止めようよ。それしか思い浮かばない、私でした。
「子供の情景」
アメリカにとって、海の向こうのバトルフィールドが、アフガニスタンですが、此処で生まれ育つ子供のお話。
解説に書いてありました。注目すべきは、主人公の隣の家の男の子。周りに流されて、いつもひどい目に遭います。実は彼こそ、アフガニスタンそのもの。つまり、列強の思惑に翻弄され、自分の未来が、自分で掴めない姿を伝えているそうです。
戦闘シーンもなければ、寓話仕上げの映画ですが、併せ観てほしい。打ち上げ花火ではありませんが、「アフガニスタン、ホームでみるか、アウェイでみるか」って、ことです。
かばんに未来を詰め込んで、学校までトコトコ歩く女の子、今、どうしているのかな?。
追記
「勇者たちの戦場」
撤退しましたね。20年で7千人の米兵が、異国の砂になったそうです。
帰還兵の中には、変わり果てた自分の存在が、何も変わらない世界に無いと悟り、自決する人も…。
自殺した帰還兵が、すでに3万を超えたそうです。数字はただの数字です。ただその数字の先に、何があるのか、今一度、御考察願います。本作は確か、イラクからの帰還兵のお話ですが、そのお手伝いになると思います。
【戦争を前哨基地から考える】
アフガニスタン紛争の歴史は40年以上前に遡るが、世界的に注目されたのはソ連のアフガンニスタン侵攻で、ムジャヒディーンと呼ばれるイスラム聖戦士が、アメリカやパキスタンなど複数の国の支援で、これに対抗し、ソ連を退けたことだ。
後に、アルカイダを率いたビンラディンは、このボランティア戦士だった。
ソ連撤退後は、ムジャヒディーンや軍閥の内戦が続き、パキスタンの支援するタリバンが台頭、この地で更にイスラム原理主義に傾倒し、イスラエルを支援・湾岸戦争後アラビア半島に駐留するアメリカを過度に敵対視したビンラディンなどアルカイダが、アメリカ同時多発テロを引き起こし、アメリカや、その有志連合が、他のムジャヒディーンの協力も得て、アルカイダ・タリバン掃討の為にアフガニスタンに攻め入った後の戦いが、この映画「アウトポスト」に描かれたものだ。
あの荒れた山中でタリバンの侵入経路を断つと言っても、実は、アフガニスタンのゲリラ戦を、より多く戦ったのはタリバンだ。
地の利は圧倒的にタリバンにあった。
現地の部族の協力を得たくても、少人数で交渉や資金の授受までもやらなくてはならず、しかも、本当に協力を得られるかも判らない。
だが、軍の上層部は、多くが犠牲になってみないと、こうしたリスクを理解しようとはしないし、作戦の変更ももない。
第二次世界大戦の日本軍の惨状も、大本営など軍の上層部の無能さが明らかだが、戦争とは得てして、こういうものかもしれない。
この作品は、苛烈な戦闘に注目が集まりがちだが、この作品が描きたかったのは、無益な死が如何に多いかということではないのか。
死んで勲章を貰っても、多くの仲間の死をベースに勲章を授与されても、虚しさだけが残るのではないのか。
そんな風に感じる。
戦闘シーンの迫力
ドキュメンタリー風に撮られており、戦闘シーンの迫力は凄まじい。とにかく全方位から攻め込まれ、とても生きて帰れる戦場とは思えない。
ただ、終盤になってテロップで各兵士が貰った勲章が説銘され、本人のインタビューが流されるのだが、ここから何を受け取れば良いのかさっぱり分からない…
こんなところに前哨基地を作り、地元民との関係を上手く築けなかったのが良くなかったのではないかとしか思えない。
得点はすべて戦闘シーンの迫力へ。
ビンラディン
久しぶりの戦争映画おもしろかったです。
登場人物がちょっと多すぎて、誰が誰だかわからなくなります。
戦闘シーンにいくまで、その人がどーゆー人か伝えたかったと思われる場面がありますが、数人くらいしか覚えれません。なので、中盤らへんから少し退屈感がでてきました。
戦闘シーンはさすがアメリカ映画って感じで、迫力や臨場感がまんてんで、自分までも戦場にいるかと思いました。
エンドロールまでしっかり観て下さい!
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