インヘリタンスのレビュー・感想・評価
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インスタで誰かが紹介してたので見てみた
面白かった。
題名は何回見ても覚えられないけれど 遺産相続 という意味のよう。
銀行員の父親が急死する。
主人公の女性は検察官。
弟がいて 彼は 州の政治家。
父親の親友である弁護士が相続の分配を発表する。
異様な程少ない女性の取り分に周りが同情するほど。
彼女は それまで 父親の権力と富にことごとく反発してきた。就職も父に対する反発であったし、結婚は黒人男性。
娘は夫の血を濃く引く見かけ。
女性は彼女に対する遺産の分配を心から受け入れていた。
それまでの父に対する結果だと思っていた。
(それが実はそうではない事がラストのラストに判明する)
父の友人であり財産管理をしていた弁護士が、女性に父からの封書を手渡す。
あなたにお父様からこれを。と。
入っていたUSBを差し込むとそこには父の姿。
そして 女性にある秘密を受け継ぎ解決するよう苦悩の姿で懇願する。
自分は出来なかったのだと。
女性は父の言葉から推測し その場所を探し当て
そこで衝撃の事実と向き合う事になる。
地下に降りて行く階段
施錠の出来るドアのある部屋、閉めてしまえば漆黒の闇。
いつか誰かが 彼女の方を閉じ込めてしまうのでは?
と毎回ドキドキしてしまう携帯の電波も届かない地下室。
もちろんわかり切った結末にはならない。
全てが明るみになったときに とんでもない事を自分が決断したと気づく、その事実が怖い。
ラスト。
助けにきっと誰か来てくれると視聴してる側は思うのだがそれが誰なのか。
相続とは違う結末であり相続とは違う衝撃だった。
悪くないですよ
父がローレンを選んだのは、信頼なのか、それとも…。
監禁されていた男は誰なのか?って部分が主軸になって
見応えのあるサスペンスになっていたと思う。
割と地味ではあるけど、深夜に一人で見るにはぴったりじゃないだろうか。
減点があるとしたらクライマックスの部分、
もうちょっと知的に、というか急に作品の毛色が変わったような気がして
まぁそれも狙いと言えば狙いなんでしょうけどっていう。
ぜんぜん普通に面白いので、見てみても良いとおもいますよ。
サイモン、なぜ...
サイモン・ペグとリリー・コリンズがメインなら面白いかと期待しすぎた。
進みそうで進まない展開にちょっとイライラしたし、地下の男の秘密も(自分には)あっと驚くような物ではなかった。
主人公の決断もさして驚くようなものではなく、なーんだそんなことでここまでこの映画を見せられていたのかと。
まああの一家には生死に関わる重大事項なのでしょうけど、それならあそこまでサスペンス仕立てにしなくてもいいような気がする。
また、サイモンの終盤の演技がよくあるハリウッド映画の狂人の演技で、観ていて恥ずかしくなってしまった。
お金持ちの豪邸とリリーが履くハイヒールが気持ち良かったのと、あれは誰だと解明作業を進める中盤あたりまでは面白かったのでちょっと星付けてみた。
緊張感を持って観られました
序盤からスムーズにストーリーに入っていけて、終盤はハラハラドキドキで楽しめました
絶対何か起こると期待させるサイモン・ペッグが怪しさ全開で良かったです
父への反発心もあるのかもしれないけど、善人であろうとするローレンに「ほっとけば良いのにー」と思いながらも私は好きです
いつも可愛いリリー・コリンズがシリアスな今作でも可愛かったです
「あと1センチの恋」のリリー・コリンズと「ミッション:インポッシブ...
「あと1センチの恋」のリリー・コリンズと「ミッション:インポッシブル」シリーズのサイモン・ペッグ共演によるミステリー。
父親の遺産は30年間地下室に囚われた男。
2020年(アメリカ)監督:ボーン・スタイン
「あと1センチの恋」からはや7年。
「テッド・バンディ」で凶悪殺人犯の恋人にびっくりさせられた
リリー・コリンズ主演のサスペンス。
リリーは相変わらず凄く綺麗でチャーミング。
けれど映画は、設定負けというか、ちょっとイマイチでした。
名家の娘で検事のローレン(リリー・コリンズ)は、突然父親を亡くします。
遺産相続で、200万ドルと一緒に渡されたのは、父のビデオメッセージと1つの鍵。
地下室の扉を持ち上げると、そこは広い地下牢。
髪ボウボ髭ボウボウの初老の男(サイモン・ベッグ)が繋がれていた。
聞けばローレンの父親に30年前に、地下牢に閉じ込められて以来、一度も戸外へ出ていないと言うのだ。
30年間薄暗い地下室に監禁される位なら、
《ひとおもいに、殺してくれ!!》
そう思います。
なんと卑劣で残酷な父親でしょう!!
ところが、食べ物の要求ばかりするその男モーガンになんか同情出来ないんですね。
やたらとパイのレシピをつぶやくのに意味があるかと思ったら、それもない。
30年間、虫歯の治療も、お風呂も入らず、医師にもかからずに生きてられるのか?
信憑性がないです。
どうにもサスペンスが盛り上がらない。
怖くないですよ、ちっとも!!
途方に暮れたローレンは、最終的にある決意をします。
そして皆さまの予想通り、どんでん返しが起きます。
30年も閉じ込められた男モーガンは、言わば「浦島太郎・状態」
彼に何が出来ますか?
サイモン・ベッグは10キロ以上減量してこの役に挑みました。
あまり似合わない役ですね。
B級の下クラスのミステリー。
リリー・コリンズとお屋敷や映像が綺麗なのが取り柄でした。
【画的な動きが少な目。葛藤と秘密と展開がポイント?】
・2021年公開のアメリカのスリラー映画。
・大物銀行家で大資産家の父親が急逝してしまった娘ローレンが、父から託された遺言ビデオ。その中には「君の秘密基地の近くに託したい秘密がある。絶対に誰にも言うな」という趣旨のメッセージが。訪れてみると、その地下室に見ず知らずの男が監禁されていた(しかも30年も)。なぜこのようなことが起き、ローレンは今後、どうしていくべきなのか。 という大枠ストーリー。
[鑑賞のポイント]
・ローレンの家族構成(検事や政治家)が制約となって父によって監禁された男の存在を簡単には明るみにできない葛藤
・なぜ30年もの間、監禁する必要があったのか
・で、どうなるの?という展開。
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・私にとっては、鑑賞のポイントがみどころ、でした。ローレンの葛藤と、男の秘密と、その後の展開、が本作を観てドキドキするポイント。
・しかし、それ以外に関しては、あまり刺さったポイントはありませんでした。正直、個人的には「むむぅ…」と気になる流れが多かったです。
* 序盤のテンポが遅い?
- あえてゆっくり嚙みしめるように魅せる意図があるのか?と深読みするくらい、「会話のシーン」が多く、画的な進展が感じられずむずがゆさを覚えてしまいました。
* ローレンの行動の根拠が共感しづらい?
- ドラスティックに考えれば、「放っておいてもよいこと」をローレン自身が追求し始めて、勝手に翻弄されている、ように感じてしまいました。もちろん、弁護士になることを薦めた資産家の父に反発し、父と対立関係になる可能性の高い検事になったローレンの正義感が、その根拠となっていることは頭では理解できるのですが。ならむしろ、早く公にするべきでは?というこちらの葛藤が生まれました。笑
* 王道な演出
- あるものを掘り起こすときの物語の流れが王道過ぎて、お笑いでいうところの「これどうみたって美味しいわけないじゃん→うまっ!」みたいな。ブラックコメディにすら見えました。
* 監禁されていた男の従順さが気持ちよい!
- 30年も監禁されていた男モーガンは、心の底から外に行きたいと願うばかりに、不審に思うローレンに対して一切の裏切り行為をしない従順さ。これは、「何かある」と不審に思うこちら(鑑賞)側も安堵するといいますか、「めっちゃいいやつ!」と気持ちよくなってきます。この演出が肝ですね。
[全体]
・葛藤と秘密と展開、は基本的には面白く仕上がっていると思います。なので、「観るべきじゃなかった…」とは一切思いません。しかし、それ以外に関しては共感できる部分が少なく、物足りなさを感じてしまいました。
・逆に私が本作の本質的な面白さが理解できていないだけなのかもしれません。。。新たな発見のために、他の方のレビューもこの後、参考にしてみたいと思います。ありがとうございました。
#映画 #インヘリタンス #INHERITANCE #2021 #スリラー #葛藤と秘密と展開 #ヴォーン・スタイン監督 #リリー・コリンズ #サイモン・ペッグ
#全体3.0 #物語3.0 #演出2.8 #演技3.2 #配役3.2 #映像3.3 #音楽3.3
設定が突飛すぎて、どう収拾を付けて良いか分からない。
偉大な父からある鍵を遺産として受け継いだ娘が目にする驚愕な事実を描く物語。
異色のサスペンススリラーですね。
父から引き継いだ鍵は地下室の鍵で、そこにはある男が閉じ込められていた。その男に問いただすも、翻弄されてしまいす。
正直、企画倒れのように感じられます。ディティールに欠けること甚だしいですし、最後は盛り上げる為に無理やり因縁を作り上げた印象です。
主人公を翻弄する男性の嫌らしさ、主人公の動揺する描写等、観るべきものもありました。しかし、サスペンスとしてみるべきものは少なく、高い評価は難しいとも思います。
私的評価は厳しめです。
邪悪な三位一体
銀行家の父アーチャー、検察官となった娘ローレン、政治家となった弟ウィリアム。3人揃えば怖いものなし!てな感じで豪邸に住む裕福な一家。ただし、子どもたちは独立。心臓麻痺で急逝したアーチャー・モンロー氏だったが、とにかく遺産相続がエグい。妻キャサリンに対しては会社の権利、ウィリアムには5千万ドル、そしてローレンには100万ドル??
まぁ、このインヘリタンスというタイトルがミソだったように思えます。不公平な遺産相続は遺言書にあるから仕方ないとしてもローレンが納得するのにも意味があった。黒人公務員のスコットとの結婚で父親と対立していたローレン。検察官としての地位も確立していたし、何しろ愛すべき家族がいる。金よりも正義感!といった雰囲気なのに、父の弁護士ハロルドから特別にビデオ映像と鍵を貰ったのだ。
裏庭にある隠された地下室に人が・・・この衝撃的なプロットだけでも満足できるのだが、囚人となったモーガン・ワーナー(サイモン・ペッグ)の凄みのある演技がいいのです。サイモン・ペッグに見えないほど、肉体改造やメイキャップによって徹底したサイコ野郎に仕上げたところに役者根性を見た。
解放してくれとローレンに懇願し、様々なつてで調査をするローレンだったが、徐々にモンロー家を守ろうと折れていく過程も見応えがあった。だけど、このまま終わるはずもなく、オチを期待していたら・・・・と驚愕の台詞にドキッとしてしまう。
inheritance・・・単に“相続”と思って観ていたけど、遺伝的な“継承”という日本語にしたらどうなのだろう。性格や悪しき癖、悪事を隠蔽する遺伝子。ローレンの正義感は本物なのか?実は・・・の遺伝子が・・・などと、呆気ないエンディングだったため、後から考えると面白くなってくる。
いまいち
「30年監禁されてたのにケータイ電話に驚かない」ってなにか意味があるよな、って思ったけど全然意味はなかった(笑)
親父はなぜ、あんな曖昧でフワフワした遺言を残したのか(笑)で、サイモン・ペッグのハッタリって「父親が曖昧な遺書を残している」ってのが大前提であるから、彼はそもそもあんな解放戦略を取れる必然性がないんだよね。
眉毛濃いな。
主人公はフィルコリンズの娘さんなんだね、知らんかった。初期のGenesisは一番好きなバンドです。
サイモンペッグは後半の方で、なんで彼がキャスティングされたか納得いった。
割と評価低めだけど個人的にはまあまあ楽しめました。
色々あるけど結局金持ちはこういう判断するんだよね、そして文句はあるけど仲の良い家族だったんだなぁという感想。
アホな結末にドッチラケ
タイトルからして、相続に纏わる悲劇もしくはホラーを期待したのだが、見事に裏切られてしまった。
ストーリーも酷いが、人物造形はもっと酷い。主人公の地方検事は、エリート検事らしくどっしり構えていると思いきや、まるで女子高生にしか見えない。裁判は神経を擦り減らす修羅場であり、それに慣れた法律家は大抵のことには動じない、、筈である。それが子供みたいにやたらに喚き散らすものだから、うるさくて仕方がない。
そのほか登場人物の全員に嫌悪感を覚えた。中でも一番ひどいのがやっぱり主演のリリー・コリンズのローレンだ。頭も性格も悪いブスに見えた。この作品を見たら、彼女を起用したいと思う映画関係者はいなくなるだろう。少なくとも当方はこの人が主演する作品はもう観たくない。
そもそもキャスティングがおかしい。リリー・コリンズのローレンに対して、母親のキャサリンの体格がデカすぎる。父親もデカいから、娘は母親よりも大きいのが普通である。母娘の体格の差を見た時点で、この作品のプロットが見通せてしまった。まさかこれが伏線だというなら、笑うしかない。これではどんでん返しもへったくれもない。
相続(インヘリタンス)が主題なら、死んだ父親から相続した地下室の状況を、今度は生きた父親から相続し、リリー・コリンズの悲痛の叫び声がこだまする中で重い鉄の扉が冷たく閉じられるようなラストを想像していた。相続の本当の意味がラストで明らかになると考えていたのだ。ところがアホみたいな結末を見せられてドッチラケである。これほど酷い作品は久しぶりに観た気がする。
不完全な正義故に
財界の大物、アーチャーが亡くなり、その娘であるローレンに託された遺言と鍵…。その鍵で謎の地下室へと続く扉を開けたローレンが見たものは…といった物語。
秘密の鍵、不気味な地下室、囚われた謎の男…と聞けば、個人的にはこの上なく垂涎ものシチュエーションな訳でw期待を胸にいざ鑑賞‼
もうちょっともったいぶってよ~と思うくらいに序盤ですぐに謎の地下室に辿り着くローレン。ある理由から30年もの間アーチャーによりここに監禁されていたという男と出会い・・・
とにかく正義感の強いローレンだが、男を逃がす決意がつかず…まぁ気持ちはわかりますね。自身の立場や家族へのリスクはデカいし、かと言って、聞く限りは被害者である男を見殺しにするのは心が痛む…。
全体を通し、なりたくない父の面影に近づいてしまう自分自身に苦しみもがくローレンの姿が印象的だった。
そしてどうでも良いが、事の大きさを10段階で示してほしがるハロルドに妙な親近感w
後は全然本筋じゃないが、「寄付」と「賄賂」について・・・全然異なるものだとはわかるんだけどね。。
ちょっと期待が大きすぎたのもあったし、男が色々知り過ぎなとこ等々気になることも多かったが、真実を知ってから理解できる登場人物達の気持ちに、妙な爽快感を覚えた作品だった。
弟の助言を求めた上でとった行動も、ある意味アーチャーへの反発心の映し鏡か?
でもやっぱり最後はそうなりますか。そりゃあ母さんの言う通り、モンロー家の一員ですからね。
リリー・コリンズさん
たいへんお疲れ様でした。
スタートからお父さんが、不振な死から始まりました。
30年も地下に監禁されていたモーガンにつながる鍵を父はなぜ、娘に伝えたんだろう。
とにかくリリー・コリンズさん可愛いですね!
邪魔な三位一体
お家騒動が新聞沙汰になるレベルの大物が亡くなり、その相続が闇に迫って行く話。
政財界の超大物が亡くなって、嫁と下院議員の長男が莫大な相続を得る中で、検事の長女には100万$の相続プラス家族も知らない謎の封筒が…と始まるストーリー。
本人は無意識ながら、善ではないところに追い込まれて行く主人公。
賢いつもりが故の罠を感じつつ、抜け出せない表向きの善の部分と家族への想い。
これは結構好みな不条理感ですね。
ハロルドもグルじゃなきゃ繫がらない程のご都合主義なところもあったけれども、キレイな不条理というか、親父がなぜそんなことをしたのか、なぜローレンだったのかとか、そんなところが頭の中にスパーンと入って来る感じがとても良かった。
小説のようなミステリー、期待値は超えず。
当主が突然亡くなったことで、名家に纏わる謎が次第に明らかになっていくミステリー。
ミステリー王道のプロットに期待しながら観賞に臨みましたが、うーん…微妙。
秘密の地下室に30年以上監禁されていた男の証言から、知らなかった父の姿が見えてくるのですが、予想の範疇を超えず、物凄い大悪党だったわけでも、その逆でもなく、事を起こした理由や動機も謎。
謎解きの説明描写も分かりにくいので、理解出来ないところも多く消化不良な部分も。
つまらないわけではないですが、ストーリーに深みが足りかなかったかな…。良質なミステリーを期待していたのでちょっと残念でした。
フィル・コリンズが好きなので、娘である リリー・コリンズを贔屓目に...
フィル・コリンズが好きなので、娘である
リリー・コリンズを贔屓目に見てしまうが、
脚本が今ひとつでした。映像や音楽、
出演者たちの演技は特に問題なし。
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