「邪魔な三位一体」インヘリタンス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
邪魔な三位一体
お家騒動が新聞沙汰になるレベルの大物が亡くなり、その相続が闇に迫って行く話。
政財界の超大物が亡くなって、嫁と下院議員の長男が莫大な相続を得る中で、検事の長女には100万$の相続プラス家族も知らない謎の封筒が…と始まるストーリー。
本人は無意識ながら、善ではないところに追い込まれて行く主人公。
賢いつもりが故の罠を感じつつ、抜け出せない表向きの善の部分と家族への想い。
これは結構好みな不条理感ですね。
ハロルドもグルじゃなきゃ繫がらない程のご都合主義なところもあったけれども、キレイな不条理というか、親父がなぜそんなことをしたのか、なぜローレンだったのかとか、そんなところが頭の中にスパーンと入って来る感じがとても良かった。
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