国際捜査！のレビュー・感想・評価

　韓国、国際捜査、この言葉だけで勝手にクライムサスペンス？と思い込み、期待してみたら、なんか違った。コメディじゃん？ オカマのチョー強い二人組は面白かったが、後は特にかんどうもなし。

韓国の田舎の警察の刑事が主人公（クァク・ドウォン）、どういうわけか妻と娘を連れてフィリピンに観光旅行にやってくる。 幼馴染の引き起こした事件に関わってしまい、とうとう自分が犯罪者に仕立てられてしまう。 埋蔵金探しで右往左往。

悪くない。面白い。 だが。だぁがぁ！ですよ。 こーいう類の刑事物エンタメ、もうお腹いっぱいかな。この類の韓国映画はディズニーなみにハズレ少ないので安心して観られますが、なんかなー、飽きたのかな？ 本作は特に「売り」が無いと思うのです。 シリアスに振ってるわけでもなければ、コメディでもない。謎解きでもないし、アクションでもない。 感動なんてない。はい。 うーむ、テレビ番組改変時の2時間ドラマ的な感じ？ 可もなく不可もなく。 だからでしょうかね？ あんまり後味が口の中に残ってないんですよね？ 食べ慣れた定食を食べた感じ。空腹は満たされました。美味しかったしね。けど、それだけだったな。 全く関係ないですが、映画の中に出てくる韓国の警察、刑事って賄賂まみれなんだろ？頻繁に観るなー。 当たり前なんかな？韓国では。ホントみんな小悪党（笑）で。嘘つき。それを見る度にどーいう国なんだ？と思っちゃうけど、思っててもいいのかね？ そんな人達に金で何でも揃うと言われちゃってるフィリピンが不憫だった（笑）

おじさんたちのほんのりアクションほんのりコメディ　クスクスクスクスちん毛でクスクス でもなんだか胸キュンしちゃった なんだろう、おじさんたちがところどころにかわゆい仕草を混ぜ込んできていて、みんなドジっ子だし、最後も人命救助を超えたロマンチックさあたし受け取っちゃった、水中なんだもん エンドロールが始まった瞬間に前の列3人(他人同士)が一斉に立ち上がったまで含めてくだらなくておもしろかったです

コメディの割に笑えない。面白くないわけじゃないのだが、おもしろ〜いというわけじゃない。アクションシーンがパッとしない。ダラダラしているわけじゃないのだが、イマイチパンチにかける。ストーリーが中途半端。宝探し、友情、家族愛、悪人成敗、警察の仕事、どれも中途半端で終わってる。伏線というか伏線らしきものがない。当然、伏線回収もない。 悪くないけど良くもない。冷め気味のぬるま湯的映画。

借金まみれの刑事が、結婚10周年の家族旅行で訪れたフィリピンで、殺人の濡れ衣により服役中の旧友から儲け話を聞きずるずると巻き込まれて行く話。 フィリピン観光中にみつけたもう1人の友人にして詐欺師の男から、旧友が服役中だと知らされて面会に訪れた刑務所で、『山下財宝』のことを聞かされた主人公が、旧友の無実を知る人物を捜すべく動き出すストーリー。 金に目が眩んだ主人公の奮闘コメディで、そんなアホなは満載ながら、ギャグに走る様な感じではなく、おバカで愛されクソ野郎が上って落ちてを繰り返す巻き込まれで笑わせる展開。 ホント、韓国映画で描かれる警察象はろくなもんじゃないw とはいえ、金だけじゃない感情もちょっと見え隠れされる流れとか、この辺のバランスは結構好み。 あり得ない出来事やリアクションに、韓国での背景とかフリだけで拾われ無いものも多々あるけれど、まあそこはコメディだし充分愉しませてくれたしまあ良いかという感じ。

借金返済で首が回らなくなっている刑事が、家族でフィリピン旅行に出かけるがそこで借金を踏み倒された幼馴染と再会する。彼はフィリピンに眠っている旧日本軍の隠し財産を見つけたというが…。 これ、コメディなのだろうか。笑いどころは少ないし、アクションも今ひとつ、サスペンスとしてのスリルもない、友情ものとしての感動もなかった。そもそも国際捜査じゃなくて、自分もお宝探してただけじゃんか！駄作とまでは言えないが、韓国映画でもっと面白いやつを観てきているだけに物足りなさが半端でない。唯一の見どころはボディガードの２人。彼らがいなければもっと評価を低くしていた。 そもそも、借金返さないと自宅を競売にかけられるって状況なのに家族で海外旅行行くか？ってところからスタートする様々な疑問。いろいろと釈然としないまま最後にも釈然としないラストが待ち受けていた。家族、職場、幼馴染のその後にもちゃんと触れてほしい。

可もなく不可もなく、普通な面白さだった。パスポートからなにからなにまで盗まれたわりにはそこのところはなんなくクリアでもの足らず。ボディガードもなんでここまで協力するのかとかいろいろ説明不足があって消化不良。なまいきな娘をもっと活躍させるとコメディ感アップでよかったかも。