「真の戦士はライオンとマサイ。」ローグ レントさんの映画レビュー(感想・評価)
真の戦士はライオンとマサイ。
過激派組織に誘拐された知事の娘を奪還するために金で雇われた傭兵たち。元は信仰心からも過激な殺戮行為に歯止めがかからないテロリスト。一見被害者かと思われた知事は違法な動物狩りで私腹を肥やしていたテロリストと同じ穴の狢。この三者には正義なんてものはなかった。
本作で真の戦士と呼べるのは子を守るために戦ったメスライオンと家族の無念を晴らすために戦ったマサイ族の青年パタだけである。
アクションは冒頭から見応えがあり娯楽作品としては充分楽しめる。青臭い女子高生が家族を人質にされやむなく過激派組織にいたパタを責めるところとライオンのCGの出来が残念だった。
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