「雑で大雑把な素人傭兵」ローグ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
雑で大雑把な素人傭兵
傭兵だのテロリストだのの要素は飾り。
人身売買やトロフィーハンティングのはびこるアフリカの、非道な実態を訴えるのが主題って感じ。
「殺すために繁殖しているライオン頭数」のクレジットまで出す、ストレートなアピールぶり。
主人公サム(ミーガン・フォックス)の魅力を見せるって側面はあるが、ぶっちゃけ化粧してるから、強そうに見えないのが難。
また敵も味方も動きが素人すぎて、戦闘シーンがおままごとっぽい。
作戦も大雑把すぎて、そりゃ失敗するよねと呆れたりもしました。
サムにボスと言われるだけの根拠が乏しく、文句言ってた傭兵の方に肩入れして同情しちゃいました。
唯一よかったのは、わがまま言って「ここで休む」と言い張った、女の子の末路くらいでしょうか。
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