「吉本新喜劇の人情噺。」漁港の肉子ちゃん mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
吉本新喜劇の人情噺。
さんまがコード進行を取った豪華メンバーによるアニメセッション。関西弁と新潟弁の親和性には角栄前の大阪新潟ルートの懐かしさが散りばめられている。原作では佐渡が舞台らしいがアニメで話されている新潟弁は北寄りの40年代まで使われていた新潟弁。明らかに佐渡弁ではなく佐渡の風情はない。物語の根幹には今も関西人が大好きな吉本新喜劇の脚本に通じるキャラ設定と物語設定。肉子ちゃんのキャラ設定は全国的な汎用性には欠けるものの一部の関西経験者には強く刺さるものがあるのではないか?アニメとしての仕上りの高さもさすがである。
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