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要は断捨離の話だ。
『物欲がなくすためには、ものを捨てる事。そして、物を買うためだけの労働などしない。私達ミニマリストは物を捨てて、一皮むけて、今はSNSで稼いでいる。つまり、これが新しいアメリカンドリームだ』って言うところだろう。
しかし、断捨離するとは、実は、新たに物欲を起こさせる過程なのである。例えば、テレビを捨ててテレビを見ないとしても、欲望が残っていれば、また、テレビを買う。つまり、新たな物欲を芽ばえさせた事になる。
だから、この映画は市場主義経済の新たなプロバガンダ映画と見るべきだ。
実は僕も断舎利しまくって、テレビもコンピューターも捨てた。しかし、テレビを見たい慾望は払拭された訳では無い。入れ替わるように新しい物を買った。しかし、今回はそれも想定内で、チューナーレスのモニターを購入した。
コンピューターでも、コマーシャルは流れるが、例の団体にお金を払うよりは賢明と考え、アメリカン資本の戦略にどっぷりとつかって、コマーシャルレスにしている。You Tu○○見れれば、日本のテレビなど見れなくても何一つ困らないと僕は感じる。
しかし、ここに登場するミニマリストと言う方々へ物申す。
先ずは、車を捨てるべきでしょ。そして、犬を飼うなど以てのほかと感じたが。
やはり、物欲で身を滅ぼさない為には情操教育の必要性を感じる。金をかけてでも教育を受ける。駄目で時間がないのなら、本や芸術等をたしなむ。その為に一所懸命仕事すれば良いと僕は思う。物を捨てて『欲しがりません!勝つまでは』ってどっかで聞いた事あるでしょ。
本は図書館で借りて読みましょう。映画も図書館で借りられるし、昔の映画で充分と思う。出来れば、You Tub○とU-NEX○(忖度!)で充分さ。