「アンブーリンは彼女の背中を押した。そしてダイアナは雉となった。」スペンサー ダイアナの決意 スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
アンブーリンは彼女の背中を押した。そしてダイアナは雉となった。
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本作はダイアナ・フィーバーに沸く1991年のクリスマスが舞台。
皆に愛されたダイアナ元王妃が一大決心をする3日間を描いた寓話だ。
ダイアナの生家に近いエリザベス女王の私邸サンドリガム・ハウス。
今年もそこでロイヤルファミリーはクリスマスを過ごす。
古くからの高貴な伝統と世間のからの好奇な監視から王権を守るため。
そんな中、「瀕死」の状態のプリセンスがいた。
名前は「ダイアナ・スペンサー」
誰もが知るダイアナ元王妃である。
彼女は溺れかけていた。サンドリガム・ハウスから近いはずの実家も
遠くに感じるほど、苦しみの境地にいた。
王室の古く息苦しいしきたりと夫の不倫に特に苦しんでいた。
3日間とは思えないほどの息苦しくも転機となる時を過ごす
ダイアナはアンブーリンの亡霊の後押しもあり、最後は雉となって息子たちと飛び立った。
雉は綺麗だが頭が悪く、車にも跳ねられやすいそうだ。
ダイアナ元王妃の生き様は正に雉そのものだったのだ。
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