「皆が憧れる、憧れられるとたまったもんじゃない世界」スペンサー ダイアナの決意 sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
皆が憧れる、憧れられるとたまったもんじゃない世界
ダイアナ妃、その短い生涯の中のある転換点の週末
限りなく狭い閉じられた社会の中で案外と性には奔放な夫も含めた貴族の皆さんと、美しさからの自己顕示欲と勉強できない劣等感を拗らせた将来の王妃
基本的人権みたいなテーマを掘り下げだすとこういう、一般人ではないとされるようなたとえば基本名字を持たないみなさんこそが、一番ギリギリなところなんかも
諦めた人は、諦めない人が許せない
自分はあくまで、国民が望む自分であるべきであって、自分が望む自分であるべきではない、っていう設定の破壊力
パパラッチに変なとこ撮られないように侍従が見守るっていうの、監視されてる意味では、当事者にとって実はどっちも同じ
すべてのストレスが溜まりきったなかでダイアナ妃がふっきれる、自分の姓は親から継いだスペンサー、黙って伝統の中に埋もれて、自我を殺してしまうくらいなら、もういっそ
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