「間と表情」スペンサー ダイアナの決意 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
間と表情
この映画は、間と表情の映画だ。
セリフとセリフの間に、ダイアナを演じるクリステン・スチュワートがつくりだす表情が、この映画の緊張感と感情の動きをつくりだしている。
脇を固めるのも、サリー・ホーキンス、ティモシー・スポールなど役者揃い。
まったく知り得ない英国の皇室に入ったダイアナの戸惑いと葛藤を寓話的に象徴的に描き出している。
クリステン・スチュワートの演技が、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことも納得できる作品。
ある意味、彼女の出世作にもなっていくことだろう。
【追記】この映画はフィルムで撮影されているそうです。画に独特の雰囲気があるのはやはりフィルムだからなのか、気のせいなのか…。
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NOBUさんのコメント
2022年10月15日
おはようございます。
caduceasさん。
それは、内緒でお願いします・・。石を投げられます・・。
クリステン・スチュワートのデビュー当時、若かりし頃の家人(ロシア系クオーター)にソックリだったので・・。
けれども、今作は素直に一ファンとしては嬉しかったです。では。