「そろそろ被害者視点から脱却した映画を観たい」アウシュヴィッツ・レポート いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
そろそろ被害者視点から脱却した映画を観たい
第二次世界大戦が終了し、76年が経過している。そろそろ、ホロコーストを被害者視点からではなく、ドイツ人側から見た映画が作られてもいいような気がしている。
極悪非道なドイツ人の監督官がいる。息子が東部戦線で戦死したと知らされ、その怒りをユダヤ人に向けている。息子の戦死に何の関係のないユダヤ人たちを虐待するのかその心情が私には分からない。事実を描いてはいるが、真実は描かれていないと思ってしまう。
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