「ハードで重い…」アウシュヴィッツ・レポート あささんの映画レビュー(感想・評価)
ハードで重い…
あまりの衝撃に言葉を失う。観終わったあとズッシリと重い、そんな感覚だ。
前半50分ほどは収容所での筆舌に尽くし難いほどの恐ろしい行為が映し出される。過激なシーンに少し気持ち悪くなってしまうほど、直視することができなかった場面も幾つかあった。
後半は『命をかけた伝令』を彷彿させるような、二人の逃亡シーン。捕まらないかハラハラドキドキしながら息を呑む。逆さや横向きのカメラワークが新鮮だけど、これってどういう意図の表現なのかしら。
山中での“奇跡的な出来事”と呼べることが12万人の命を救うことに繋がったのかも(あの援助がなければ死んでたよ)。
他の人たちがレビューに書いているように、エンドロールでの音楽の代わりに流れる数々の言葉、ここが最大の見どころかもしれない。
歴史に詳しくないがために多くは語れないけど、二度と繰り返してはいけないし忘れてはいけない、永久に伝えていくべきなんだよね。
もっと歴史を勉強しておけば良かったよ〜。
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