劇場公開日 2021年2月5日

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「4話まで見たけど・・」劇場版 殺意の道程 相川良子さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 4話まで見たけど・・

2025年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

なんとなく予想がついて・・見るのやめた。
いかにもバカリズムっぽい斜め方向からの攻めだけど、バカリズムらしさに囚われすぎてて少ししらけちゃった。なんていうかわけ解んない現代音楽っていうか斬新でしょっていうのが見え隠れする。センスのバカリズムっていうブランドに囚われすぎてないかな。そしてもちろん配役として意図してのことだろうけどバカリズムのなんかクールな済ました演技と相まって鼻につく。
結局途中で見るのやめたけど多分復習しないんでしょ?復習することに冷めちゃうって流れじゃない?冒頭の伏線の復習した後の虚無感にスポット当てるのかな?復習したって満たされないでしょっていう流れ。
もし復習したとしても、こんなのだったらやらなきゃよかったっていう感じじゃない?
わかんないけどなんとなく予想できたし、あまりに心理をズームアップしすぎて冗長であるある感で少し飽きてしまって最後まで見たいっていうモチベが保てなくなった。
バカリズムの普段のネタもそうだけど、ひねくれてるよね。皆があえて目を背ける部分とか意識しない部分を粒立てるっていうか、面白いんだけどそれって結局あるあるでしか無い。
例えばおっさんが死んだ後にエッチなデータが家族に見つかる想像をしてどうしようか悩む終活とか電車で別れて出発するまでの気まずい空気感とかそんなの普通にあるあるだしそれは東京03がやってるコントと同じで「ほじくり返す笑い」っていう感じなんだよね。
もっと自分が経験できない喜怒哀楽を体験したくて映画見る私にはあまりにあるある過ぎて少し退屈だった。バカリズムならもっと正攻法のストーリーも作れるだろうし、わざわざニッチな世界線を攻めなくたっていいのにって思っちゃう。

相川良子
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