「シンプルな設定ながらも見応えあり。」プラットフォーム 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルな設定ながらも見応えあり。
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上の階層の食べ残しが上から降りてくる、というシンプルな設定だが、階層が1ヶ月で変わるということへの恐怖や、そこにいる人間に対する恐怖を描いた作品。
みんなで平等に取り分ければ皆が恐らく飢えないことは分かりつつも、そんなことをできるはずもなく、最下層の人々には全く食事が残らない。この辺は現実世界で裕福な人々と上に苦しむ人々へのメタファーではあるだろうね。
ただ、下層あたりでは死んだ人の肉を食ったり、そもそも殺して食ったりとなかなかにカオスな状況になる。
正直かなりグロいしキモいので、そういうのが苦手な人は無理。俺も無理なのでかなり飛ばし飛ばし見ました。
でも最後まで見たのは最後の結末を知りたかったから。
最後まで食べ物を残せば、管理者である上の人たちへのメッセージになる。それは確かにメッセージになりそう。
ただ、最後に子供を行かせたのは?16歳以下の子供は絶対に入れないようにしてるから?
てか、なんで子供が最下層333にいたのか?そしてなぜ生きてるのか。
その辺が謎すぎて、イマイチピンと来ませんでした。
ま、いいのか?
てか、そもそもあの机に乗って上に行けるなら、みんなそうしてるのでは?
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