「人は "必要なものを必要なだけ" で留めること知っててもやらない」プラットフォーム Mihoさんの映画レビュー(感想・評価)
人は "必要なものを必要なだけ" で留めること知っててもやらない
ストーリーの考え方が面白い。下層にいた人間でも上層に行けば下層を見下ろすものだ。と、実感、絶望する。しかしそれらを覆そうとする人間がいることにもまた納得する。人は "必要なものを必要なだけ" で留めることを学ばなければいけない、しかし飢えを経験した者ですら今のために食らうのだ。そして退屈な人間も今のために食らうのだ。よく考えさせられる。それは日本の食産業を振り返らされる程だった。 題材はすごく面白くバランスも良かったがクライマックスがもっと重くあってほしかった。が、中盤に関しては確実に一生記憶に残る映画だろう。
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