竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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ヒロちゃんスーパーハッカー
このレビューは、他の方と大体同じなので・・
・・大体同じなので、読む意義や価値はそんなに無いのかも(((((((((((っ・ω・)っ???
ーーーーー
そう、脚本です・・。
本作は素晴らしい映画でした、脚本以外は。
本作の映像も音楽も素敵でした、脚本以外は。
俳優さんの声当ても、賛否有るの知ってますが?本作は良かったです、脚本以外は。
スターウォーズの⑦⑧⑨を見た時の気持ち・・。
キャシャーンを見終わった後の気持ち・・。
期待して見た、オーシャンズ8やパリフィックリム②を見た後の、あの独特の感じ・・。
それが本作でも、ジンワリとドンヨリと、観た後に広がります。
『素晴らしい脚本からつまらない映画が出来る事は有る、頻繁にだ。
だが?つまらない脚本から素晴らしい映画が出来る事は無い、稀にも!千に一つにも!絶対に無い!』的な事を言ったのは、スピルバーグだったか?
細田さん。
次は奥寺佐渡子さんを呼び返して欲しい。
よしなに頼む(-人-(-人-)-人-)
美女と野獣の現代バージョンですね
なかなか感動的だったのですが、最後どう解決したのかは不明だったので尻つぼみ感あり。あと、他人の家族より自身のお父さんとの関係の修復が先では?とか思ったり。意外と周りに支えてくれてる人達がたくさん居て良かったね。
デブい
インターネットへのメタファーとそれを打ち破る展開描きたいのはすごく分かるし、結果的に御伽噺になってしまうという点は賛否あっても好きです。
問題はその骨組みの曖昧さ、何故彼女はそれに入れ込むかの引力が弱い。引っ張ってくれないどころか、寄り道だらけです。
もっとベタベタにボーイミーツガールして、力強く助けだしちゃえば良いのに。絵面だけ美女と野獣を借りてそのまま放置とか。
さらに、ネットのメタファなのに仮想空間が魅力的に描けてないのも。歌姫が魅力的だけど、それって動画でも十分なんですよ。あの空間をどんな世界として描きたかったのでしょう。
尺が足らないなら分かるのですが、学園モノや戦闘モノや父親や合唱部も親友さえもモリモリで肥えまくり。義務なのかファンサービスなのか。。
痩せたら凄くかっこいいのに肥りすぎてて輪郭失って、写真加工すると雰囲気イケメンみたいな作品でした。
とにかくファンタジー
映像美、歌唱は圧巻。ただ詰まらなくもなければ面白くもない。
まさに映像美、しかしそれだけ
(ネタばれなしレビュー)
細田守監督の作品で二度目の鑑賞です。
他のレビューと同じレビューになってしまいますがご了承を。映像、音楽のクオリティは本当に素晴らしいものです。迫力と美しさがあり見るものを魅了します。大きな画面で大音量で見るとさらに良いものです。
しかし、それまでです。ストーリーと設定が最悪です。まず、「U」の設定。あれは分身した自分が勝手に動いているのかはたまた操作しているのか。操作しているときの現実世界ではどうなっているのか。VRみたいな世界が映し出されるのでしょうか。
そしてあの城の場所。あれはPCでいうゴミ箱のようなところでしょうか。メタバース世界をモチーフにしているというのにわかりづらくノリと勢いで押している感じがします。とはいえあまりの映像と音楽の美しさに乗り切れそうですがやはり少し引っ掛かります。サマーウォーズ「OZ」のようにもっとしっかりとした設定がないと映画の世界に入り込めません。サマーウォーズでは戦うときOZの格闘ゲームが作動して強制的に格闘が始まってしまうという設定でしたが、この作品ではいきなりBELLによるライブがあったと思ったら謎の正義が竜に襲い掛かるというわけもわからないことがおきていました。しかも、序盤のことです。まだ内容が深くは理解できていない序盤にあのシーンは少し早すぎる気がします。キャラ設定もぐちゃぐちゃで設定のすべてが雑です。
ストーリーもいまいちです。書いてしまうととてつもなく長くなるので端折りますが評価に値しません。
しかし、映像のクオリティと音楽。これはとても評価できます。ストーリーと設定が訳が分からないですが、ラストは完成度の高い映像に涙が少し出そうでした。音楽と映像には凄まじい力が眠っているんだなと感じました。さすが細田さんの作品です。歌はすべて最高でした。映像のクオリティも素晴らしい。イラストで描かれる風景は写真と間違えそうです。リアルでありながらもイラストの良さがはっきりと出ており見るものを圧倒するものでした。
映像と音楽のクオリティの高さに驚きました。しかし、Uやキャラの設定の雑さ、訳のわからないストーリーでせっかくのものが台無しです。サマーウォーズの下位互換といったところです。正直期待外れです。
なかなか私の中「サマーウォーズ」を超えていけない。 サマーウォーズ...
訴えるテーマを細田ワールドでは観やすく料理出来なかったと言う事
現実社会に近いあの世界は批判ばかりで世界を変えようともしないモノたちと表面ばかり取り繕って自分の世界を守るだけのモノたちが混在している。
それこそ皆が本音で生きたら戦争になってしまう…だから皆色々な不満を口にしながら(書き込みながら)生きてる。
ネットの世界なら尚更ストレートに不満をぶつけてくる。
作中にもある水難事故のニュースを見聞きしたら、親でもない第三者が何故単独で救助とか、周りに人が結構いるのに何もしないのは何故?とか、あんな洪水みたくなってるのになんで川で集まってるのとか?あの名も知らぬ子どもの親はどうした!とかって怒ってしまう。
だがその腹立たしさの裏には失った命に対する「何でこんな事で死んでるんだよ!」と言う無念さを素直に出せないから、怒るしかないのだと思う。悲しんでも人は戻らないし、慰めても無関係の第3者が何を言った所で大して響かない。
じゃあどうするんだよ?と言うアンサーがすずの母親やすず自身の行動と言う事になるのだろう。
そういった部分については理解できるし、そのテーマについては観ている人にも伝わってるとは思いたい。
不満はあれだ。
美女と野獣の雰囲気…似せすぎだろ。見た目から髪型、薔薇に階段周り、城…。
14才の声、大人過ぎんかな?とか
変な髪型の助かった子どもどうなった?とか
ベルに付いてた億のフォロワーがリアルすずを認識した後はどうなったとか?
高知からぶっ飛んでいって、都合よく近くに行けて会えるとか出来すぎじゃないとか?
観た人は絶対気になってるよ…
そして取り上げてるテーマは悪くないけど、作品にして共感を得るほどには至らなかった。そもそも解りやすく白黒つくテーマではないし。
作中の歌があんまり印象に残らなかったのも残念。(単に自分に合わないだけかもしれないけど)
どこぞの「ありのままのぉ~♪」ほど流行ないし
、むしろ歌のシーンは「ワタシの歌をきけぇ~」みたいに現実から離れるくらい振り切って恥ずかしいくらいにやってやれば良かったかも(でもマクロスみたいって叩かれそう…)
声優に疑問
細田守は宮崎駿や新海誠にならぶすぐれたアニメ作家だと思っていますが声優の配役には多少疑問がありました。
わたしは田中裕子のエボシ御前や美輪明宏のモロ小林薫のジコ坊、木村拓哉のハウルも倍賞千恵子のソフィーも敬愛していますが、細田守のばあい、声優を専門職としていない人の起用に理念がない感じがするのです。
じっさい未来の星野源やバケモノの染谷将太はへただったと思います。むろん役者がいけないのではなく、あててるキャスティングがいけないと思います。
声の演技は音質からコントロールまでプロフェッショナルがやってこそのものだと思います。専門的訓練を積んでいる声優と役者はかんぜんに別物だと思うのです。
それを承知した上で宮崎駿はプロパー外から配役しました。で、録音時、逐一注文をつけていました。じぶんは前、もののけ姫のレビューにこう書きました。
『昔もののけ姫のメイキングを見たことがあります。今もたぶんネットにあると思います。そこにレコーディングの様子がかなり詳しく撮ってあります。宮崎駿が配役者にいろいろ注文をつけながら声を吹き込む、とても興味深い映像です。おそらくご覧になった方も多いと思います。
その様子はもののけ姫のレジェンダリーなキャラクタライズを裏付けるものでした。
宮崎駿が最終的に納得するセリフは、細かい注文──たとえば「もっと強く」や「もっと弱く」、「ちょっと強すぎる」や「ちょっと弱すぎる」──などによって、調整されます。じっさい、それによって田中裕子のエボシ御前がみごとに創りあげられる行程を目の当たりにすることができます。
でも、宮崎監督は美輪明宏に同様の注文──「強く」とか「弱く」を言いませんでした。美輪明宏はアーチストなのであり、且つ年上です。そのことに対する尊重が、宮崎駿の態度からありありと見えました。乙事主の森繁久弥はもっと上ですが、森繁久弥に対する尊重とは違う尊重だったと思います。
そこで「強く」や「弱く」を使わずにセリフを調整するために、宮崎駿は別の言葉で美輪明宏に注文をつけました。
それが「モロと乙事主が昔好い仲だったことがある」です。私にはその注文が美輪明宏の年功や無二のアーチスト性に配慮した「もっと弱く」だと思えました。
実際には無い裏設定を使って、宮崎駿の理想へと、美輪明宏の声を「操作」したわけです。
この後の宮崎映画においても、これと同等のレコーディングセッションが行われたであろうことは容易に想像できます。だから宮崎駿がたびたびプロパーの声優を使わずに、俳優を充ててくることに、安易さや不審を感じません。方法論として受け容れることができます。
ただし、声優を使わないで、人気俳優などに声を担当させることが、宮崎駿以外のアニメ映画でも、潮流のようになっている気配があります。
やはり、それをするなら、宮崎駿の理想が持っていたような、そうすることの絶対的な根拠が欲しい──
あらためて観て、それを思ったのです。』
本作でもやはり配役に疑問を感じました。主人公からしてふつうにへたでした。聞こえにくさもありました。とうぜんですが声優をつとめた方がいけないのではなく、やっぱりあててるキャスティングがいけないと思います。
この映画のばあい主人公が歌姫の設定ゆえに、プロのシンガーである中村佳穂をあてたと理由づけることができますが、いやいや、主人公が歌姫なら、なおさらプロの声優をあてるのが合理だと思います。いったい歌を兼業している声優がどれだけいることでしょう。わたしならもっとうまくやれたとはぎしりした声優が何十といたにちがいありません。
声優としては素人の中村氏を使うことで、自信のない鈴と、自信に満ちあふれたベルを演じ分けた──と肯定的にみることもできる、かもしれませんが、ぎこちないしゃべりと、リアルなぎこちなさを感じるしゃべりの演技は別物だと思います。
根拠はたとえばゲド戦記の田中裕子です。あんなに素晴らしかったエボシ御前がゲド戦記ではなにを言っているのかさっぱりわかりませんでした。とうぜん田中裕子がいけないわけではありません。もののけ姫の録音風景にあったように声優でない人を使うなら演技に対して詳細な注文が必要ではないでしょうか。それこそが理念だと思うわけです。
また、おおかみこどもの雨と雪の英語吹替版を見たことがありますが、あの(すごくウザい)子どもたちのうるささが気にならずストーリーに入り込め、日本語版よりずっとスッキリした印象でした。
何も知らない素人のわたしが言うのもなんですがアニメをつくっている人がキャラクタの声に無頓着なのが不思議です。もったいなさを感じるのです。なんでこんなにすごいアニメつくっているひとが、雰囲気で声あてちゃうのかなあ──不思議でなりません。
映画は日本の地方の牧歌てきな景色と、華やかでヴィヴィッドな仮想世界が、交互に描かれます。朴訥な高校生ときらびやかなベルが入れ替わり立ち替わり出てきて、絵的にすごいアニメでした。
が、個人的には弱者主張が強すぎると思いました。善悪がたんじゅんすぎる気がします。当初竜は加害者ポジションで登場しますが、話が進み位相をずらしてみると被害者になります。鈴や竜が被害者になってみると、そこからは被害者/弱者主張が臭い感じがしました。ジャスティンなんてただの破壊者です。もっとキャラクターに両義性があってもいいと思いました。
しかし鈴の決意は象徴的でした。わたしは匿名の蓑に隠れていなければ、映画レビューさえ書くことはできません。竜とそばかすの姫はネットとそれをとりまくネット民とをカリカチュアし、その欺瞞とほんとうの勇気を描いていたと思います。
映画は、だれかを守ろうとすることで世界は変わらないけれど世界を変えるのはちいさな優しさから。──を伝えます。さわやかでした。
映像と音楽だけ楽しめる
映像は本当に素晴らしい!Uの世界を描く3DCGシーンも、現実世界を描く2Dシーンも、両方とも本当に高いクオリティでした。
特に3Dシーンは目を張るシーンが沢山ありました。幻想的で煌びやかで、そして音楽と合わさった演出が素晴らしかった。
しかしシナリオが自分には合わなかった。要素が多すぎたんですかね、なんか掘り下げが足りなくて基本的に感情移入しにくかった。
主題はすずの心の成長で軸が母親の死を含めてすずが家族と向き合うこと、そのきっかけがUで歌うこと、までは良いと思うんです。ただUで出会った人を救うって話が出てきちゃったのが話の収拾を難しくしちゃった感じ。
歌を通じてすずが成長する話か、SNSを通じて人を救えるかという話か、どっちかに絞ってくれた方が自分の好みだったかな。
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