竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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音楽と映像美以外には評価できない…ストーリー最悪…
滅茶苦茶なストーリーのせいで途中で映画館抜けたいと思ってしまった…
数点ほど大きく分けて説明したい。
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1. ディズニーのオマージュのせいか? 竜とすずの関係が違和感しかない。
美女と野獣をオマージュしたのは良いが、
今回の細田さんはディズニーに影響され過ぎじゃない?って思った。
そういえば以前は確か、ジブリに影響された時期があったな…
竜と愛している訳でもないのに
途中までの雰囲気はすずが竜を愛してるような雰囲気を出してるし、
そもそも竜を知ってから彼にこだわり始める「すず」の姿が納得いかなかった。
最後は竜と何もないのか?!ってところでショック…
2. 竜だけがどうしてそこまで話題になるのか?
竜が悪者にされてるところも説得力足りないし、
竜の行動よりヤバい本物の犯罪者もUの世界にいっぱいいると思うが、
どうして竜だけ話題になっているのか?
竜が現実で虐待されてる状況は分かるが、
その環境と彼の心の影響で竜自体が強いという設定は良いとして
別に竜の状況は世界で一番酷い訳でもない。
紛争地域で不幸になっている人もいれば、
軍事独裁国家で不幸な人生を過ごしている人、
貧困と犯罪の毎日に晒されている人生だってある。
そういった人がUの世界に、少なくとも10人や100人はいるんだろうが、
どうして竜だけが最強の犯罪者扱いで話題になるのかが不思議…
関係もないスポーツ選手やアーティストまで被害を受けるまで
話題になるのっておかしくない?って思った。
p.s. そもそも竜だけが立派な城を持っていたり、
自分に従っているAI?人?もいる点、色々おかしくないか?
3.Uの世界のシステムが謎…
Uという世界がどういうシステムで回ってるか分からないが、
私たちが良く使うネットのサイトやホームページ、オンラインゲームなど
管理する側が実際にいてサーバーを定期的に管理している。
利用者の情報を守ったり、サーバーが円滑に回れるように管理したり、
ハッキングされないように管理したり、
PCウィルスや法律違反しているものがあるかどうか…
全世界が使うUという巨大な仮想世界である以上、
全世界のハッカーに狙われる可能性も多いし、
悪用される可能性も非常に多い。
犯罪を犯すための連絡手段として使われる可能性だってあるし、
ハッカーによって個人情報が盗まれる、
もしくはアクセスしている住所もバレるかも知れない。
そんな極めてハイリスクなところを国が放置しているとは思えないし、
警察だってサイバー犯罪を対策している。
なのに、警察を気取っているジャスティンという悪党はいるし、
そもそもその悪党のやってることが個人情報漏えいに繋がるから
明らかな犯罪行為を行っている。
それを警察が見逃しているのか?
そのジャスティンが現実で警察の偉い人か?
だとしても世界が絡んでいるからFBIなども絡んでくるから
厄介なことになるだろうし、どういった仕組みなのか滅茶苦茶すぎる…
それと、最初は「ソードアートオンライン」のように
ナーヴギアに近いシステムだと思ったが、どういうシステムなの?(笑)
すずが現実で何か行動をしながら、それと同時にUの世界でも活動できるなんて、
この世界の人間は「ガンダムSEED」の
コーディネーター並みの進化した人類の能力を持っているのかな?
後半の竜を探すシーンで
現実とUの世界で同時に何かをやってる描写があって、
どういう仕組みでUの世界にアクセスしているのか理解に苦しむよ…
ARやVRみたいな世界だとしても、
歌う行為は生の声で歌う必要があるし、
たとえ技術が発展してオーバーテクノロジーだとしても、
人間の意識は同時に2つを完璧に遂行することは出来ない。
だからシステム自体が謎過ぎた…
4. キャラが立体的に見えない
キャラが立体的に見えれば、その分キャラに共感して集中できるが、
どのキャラも担当した役割以上のものが無い。
正直、カミシンとルカちゃんがいなくてもストーリーでそこまで問題がない。
しのぶくんも微妙な役割だし、この役割、このセリフを言うためにだけ出演させた感じ…
序盤ですずと忍くんが手を繋いだことで炎上になるシーンも
タイミング的に色々おかしいし、そこまで炎上になるのも違和感あるし、
周りの生徒たちを炎上にするための装置としてしか考えていない。
カミシンとルカちゃんの出番も全て茶番にしか見えないし…
しのぶくんの幼馴染設定は良いとして、
重要な活躍と言えるほどの役割は何一つ無かった気がする。
竜の父もすずが二人を守ろうと必死になったところで、
何を思って暴力振るうのを止めたのか、
そしてたかがガキ一人にビビるのはおかしくないか?
と納得がいかない展開だ。
子供を虐待する大人が他人のガキを殴ることに躊躇するのもおかしいし、
だと言ってすずが怖い印象でも力が強い訳でもない。
他人のガキに手出したのが怖かったという設定なら、
そもそも顔に傷を付けた時点でビビるはず。
茶番にしか見えなかった展開…
5. 重いテーマを軽く終わらせた。というか、解決させたように見せかけている。
親の虐待問題。決して軽いテーマではない。
アニメや漫画など色々見てるから比較されてしまうが、
「ぼくだけがいない街」という作品では
虐待に対してもっとリアリティもあって重く描かれている。
あの作品が葛藤や虐待による苦しみ、事態の深刻さがより伝わってきた。
なのに、この作品は色々とおかしい。
何の力もない女子高生のすずだけが
虐待を止めに直接東京まで行くのはマジで頭がおかしい…
虐待をしている親は危険な大人だし、何されるか分からない。
場合によっては滅茶苦茶殴られて入院か、
最悪の場合殺されるかもしれない。
そんなところを、すずの友達と合唱隊の大人たちは
すずを一人で行かせるのか?!って思った。
そしてすずの父も正気か?!
合唱隊のおばさんたちから事情を聞いたようだが、
ちゃんとした親が危険な状況を放置するのか?!
父とすずがSMSもしくはラインなどでやり取りするところが出るが、
感動も何もない。狂った親としか思えないシーンだった。
あと、すずが解決したのは何もない。
竜に勇気をあげただけで、根本的な問題は何一つ解決されていない。
なのに東京から帰ってきたすずが
「苦労したけどやったぜ!」的なノリで皆と話す状況があり得ないと思った。
竜はその後どうなったのか、
どう解決したのかを見せてから作品を終わらせるべきだろうに、
そこは観客の想像に任せるのかよ?!
「こんなふざけたストーリーで、よく企画が通ったな…!」って思ってしまった。
それなら虐待のように複雑な問題を取り扱うのではなく、
より簡単に解決できる問題に設定した方が良かったよ…
決して軽く見る問題ではない。
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ここまで見ると、私の中では正直最悪の作品だった。
ただ驚いたのはライブシーンの演出と音楽、そしてCGモデルだった。
ライブの演出パフォーマンスは映画館で見た影響もあるのか、
本物のライブが目の前で繰り広げられているような、
圧倒した迫力と舞台演出だった。
そして曲自体も凄かったし、歌手の実力も半端ない。
正に感動そのものだった。
そして日本のCGモデル技術に感動した。
ディズニー寄りのCGモデルではあったが、
それでも日本アニメ風の印象も残っていたし、
違和感が全然ないモデルだった。
普通に魅力あるキャラで可愛いと思ったので、
CG技術の可能性を感じた。
そしてアニメーションの動きもかなり丁寧で自然な動きになっていた。
作画アニメにかなり近い雰囲気を出していたので、凄い感動した。
長文になってしまったが、
総評価すると「1点」だ。
演出・音楽・CG技術が無かったら
0.5点になるところだったが、
あの3点が非常に良かったので一応1点にした。
キャラとストーリーは本当に最悪で、
色々残念な作品だった。
演出と音楽だけが記憶に残るという点で考えると、
個人的には、まるで「ギルティクラウン」というアニメのような印象だった。
どうした細田守監督
冒頭の5分
…は素晴らしかった。
ベルの歌唱シーン。現実とは離れたUの世界、楽曲と映像美の迫力に引き込まれたけれど、ストーリー構成としては展開が早く、全体的にぼんやりしている印象。違和感が残り、共感できるポイントが分からないまま終わった。
主人公と幼馴染、クラスメイトの恋愛に関しては内容と結びつかないし、いつの間にかベルの正体が知られている。父親との関係性もあっさり解消され、東京に住む兄弟の居場所も簡単に特定できてしまう。詰め込んだ描写を少し削るなり、ストーリーをもっと掘り下げてほしかった。
仮想空間の音楽と映像に全振りしているイメージ。
ベルのキャラデザはとても良かった。
圧倒的音楽と映像美◎ ストーリー✖︎ じっくり感想
細田監督の作品は欠かさず見てきましたが、今作はサマーウォーズと同じ仮想現実をテーマに扱った作品という事でワクワクしながら鑑賞させて頂きました。
…圧倒されました。CG技術と背景美術が組み合わさった映像美は言うまでも無いですが、OZのようなキャラクターの個性を全面に押し出したハチャメチャな感じと、浮遊する近未来都市?のような精細かつリアルな空間が融合していて、とても新鮮な感覚でした。
あと個人的にテーマ曲のUにどハマりしました。キャッチーなドラムスのイントロから始まるのですが、映画の冒頭で流れ出した途端、自分もUに入り込んだ気分になり、とても観ていて高揚感がありました。歌と映像で世界観に引き込む感覚はミュージカル映画に近いと感じました。
映像と音楽は◎!…なのですが、設定や世界観の説明が不足しているように感じます。
・U→身体に装着したデバイスを通して接続可能な仮想現実
・AS→Uのアバター。自分の内なる個性?欲求?痛み?を引き出して具現化する。生体情報と紐付けされているため、アンベイル(身バレ)される危険もある。
・一応、仮想世界上でも犯罪は起こるらしく、警察が居る。
…らしいのですが、この設定を理解するのに割と時間がかかりました。一応、近未来を想定した設定だと思うのですが、一方で現実世界の設定は、ほぼ今のままなので、ちぐはぐ感は否めませんでした。
特に気になったのは、アンベイルの権限を持ってるオッサンが、中身は喋ったら一発で分かる極悪人と言う点で、セキュリティ甘すぎ!と思わず突っ込んでしまいました(笑) その辺が、逆にリアリティある仮想現実という設定を求めていただけに少し安っぽく感じる部分でした。
あとは、すずが自らアンベイルするシーンですよね。顔とか生体情報って最大の個人情報な筈なのに、しのぶくんは「自分の正体を晒けだせ」とか云々言ってて、すずのリスク考えたら他人がとやかく言うのは絶対におかしい、と思ったり(笑)
でも一番残念だったのは、やっぱりストーリーだと思います。というより、伝えたい内容に対して圧倒的に尺が足りてないのでは?と思いました。
具体的に、
・なぜすずは顔も名前も知らない龍にそこまで入れ込むのか。水難事故で顔も名前も知らない子供を助ける母親の背中に突き動かされたのは分かったけど、何か腑に落ちない。仮想空間での龍があまり魅力的では無かったからかもしれません。
・なぜ周りの人間は彼女がbelleであることに気がついたのか。現実のすずの周りの人間のASはヒロちゃん以外ほぼ登場しないし、いつの間にか実はbelleだと知ってたアピールをしだしたので、なんで???となった。
・なぜすずはたった1人で現実世界の彼(龍)のもとに向かおうとしたのか。冷静にあんな暴力を振るう父親を見ていたはずなのに何故周りの人間(特に大人)は彼女が1人で向かうのを傍観してたのか。一部始終を見ていたはずなのに駅前で送り届けてバイバイは単純に無責任に感じました。(実際に怪我してるし!!)
…このように、大人が大人として存在していないので、「信用できない大人」みたいな監督の固定観念が裏にあるのでは?と勘ぐったり。
と、色々突っ込みどころは多かったですが、僕個人としては概ね満足です。細田守監督の新しい挑戦が見れたところが一番の評価できるポイントでした。見たことのないものを創ろうという気迫を画面から感じました。
ただ、この2時間のコンテンツが映像作品ではなく、テーマやメッセージを持った作品として見る価値のあるものなのかは疑問でした。本作で扱ったテーマをきちんと回収するには、最低でもアニメ1クールぐらいの尺が必要なのでは?というのが正直な感想です…(笑)
個人的に評価が高かった点
今回の映画は、良かった点が2つあると思います。
一つめは、他の方もおっしゃる通り、音楽です。
一つの映画にしては、楽曲の数が多いですし、歌うシーンは、映像美と歌声、音楽総合的に素晴らしい作品でした。
最大の山場である、鈴が自分自身で歌うシーンは、正直よく分かっていませんでしたが、うるっとくるぐらいに。
もう一つは、細部へのこだわりです。
鈴が、高知県から東京に向かうシーンで、乗っていたバスは非常に細かく再現されていました。あれは、JR四国バスですね。私もよくそれで帰省するので、これはと思いました。
まぁ、めっちゃわかる人は少ないネタでしょうが。
ただ、これらの素晴らしい点を差し置いても、ストーリーや登場人物にツッコミを入れたくなるシーンが多すぎました。まぁ、この点に関しては、他の方が仰る通りです。
映像きれい
びっくり
映像が綺麗でした。
内容に関して、有名になった細田監督だから面白い!とは言いたくないので正直なところ…
恋愛なのか友情なのか歌なのか知らない人にも手を差し伸べる大切さなのか。わからなかった…。伏線なのかな?と思うところがいくつかあったけど、全てモヤモヤしたまま。CMで流れる歌についてはスタートに一度流れて終わりだったのが個人的にもう一回歌って欲しかったなって思いました。
本質でぶつかっていく勇気
ひどいよひどいよー
見知らぬ誰かを大切に思う心
ネットで匿名で、リアルな自分ではない姿で、世界のどこかにいる見知らぬ誰かと出会うことができる。
リアルな世界でリアルに会っている人同士でさえ、お互いに全てを知っているわけじゃない。心を通じ合せている人なんて、本当はごくわずか。
ヒロちゃんの毒舌に納得する。
ネットでは匿名だからこそ、リアルではしないようなことをすることができて、人を傷つけたり、癒やしたりできる。
自分の姿じゃなく、理想の自分にもなれる。
すずちゃんのお母さんは、見知らぬ女の子を助けて死んだ。
すずちゃんも、ほぼ見知らぬ男の子たちを助ける。ずっとお母さんを理解できずに苦しんでいたけど、自分で体験して初めて理解できた。
自分の居場所を感じられないまま生きて行くのは苦しい。
ベルが竜のことが気になったのは、居場所のないリアルな自分と竜が重なったからじゃないのかな。
ネットの仮想世界で、リアルに出会うよりも沢山の人に出会えるからこそ、見知らぬ誰かを大切に思う心を持ってほしい、というふうに感じた。
細田監督の映画は2回観てから納得する
凄く良かった
万人向けにみえて観る人を選ぶ作品。
現実的に見えて非常に非現実的な世界観で、
物語が進行する程に、よりアニメらしさが強調され、
人物相関や物語の展開・構成に整合性が欠けたような部分が多くなる。
なので、
細かく事を考える人、論理的思考が先行する人には向かないかもしれない。
しかし、ソレを許容できたり、逆に感覚的にものを捉える人には刺さると思う。
また、
非常に『間』を重視したつくりになっているので、人によってはその部分が退屈に感じると思う。
ただ、
作品全体としての出来は非常に良く、
特に映像面では、作画の細かさや2Ⅾ・3Ⅾの振り分けだったり、端々に『これは凄い手が掛かってる』と思わせる要素が多々ある。コレだけで満足する人も居るはず。
個人的には、全体的に各部の掘り下げが不十分に感じる(というか、主に序盤において局部的に細やかな描写をしておいて、進むにつれて大味になる事によるギャップ?)なかで、特に主人公『Belle』の楽曲については、曲数を増やしてガンガン推し込んで、もっと強烈なフラグにしても良かったと思う。
スレた思考で観ると、破綻寸前でギリギリ全体像を保った作品にみえてしまうけれど、
感覚的で、よりピュアな人であればある程に、心に響く名作となる可能性がある作品だと思う。
IMAXレーザーGT鑑賞で感動!!
★総評。
全体的に曲がすばらしくて、心を揺さぶられます!!
そのままに、目の前にいる引っ込み思案でぶっきらぼうだけど寂しがり屋さんな女子高生を応援したくなる。
…そんな優しい作品。
ロジカルに観ると、そりゃ…
いろいろツッコミあると思います。
でも…
そういうのを全部チャラに出来るくらいの力を秘めてる作品でもあります。
この作品に内包されてる
全員が【いい映画にしよう!】と頑張ってるエネルギーまでもをひとつの映画として、潜在能力を表現できる【U】のシステムの如く
正面から受け止めると…
本気の涙が…
そのベルの歌声から
すずの歌声から、心を鷲掴みにされ溢れてきました。
【コングvsゴジラ】よりずっと感動しました!!
これ!感覚人間なエモーショナルな方には是非とも音と映像を浴びれるIMAXで鑑賞することをオススメします。
他の人の事をいっぱい感じられる人なら、恐らく感動できる作品だと思います♪
?????
最後虐待現場を見た大人が女子高生を最寄駅まで送り届けるだけで実際に現場に行かないところなどよく分からない点が多すぎて途中から冷めてしまった。美女と野獣を意識しているのは感じた。噛ませ役も弱すぎてウーン。
中途半端
サマウォやウォーゲームの映像好きなら見てもいいかも
一言で言えば映像と音楽は良い、ストーリーは面白くない。
以下長文ネタバレ
映像についてはサマーウォーズやぼくらのウォーゲームをいい感じにリスペクトされてて良いです
ただストーリーについては以下ような複数な軸のストーリーが絡み合っており、またそれらが最終的に結束するかと言われるとそうではなく結局まとまらないのでモヤモヤします。
- 幼い子頃のトラウマとクラス内のヒエラルキーによるいじめ
- 幼馴染との恋愛
- ゲームとリアル
- 親子のDV問題
特に主人公のタイトルにもある竜と主人公の心理描写がよくわからず、なぜ主人公が竜と関わり合いになりたいのかという明確な理由がないままストーリーが進行し、それ以外の軸のストーリーも進んでいくので結構置いてけぼりにされます。
また、美女と野獣のリスペクトも激しいですが、上記の通りストーリーの主軸がぶれているので美女と野獣の切り貼り映像にも見えるかもしれません...
最後にこの映画のクライマックスですが、どこがクライマックスなのかよくわかりません...これはストーリーが複数ある関係上悪役がストーリーごとに存在しているのが原因なのですが、このせいで盛り上がりに欠けます...というかどこで盛り上がったらいいのかがわからないですね...
映画の中に入りたかった
映像美と歌を全身で感じるぞ!と思い、前の方の席で見ました。歌声はとても感動しましたし、映像はサマーウォーズの時より遥かに密度が高くて、壮大で、台詞を聞き逃すくらい映像の細部に目がいってしまいました。
ストーリーに関しては期待値をあえて下げて行ったのですが、やはり「ん?」と違和感を覚えてしまうところがちょくちょくあり、画面に引き込まれそうになってもその違和感で自分の思考に戻ってしまいあまり集中できず…もったいなかったです。あの世界観に自分の意識が入り込めたらすごく楽しかったんだろうな…と思いました。(結局グッと入れたのは後半の歌のシーンの一部だけだったかも)
(あと歌声、感動して泣きそうになるんですけど、映画の中の人たちがそれ聴いて感動して泣いてるとなんか冷めるのでそれも引き戻されポイントでした)
0.5も付けたくない
最高の劇中歌や仮想世界のデザインなどがありながらストーリーがカスすぎる…大丈夫?何かあったの??虐待を受けてた男の子二人に救いは無いの?あの家に置いてってるの馬鹿なの?助けてが無意味だったから何も変わらなかったんだろ??
キャラクターの必要性、ストーリーとの繋がりが一切感じられない。物語において登場人物って、その世界や物語の中の何かを象徴するものであったり、何かを大きく変える存在なんじゃないの?主人公が終始ウジウジしていて見ていて胸糞が悪かったし、幼なじみのイケメンとカヌー部男子は何を伝えるためのキャラクターなんだ?イケメンは背中を押すだけの存在なら、竜男を出すのに恋愛感情をお互いに持たせる必要は何?ルカさんとカヌー部男子の関係も何を伝えたいの?母親が勝手に死ぬのも分からないし、主人公が父親を避けるのも分からない。合唱ババアはモブだろあんなの、、、
あんだけキレ散らかした竜にヒヨってた主人公も、抱きしめられただけで落ちる竜もちょろ過ぎんだろ、もっと難航しろよ??そもそもライブ会場で竜に興味を抱く主人公も意味がわからない、何か主人公にとって大きな発見もないしイベントも発生してないのに何が「彼は誰?」
だよ。なんで歌うとぽわぽわ光るの?もう感想書くのしんどいし誰も見ないだろうから切り上げるけど、これが評価されるなんてみんな普段どんな映画見てんの?脚本のどこに良さがあるのか教えて欲しい、話多すぎ、伏線張りまくり、キーポイント匂わせが多すぎ、何も救えてない癖に主人公が前向きなってんのキモすぎ。
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