竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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同じシーンの使い回しが多い
映像は綺麗でしたが脚本はなかなかご都合主義の糞脚本でした。
まずびっくりしたのがベルが一回歌っただけで即人気者の歌姫になったこと。そして歌うシーンも曲も少ない。赤いドレスから花が散るシーンは3回も繰り返し使ってました。
ドームでのライブを中断されたらしいですがドームでやっていたことといえばくじらと戯れていただけ。いや歌えよ…製作側の曲数足りなかったのかな。ドームのライブでどんな歌歌うか楽しみにしていたのに。
全然ベルが活躍してる様子が描かれてないのにいきなりドームでライブとか言われてもハア?って感じでした。赤いドレスでくじらの上で歌ってた場面以外にももうちょっと衣装変えや歌唱シーンはあった方がいいと思った。
あとアバターはキャンセル可だからあの男の子は竜のアバターキャンセルすれば良かったのでは。というか竜醜いか?あの外見でそんなに嫌われるのが不思議。
虐待されてる子供を助けにいく主人公を送り出す大人たちにもびっくりです。ついていけば良くない?一緒に行けない理由も言わないし。意味が分からない。
脚本で良かったところは美女と野獣をパロディにしてるところかな。
サマーウォーズが好きなので期待していたけどいまいちでした。
でも映像は綺麗だったので星3で。
楽しみにしていたのに残念
まっすぐ伝えたいことに進んでいくストーリーに感じなかった。必要か?と思うところもいくつもあったし無理やりな所も多かった。家族愛や恋愛、友情など詰め込みすぎて描ききれていないように感じた。
すずが女子から目の敵にされる所で急に出てきたゲームは何なのかも分からなかったし、秘密の薔薇の1片でどのように見つけ出したのか、なぜヒロちゃんは豪邸だったのか、ベルが来る以前に人気だった歌手(名前忘れた)やジャスティンの中身は誰なのかもあれだけ個人を特定するなら出しても良かったと思う。カミシンのカヌーも繋がりがないし景色を描いているだけで高知感もなかった。
予告でも感じていたが中村さんの声優がひどかった。歌声は本当に完璧で惹き込まれたが声優が状況に合っていない声だったり大きさだったりで棒読み感が否めず話が頭に入ってこなかった。歌声で選んだならしょうがないとは思うがもう少し指導した方が良かったのでは。
だが歌声、歌、映像は綺麗でとても楽しかったし児童虐待まで描いているところやすずがUに参加する場面は凄いなと思った。
最初と最後はとても良かった
細田守✖︎ディズニー?ネットワーク✖︎人間の闇
最初に一言でいうなら自分は決して嫌いではないです。
細田守にあった【僕らのウォーゲーム】、【サマーウォーズ】のネットワーク、人の顔が見えなくても人との繋がりが見え
【おおかみ子どもの雨と雪】、【未来のミライ】などの人と人の生活などがあり今までの細田ワールドがミックスされた作品だと思います。
ですが、少し駆け足過ぎた感があり人によっては置いてかれ感が出そうな気がしました。
作品としてはネットワークによる人の意識のない悪意や善意、学校生活にある見えないルールなどうまい表現はありました。
ならば、主人公の人に対する恐怖心をもっと描くべきだったしベルとしてネットでその心が解れる所をもっと描くべきだったのではないかとも思いました。
今回、主人公が心を閉ざしたきっかけは母親の死からかもしれませんがその辺りから表現と主人公のリアルでの人間関係が少しあっさり過ぎたような気がしました。
コレならサマーウォーズの方がいいと冴え思います。
ですが、前回の未来のミライよりはいいです。
出来れば次回ではネットワーク✖︎リアルの人間関係を主軸とした話をもう少し見てみたいと思いました。
中村佳穂のライブに行こう!
他の皆さんが言われてる通り、声優さんと歌と映像が素晴らしかった。理屈抜きでは感動ものです。
ただ、理屈を追ってしまうとね。。。あまりに設定も展開もキャラの動きも腑に落ちないものが多い。突っ込みどころが多すぎて、首を傾げまくりでした笑。こんなの初めてでした。
もう少しいらないところをカットして、色々深ぼったり、伏線見せて欲しかったなーと思わざるを得ない残念な映画って感じです。
ただ、歌声や映像美は気持ちいいし、声優さんもエンドクレジット見て「えー、あの人が!」と思えるくらい上手でした。
次も見ますが、時かけとサマーウォーズくらいなものを皆は期待してるよ!細田さんっ!って感じ。クリエイターは大変なんでしょうがね。
中村佳穂の歌声はIMAXで聞いたほうがいいです。いい意味で人の歌とは思えなかったです笑。
おもしろそうな雰囲気が漂うミュージックビデオ
久しぶりの細田守監督作品ということで、期待と不安が半々での鑑賞。前作の「未来のミライ」はかなり残念な出来ばえではありましたが、それよりは本作のほうがおもしろかったです。
ストーリーは、幼い頃に母を亡くして以来、何事にも自信を失い、父ともぎくしゃくしていたスズが、仮想空間「U」の中で出会った竜との触れ合いや、現実世界の友達との交流を通して、力強く一歩を踏み出すというもの。主人公スズの成長物語をメインに、友情、恋愛、親子愛を絡め、仮想空間の可能性、虐待などの社会問題も描いています。
最も印象的だったのは、映像と音楽。各キャラは、やわらかくて豊かな表情の変化やコミカルな動きで、本当にいきいきと描かれています。舞台となる高知の自然も美しく叙情的に描かれ、日本の原風景を見るようでノスタルジックな気分に浸れます。そして圧巻だったのは、ベルの登場シーンやクライマックスシーン。本作では歌が大きな意味を持つのですが、中村佳穂さんの歌声と仮想空間の映像との融合はすばらしかったです。通常スクリーンで鑑賞したのですが、このシーンだけはIMAXで観たかったです。
と、ここまでは良い点を挙げてきましたが、不満点もそれなりにあります。まずは、ストーリー。現実の閉塞感から仮想空間で自分を開放するところまではいいのですが、そこから竜の正体にこだわっていく展開が、イマイチ腑に落ちませんでした。さらに言えば、竜の背景にあるヘビーな問題も、あえてスズに解決させる必要があったのでしょうか。ていうか、解決してなくないですか? あと、父との関係修復はできたっぽいですが、それ以前にその経緯の描写が不足していて、感動に至りませんでした。シノブくんとの関係も友達の恋愛も、描き方が中途半端な感じがして、スズの変容に大きく絡んできたようには見えませんでした。
また、各キャラの変容がいささか急すぎたり、行動に一貫性がなかったりして、違和感を覚える部分が少なくなかったです。例えば、ベルと竜との急接近、竜の正体へのこだわり、一人で遠距離移動するスズを見送るだけの周辺人物、スズに対峙した途端にひるむ虐待男など。ラストは、「他人のために命を落とした母を理解できなかったスズが、名前も知らない竜のためになりふり構わず行動するようになった」という対比を描きたかったのでしょう。そのねらいは理解しますが、それでもスズの行動は理解できません。見ている者に納得させるだけの描写がなかったのが残念です。
他にも、竜の住所の特定、無策で訪れた後の奇跡的な路上での出会い、逆にあれこれ特定されたであろうスズのその後の生活など、気になることか多かったです。あれこれと内容を盛り込みすぎて、ストーリーの中で消化しきれなかったような印象を受けました。結果として、おもしろそうな雰囲気が漂うミュージックビデオといった感じの作品になってしまったのは、なんとももったいない話です。
私が求めるのはド田舎の青春物語
★この映画の舞台がほぼバーチャル世界。夏の田舎を生かしきれていない。
★見たいのは、児童虐待を解決する話ではない。田舎の青春物語。((なぜ途中から社会派映画にした?w))
仮想世界が主体になり過ぎて、舞台を田舎にする必要があまり感じられなかった。それゆえ、夏ならではの爽快感を感じられなかった。また細田守監督の作品は、田舎の夏の自然の表現が素晴らしい所が長所だと思う。しかし、今回の作品はあまり田舎の自然が描写されていなかった点が残念に感じた。
しかも、もっとラブコメ要素を入れればいいのに、中途半端でモヤモヤした。
さらに、家族関係の問題も中途半端だった。←描写が足りなすぎる説明不足感が否めない。
それに加えて、仮想世界だからなのか、ご都合主義が多くて感情移入出来なかった。
【良かった点】
グラフィックと音楽がめちゃくちゃ良い!!声優も良かった。忍くんがかっこよかった!!もっと話に出て欲しかった。(ヒーロー的存在が全然話に絡んで来ないのは残念だった)
優しくあれ‼️人を助けよう‼️思うけど、映画の品質は低いですね‼️❓
もう一つのサマーウォーズあるいは細田版美女と野獣
オープニング、色を赤にすればサマーウォーズ?
Uの世界にようこそ。
仮想世界であるUの世界が描かれてない。アバターがふわふわ浮遊してるだけです。この世界では何ができるの。やり直せる世界?他のアバターは変わった形で、ベルのような姿はあまりいないのはなぜ?
サマーウォーズと同じくくじらが泳いでる。好きだね。
そして現実世界、土佐弁じゃないのね。声優陣も棒読みが多く感じる。
河原を歩く姿、時かけで見たな(未来で待ってる)。
鈴がUの世界でいきなり歌い出してあっという間に人気者に。Uの世界がきっちり描かれていないから、都合よすぎに感じる。
なんで鈴は現実世界で歌えないの?子供の時の母親との交わりでキーボードに触れるが、歌がすごく好きになると言うような表現にまでは行ってないと思う。本当は歌いたいらしいが全く説明不足。
原作、脚本、全部ひとりでやってるから過去作品と同じような世界観になるよね。時かけとサマーウォーズに美女と野獣を入れて作った作品だね。なんで複数の人で脚本を練らないのかなあ。
最初、野獣はお身内の方かと思ってたからそこはビックリ。でもね、世界50億のUの世界なのになんで野獣の家はそこなの?
後半の鈴(ベル)の歌うシーンは良かった。静かに感動の波がきました。涙が流れたよ。
原作、脚本甘々でした。現実世界の「野獣」の救出はあれで良いの?1人で行ったのになんで彼は「見ていた」って言うの?ネットで中継されてたのか?
「野獣」の正体が判明してからの主人公やその他の登場人物の行動にはかなり無理があると思う。また、彼らとまさか外で出会うとは驚いた。
無事地元に帰ってきて、いったい何が解決したのか。
でも歌は良かった。鈴の歌を聴くためだけにもう一回観に行きたいね。
ストーリーを真面目に追うと「?」だらけになる。
ネットの匿名性と自由、残虐性、現実社会の虐待は同一か?
エンドロールも盛り上がりに欠けるぞ。
沢山テレビ局の名前が出てきたから、エンドロールはカットされる想定でこうなったのかな。
救われた空間から現実の救済劇へ
全体を通して「何これ?」と引っかかる
元々細田監督の作品は全て観るくらい好きな監督なのだが、映画館で予告を観て一目惚れしてからずっと公開日を待ち望んでいただけに、とても残念な映画だったなぁ…と。
歌も映像も本当に美麗で素晴らしいのだけど肝心のストーリーに引っかかるところが多すぎる。
序盤のUでのライブシーンはずっとワクワクしっぱなしでこの時点では観て良かったと思えた。しかし途中から、なぜ初対面の竜にそんな興味持つの?と疑問に感じ、美女と野獣オマージュのシーンも何これ?って感じで自分は何を見せられているんだ…と複雑な感情になってしまった。
挙句の果てに、ラストの竜のオリジンを見つけ出すシーンと東京にすず1人で向かいに行くシーン、あそこ普通女子高生1人で行かせないだろとか何で皆それに対して何の疑問も抱かないの?とかツッコミどころ満載で全く頭に入ってこなかった。
すずとお父さんとの関係性についても、2人の間にある背景について自分で何となく補完できるとは言えあまりにも投げやりで雑だったなぁと感じた。細田監督はこの辺の家族愛については丁寧に描くイメージがあったのでとても残念だった。
とは言え良いところはもちろんあり、先程も書いた通りベルの歌声は圧倒的なもので、作画も半端ないクオリティなのでこれは劇場で見る価値はあるかと。
細田監督の作品は好きなので次回作に期待したいところ。
お願いだから細田さんは脚本を手放して
ああやっぱり。
竜とそばかすの姫のエンドクレジット最後をみて悲しくなった。監督・脚本細田守の文字。細田さんは脚本向いてないよ。みんなが観たい「時かけ」も「サマーウォーズ」もプロの脚本家が入っている。僕が「竜とそばかす」を観に行ったのも、どちらかといえば「時かけ」や「サマーウォーズ」のような作品が見たかったのであって、細田さん脚本の映画が見たかったわけではない。「バケモノの子」や「未来のミライ」でも同じ感想をもった。もうあなたが脚本を書くなら細田作品は見ないかもしれない。本当にアニメが好きなのにこのような感想を抱くことになってしまって悲しい。
細田さんが「脚本をやらせてくれないなら監督もしない」と言い張っているのなら、幸か不幸か売れてしまう細田作品を作ってもらうためにも、プロデューサーは細田さんに脚本もやらせるだろう。そしてより多くの人に観てもらうべく、まるで国民的夏映画といわんばかりに宣伝もするだろう。しかし誰がどうみても脚本だけがおかしいこの劇場版アニメは国民的なんかではなく、ごく個人的な、細田さんが原作脚本監督でやりたいですというだけのアニメだ。本当に作品をいいものにしたいのなら、脚本の座を明け渡すべきなのに、あくまでも細田さんは脚本を手放さない。作品をいいものにすることではなく、細田さんが脚本をやることのほうが優先なんだ、この映画は。
そういう独りよがりもあっていいと思うけど、これだけの映像スタッフ、音楽スタッフがそろっていながら脚本だけがひどいというのは頭のないダビデ像のようだと思った。この映画の素晴らしさは音楽であり、U世界のデザインであり、画期的な2Dと3Dとの融合であり、高知の美しい自然であり、そのすべては細田さんの持ち物ではない。唯一持ち寄った脚本はこの作品をあらぬところへ導いた。
全スタッフとアニメ好きのためにもこの作品に星1はつけられないから星3にした。
悔しい、悔しいよ、脚本さえよければ‼︎
いい話
細田守の映画は全部見てるわけではないので深くは言いませんが細かい所を見てしまうとなんでそうなるのとかありえないでしょって考えてしまう事が多かったので割り切って見るしかないですね笑
個人的にはすずがバスの中で父親とメールするシーンでうるっと来ました。話の内容を父子家庭や虐待など取り入れたのは深みが出て個人的にすきでした。すずがお母さんと同じような誰かを救うために行動する(成長する)様子なんかも良かったです。
ただ美女と野獣感が半端ない笑劇中歌をよく歌うので映画館で見るべき作品ですね!
ミュージカルではないけれど
脚本にものすごく問題があると感じます。
でも、Belleが歌唱するシーンでエモーションをつかまれてしまいました。
歌をテーマにした映画としてはそれだけで良いのではないか?とも感じます。
アナと雪の女王のLet it goのように彼女が輝けばよいのですから。
とはいうものの、どこかで見たようなシーンの連続には食傷してしまいます。
いつものようにクジラが舞い潮を噴き、目にも止まらないパンチのアクション。コメントの乱打。ウィンドウが一斉に開くシーンも何度あったか。
主人公がどうして歌えなくなったのか、父娘の関係の原因、出す意味あったのかママさんコーラス・・・。
実力のある脚本家が参加していれば90分くらいで無駄ない映画になったのではないか・・・もしかしたら再編集だけでももっと観やすくなっていたのではなんて感じました。
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