竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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美女と野獣
オマージュ?
じじいは早起きなので、朝4時には休日でも目が覚める。
だから、昼食を摂るとよく眠くなってしまう。
前半は冗長でウトウトしてしまった。
展開が遅い上に声優(俳優)陣が棒読み。
また、最も重要なヒロインの歌がそれほどではない、心に染みない。
台詞もひときわ棒読み。
これは外れだね!とおもった。
だが、ラストに向けて徐々に盛り上がり、
ヒロインが実態を明かしてからの歌、
それまでのBellとしてとは全く違う歌声、心に深く染み入った。
歌い分けたのか(だとしたらすごすぎる)、音響効果なのかは不明だが、
一気に盛り上がった。
孤独なヒロインとそれを取り巻く数少ない人々の思いが一気に押し寄せた。
特に、ヒロイン、母、そして寡黙な父の思いに涙が流れた。
とりわけ、自身と比較して父の立ち位置には心が痛んだ。
妻を失った大きなダメージに加え、打ち解けない娘にどれだけ辛い思いをしたことだろう。
合唱団のおばさまたちも魅力的だった。
細田監督の描く女性たちはいつも凜としてかっこいい。
こんなおばさまたちのようなじじいになりたいもの。
前半ウトウトしていても、後半だけで十二分に盛り返せる映画。
若いって本当に可能性に満ちあふれている。
作品の纏まり
仮想現実での出来事を通じて、現実の主人公が成長していく物語。
仮想現実の描写や、音響が素晴らしく、映画館で観てよかったと思える作品。
ただ、ミュージカル的な主人公の歌声の美しさに重きを置きたいのか、仮想現実の描写に重きを置きたいのか、恋愛に重きを置きたいのか、主人公と両親の関係に重きを置きたいのか、人の優しさに重きを置きたいのか、のバランスがチグハグな印象を受けた。
ただ、本作品のテーマの芯が分からずとも、その美しいグラフィックと音響を体感すると、そのチグハグさなどどうでもよくて、むしろハッキリさせないことで余韻を持たせているのではないか、と考えさせられる作品であった。
何にせよ、観るなら映画館で観て欲しい作品。
映像や演出、音楽は最高!
他のレビューでもある通りストーリーはイマイチ。
話の流れが飛び飛びだし、繋がりがわかりづらい。
Uといういわゆるインターネット上の世界だと絶大な影響力を発揮していたり、壮大だったりしているのに、リアルでは女子学生等身大の物語。
リアルの姿をUで見せる場面になった時の親友の発言が少し悲しくなった。親友なのにダメダメな主人公が変わろうとしているところにブレーキをかけさせようとする発言など、あまり信頼というか信用されてない。親友なら発破をかけるくらいで丁度いいんじゃないだろうか。
ベルとして大成した結果をそう言う能力があなたにはあったんだ、的なこと言っていたような?
最後の2人のお父さんに立ち向かう姿はUの中での器を垣間見せたけど、当たり前といえば当たり前。ネット上とはいえあれだけの人数の視線などを受け止め切れる器がある子が自分の子供に怒り散らしている小さい大人に胆力で負けるはずがない。
震えてるだとか、言ってる作中の視聴者もいたけど、歌は震えてるようには聞こえなかった。少しずつ迫力を増していった印象。
リアルと仮想の違いを表現したかったのかもしれないけど、Uの中での壮大なライブの後だとリアルのしょぼさが浮き彫りになってしまっていて、拍子抜けしてしまったところが残念。Uの中での歌で感動させたまま終わって欲しかった。
映像が奇麗!
うーん
納得3:7違和感
映像美に惹かれて観に行きました。
歌唱シーンに使われる楽曲としてならば合格点ですが、1億2億のユーザーの共感を得られるほどの何かは無いと思います。なんなら歌ってみたをアップしているニコ動の方々の方がクオリティが高いほど。
でも、全世界的な観点で見ればそういうマクロな歌姫の周りを固めるスタッフはそもそも凄まじいわけで、無銘の歌姫がポンポンとのし上がるものかどうか、その先は判るよね?仮想空間でなら広がるのか?何年でそうなったの?経費はどうした?いつの間に練習したの?サイバースペースの現在形とそのユーザー達の関係性を都合の良い方向へ曲げ過ぎてないか?
まあ、四国の山中へ聖地巡礼を招致しようという功績は認めます。
ストーリーの矛盾の多さはダメダメだけど、優しい世界のお話としてなら綺麗だからヨシ。
蛇足
文字になった小説から映画を見た後にこの展開はああなってこうなってという場面のイメージを想像し直すと、映画のままの方が楽しいと思った。日本語の歌詞をマジマジ読んでしまうとカッコ良さが死んでしまうのかもしれない。
らららいらららいらららい
この文字列を見てPVが再生されたら、映像に取り憑かれたのかもしれないね。
美女と野獣の謎
映像と音楽・歌は素晴らしい。
Uの世界の緻密な世界は映画館で観るのにふさわしい。
有無をいわさず感動させる映像の力がある。
しかし、ストーリー、世界観、設定に疑問が多く、どう観たらいいのかわからない映画だった。
Uの世界はSNSの世界を象徴的にあらわしたものだと思うが、これがどういう世界なのかがまずよく分からない。設定が示されていないからだ。
他人を攻撃したり、なんらかのダメージを受けることがあるようだが、それが具体的に何なのかがわからないから、もやもやする。
たとえば、実際に肉体的なダメージを受ける、ということなら、そういう設定か、と思うだけだが、そうだという描写はない。
じゃあこの世界におけるダメージは何なのか? Uの世界で攻撃されて苦しんでいるのは何に苦しんでいるのか?
ストーリーの疑問も多い。主人公はなぜ竜にひかれ、どんな風に絆を深めていって、最終的に「何としても彼を助けなければならない」と思いいたるまでになったのか? まるでわからない。
いちおうそれらしいプロセスはあるにはあるが、きわめて説得力がない。
主人公とクラスメートとシニアのおばさま5人組の人間関係も謎だらけだ。キャラの感情の動きや行動に、ストーリー状の必然性がなかったり、設定がブレてたり…。
竜にしても、虐待されているという自覚があり、外出する自由があったり、Uの世界に入れたり、部屋の様子をライブでうつせることができるなら、なぜ助けを求めないのか? なぜ助かるための行動をしないのか?
一番の謎は、この映画のさまざまなシーンはあきらかにディズニー版の「美女と野獣」を意識したものだが、そのねらいが何なのか?ということだ。
ここからは、この映画がやりたかったと思われることを勝手に想像してみる。
主人公は子供の頃、自分よりも見知らぬ子供の命を優先して死んでしまった母親に強いトラウマを持っていた。
それは、母親に対する愛憎は、「母親の気持ちを理解したい」という思いと一体になったものだった。
映画のクライマックスで、「竜を助けたい!」と思った瞬間、母親の気持ちを完全に理解し、同時に自分のトラウマも克服する。
これがこの映画で本当にやりたかったことだとすると、脚本的にはすごく難しい。Uの世界で主人公が竜に対して向ける感情は恋心とするのが自然だが、それは見知らぬ虐待された少年に対する感情とは全然ちがう。
Uの世界における攻撃やダメージは、もしかしたらもともとの構想では、アンベールする(身バレさせる)ことだったのでは?
それなら、竜がみんなから嫌われたり、犯罪者として扱われることに納得がいく。また、実は自分を身バレさせて、虐待を明るみにしたい、という裏の意図があった、とすればますます納得がいく。
最後に、何のために「美女と野獣」のモチーフを使ったのか、という謎。
思うに、SNSの世界は、リア充アピールをして理想的な自分を演出する世界だったりする。現実と全然違うこともある。でもSNSが偽りの自分ということではなく、両方が自分である。
監督はこの映画で、SNSの世界と現実の世界の両方を生きる現代人の人間模様を描きたかったんではないか。
「美女と野獣」とは、表面的な美しさと、真の心の美しさをテーマにした話だ。「竜とそばかすの姫」においてもそれがテーマになる。
そして、「美女と野獣」ではクライマックスで野獣が真の正体である王子の姿を取り戻すのだが、「竜とそばかすの姫」では、美女が真の正体であるふつうの女子高生の姿をとりもどす。そういう裏表のストーリー構造をねらったんではないか。
毎回社会的な問題提起をする細田監督だが、この映画が成功しているかどうかはべつにして、SNSと虐待を結びつけたテーマにしたのは、さすが、と思った。
キーワードは「共感」で、これがSNSを良いものにも悪いものにもするんだろう、と思う。
中村佳穂の歌唱シーンがすべて!
この評価を見て、見るのをやめるのはやめよう
おもろいっちゃぁおもろい!
歌!これに尽きる。鳥肌もたった。
脚本!悪くねぇ、だがクエッションが多すぎる!
これって読解力がないだけなのかなぁってずっと考えとったわ!!!
母の死がトラウマで歌えない。うん。
仮想空間なら歌える。うん?
なんで?ゲロ吐かんからか!!
そばかすが母の死をどれくらいひきづってるのかがいまいちわかんない。
暗いのは元から?母の死?
父にそっけないのは?反抗期?母の死?
そもそもUのシステムもいまいちわからん。ゲーム?サービス?Twitterの延長?どのくらい社会に溶け込んでるのか、すごいんだろうけど具体的にわからん。たとえばそばかすが歌ってる時って現実ではそばかすはどうなってるの?寝てんの?
まず竜、と、U、が似てるねん。
りゅーはゆーに現れたなになにで、とか。
ごちゃる。
竜の正体!!これはねー。誰だ?っていう謎を明確に提示されたもんですから。テンプレ幼なじみ?カヌー?父さん?まさか学校マドンナ女とのジェンダー展開?
正解はー、一瞬映った少年でしたー!!!
誰やねん!!!!!!!!
別にミステリーじゃないからいいんですけどね。実際予想外だったし。
あとテンプレそばかす幼なじみはなんで主人公のこと好きなの?そばかす母が助けた少年?って出できた?片足の犬は意味ある?欠けたコップは?幼なじみがベルだと気づいた理由は?竜の城っていうけど作れんの?マイクラかな?竜ってそもそもそんな悪いことしたか?なんで凍結できんの?竜弟が喋れないのってなんで?どこがサマーウォーズの続きやねん!オラァ!!もう一つの夏の冒険?ほぼバーチャルやんけ!!!夏っぽさゼロやねん!!!!
この世の全てのわからないは
当人の読解力不足で説明がつく。 ヤモリ
はっ!そうじゃないか。細田守のような人が
この疑問に対して、あー、忘れてた、とか考えてなかった。
なんて言わない筈だ。ということでパンフレットを買いに行かなくては。こっこれは!(ステマ)
まあ、どうせ意味は全部あるんでしょうけど
一回じゃわからんかったよ。かと言って2回目は、、、。
褒めるぜ!
まず細田守の描く「高校生」が良い!!!
実際の等身大の高校生を描こうとしたら、多分地味。
だけど皆んなが思うキラキラした青春を纏ったイメージをそのまま擬人化したような架空の「高校生」がすげぇいい。
テンプレ幼なじみが出できた時も、はぁ、テンプレキングダムかよ、って思ったけど、普通にそれが面白くて自分の浅さに辟易したから細田守がすごいって言ってなんとかカバーしてる。
あと歌ぁ!
良い。うめぇ。クジラ乗って歌歌って花びら舞って、こんなシーンある?えぐいてぇ!
これは深読みだけど、父について。
おそらく竜も母を亡くしている?からそばかすと同じ境遇ではあるのだけど違うのは父。
父そばかすは、優しいジープ乗り。そばかすを気にかけながら、あくまで見守っている。竜父は極悪非道、殴り、蹴りの罵詈雑言浴びせるマン。だがしかし、二人とも妻を、最愛の人を亡くしているのだ。そう考えると、そのことをどう捉えているのかがよくわかるンゴ。
竜父はそれが原因でああなっているんだろう。
対し、そば父は乗り越えておるのだ。そして進み、娘を育てている。しかし、そばかすはまだトラウマの最中。そんな娘を見て、諭したりはしない。あくまで待っている。最後、駅で娘の帰りを待っていたように、自分自身で乗り越えるのを待っているんやぁ!!暑い男やでぇ。(たぶん)
この作品はなんなのか。
主人公は物語を通してなにが変わったのか。
こうやって映画を捉えがちだけど
細田守作品はあんまりこれに当てはまらない気がする。
主人公がぶつかる壁、頑張る主人公、周りは見守り、少しだけ背中をおす。そして主人公はよろしくお願いしますをする。
嫌いじゃねぇぜ!むしろ好き❤️
まあ、とにかく。駄作は言い過ぎちゃう?
エンディングで駄作やって思ったけどさ、
脚本が薄かったら、考察すればいいじゃない?
次回作、期待してます。細田守監督(クジラ科)
美しい音楽と映像。ストーリーは中途半端。
仮想世界のベルの歌は素晴らしいです。
但し、内容は色々な要素をあれもこれもと盛り込み過ぎて、まとまりが無い感じでした。
すずは幼い頃に母親を亡くしてから、唄えなくなっていました。悲しい事故だったのですが、母親に捨てられたように感じたのでした。高校生になっても母親のコーラス仲間のおば様たちとは付き合いを続けているのに、父親にはなぜか冷たい態度を取っています。ルカちゃんにコンプレックスを感じていますが、その理由が彼女が美人で明るくて華やかなのに、自分はそばかすだらけで地味だから、という描き方ならわかりやすいんですが、そばかすについてのエピソードは特にありません。
仮想世界に入ってから、すずは自分を解放して、徐々に自信を持てるようになりますが、ある時、竜と出会って正体を知りたいと思うようになります。たぶん、竜を、自分と通じる、傷付いた心の持ち主だと感じたのでしょうが、そこはどうしてそう思ったのかの描き方が不十分です。
すずの気持ちの変化が唐突で分かりにくいです。
最後、ハッピーエンドになっていましたが、問題はまだ解決していないし、高校生の女の子が一人でどうにかできる問題でもないです。
もう一つ気になったのは、その他大勢のアバターです。見た目が人間じゃない子たちが粗末すぎてかわいそうです。
語りすぎないところは好き
図らずも、幼い頃に母親を亡くした少女の音楽を通した成長譚、という映画を2本続けて観ることに。(2週前に観たのは「いとみち」)
肌触りはまったく異なる2本の映画だが、描いているテーマは驚くほど似ている。
まあ好みということなら、「いとみち」の方が圧倒的に好きだけど、この映画も悪くなかった。
共に説明過多を極力控え、さりげないシーンや観客の人生経験で補え、と言わんばかりの演出は好きなのだけど、細田さんは細かなシーンの連続性や世界観の説明は端折って映像美で押し切ろうとする傾向があるので、そこのところはもう少し丁寧に描いてくれれば、とは思う。
ただ、この映画で一番好きなシークエンスは、最初は腹黒少女なのか?と思わせたルカが実は性格美少女で、そのルカと鈴の会話からカミシンが絡んでくる駅のシーンで、このあたりのコミカルだがそれぞれのキャラが伝わる演出はいつもながら上手い、と思う。
細田さん、SFやファンタジーを排した世界観で1本創ってみたら、すごく良いものになりそうな気がする。
鈴(中村佳穂)の歌はさすが。
さすがなのだが、これだけ曲数が多いと、まったく違う曲調の曲も聴いてみたかった。
また、「美女と野獣」をやりたかったのは良いとしても、ちょっとやり過ぎでは?
ベルのキャラクターデザインをディズニーのクリエイターが手掛けているので、ベルの造形がディズニーっぽくなっているのがよけいにやり過ぎ感を増している。
まあ、いろいろ文句を付けたくなるのもいつもの細田さんなら、それでも伝わるモノはちゃんと伝わるのも細田さんの映画、というわけで、なんだかんだ言っても「良い映画だった」という結論なのです(^-^*)
面白かった?よかった?って感じの映画
あの未来のミライからの次作
あの細田守作品が帰ったきた!って思いで見ました
サマーウォーズと似てる世界観でも今度は仮想世界におもきを置いての物語なので差別化できてて、見て面白かったです
絵も繊細で美しく、演出も仮想世界ならではのもので
見惚れるほどてした
だけど脚本だけが、あれ?って感じでした
序盤のテンポ、終盤の仮想世界の50億人の前に素顔を晒す展開と素朴な少女がそれに向かって立ってる絵は震えました。
それで竜とクリオネの正体の少年らを助けに行き、立ち向かう姿は感動しました。
だけどそれまでの展開や序盤、中盤の内容がどうしても引っかかり、、、
強いて言うなら3点あります
1.竜のアザがマントの模様って気づくきにくい
だってアザと言われた身体できるものと思いますし
竜のはアザにしたらやたらカラフルです
2.美女と野獣をオマージュしてるのはわかるんですけど、城でのダンスシーンはオマージュしすぎな感が、、、
合唱団のおばさんの話みたいに、笑った演出の方が合ってる気がします
3.ラストの少年らを助けに東京に行くシーン、なぜ1人で行かせた?!って思いました。
すずが一人で立ち向かうシーンを出したいのはわかりますけど、カミシンとかルカちゃん、しのぶ君の4人とかで行って、手分けして少年らを探す時にすずが見つけた展開にすれば良いじゃ?!と強く思いました
あと個人的にですが人間関係が薄かった気がします。
もっとカミシンとかルカちゃん、合唱団のおばさん達の絡みが少なく、物足りない感がすごいです
総じて言うなら面白かったけど物足りない映画でした
多分、そのうち忘れてしまい、金曜ロードショーでやってても、もう一度みることはない映画だと思います
時をかける少女やサマーウォーズみたいに忘れられず
また見たい、何度見ても面白い!って思わせる
細田守作品はもうないのかなと思うと正直、悲しいです、、、
それがおおかみこどもから徐々になくなった気がします
監督業が多忙なら脚本を誰か別に譲って欲しいです、、、
時かけ、サマーウォーズを超える作品を待ってます
ふあ と いと
歌 いい!
あとは、、
、、ごちゃごちゃ、、ちぐはぐ してるかな、、
ファンタジーだと思えば
観れます。
クライマックスはちょっとジーンてきた。
最初、竜はお父さんやと思ってた(>_<)💦
歌
公開2日目
朝一で、鑑賞してきました。
細田守監督作品では、サマーウォーズが大好きで
何度もDVD等で鑑賞していますが次の作品の
おおかみこどもの雨と雪がとても合わなくてそれ以来
細田守監督の作品は見てません。
今回、鑑賞する気になったのはサマーウォーズの
雰囲気があったから仮想空間がキーだったので
サマーウォーズのような気持ちの良い展開が体験できたら
と言う思いでした。
予備知識は、ほとんどなしで大規模な仮想空間が世界、
佐藤健さんが竜役、歌姫と主人公は同じ人て、ぐらいでした。
で、鑑賞後!
うん、強引的進める展開でしたが良かった
ですよ。
歌がいい
透明感あふれる優しい歌
サントラ買うかなあ。
で、物語
序盤から引き込まれる展開、冴えない女子高生が仮想空間で注目される歌姫になる事、お母さんの事故の事。
これは、胸が締め付けられる程悲しかった。
そんなそんな中、竜と出会う
この竜の正体、はじめは幼なじみのしのぶくん、はたまた、お父さんとかだったらすげーなあと思って見てましたがどうやら違うなあと。
途中、竜の城でのダンスは美女と野獣まんま
パクリ 感想できっと言われるので変えても
よかったのでは。
ベルがすずに戻って歌を歌うシーンで最後の方にベルに
戻るのは何故?て感じだった。
しかし、竜を助けるためにすずを東京へ一人で行かせるのはどうよ。せめておばさん誰か付いていけば良かったんでは。
しのぶくん、おばさん達に遅れて駄目よ。
お父さんとのLINE、何か違和感あったなあ。
会話自体は、良いんだけどお父さんが君はを連発
するのはなんだかなあと思った。
でも、駅でお父さんとの再会シーン夕飯どうする?うん。ただいま、オカエリはヨカタ。
あと、竜と弟さんのその後は気になるし、
あのあとすずは、その日に帰ったのか?
時間が合わないような。
物語に色々無理はあるけど、それを感じさせない映像の美しさと歌のパワーがありました。
出演者の声もまあ大丈夫な部類です。
主人公のすず役の中村佳穂さん、サマーウォーズの夏木先輩の声とだぶるのは、私だけだろうか。
歌は最高、ストーリーは普通に良い
歌が聴きたくてストーリーはそこまで期待せずに行きましたが、思いのほか良かったです。
重厚なストーリーではないけれど、ひとりの少女の成長記録として見るとまっすぐな青春映画だと思いました。
歌は文句なしの星5つです。
【正直、ネタバレ、すいません。】発想と映像が面白いことは相違ない。愚痴です。みんな高得点多いだろうからあえて星3と半分!
インターネット上の仮想世界「U」Asと呼ばれる分身。面白いアニメであることは相違ない。
高知の伊野の普通の女子高生が、世界の歌姫に! そこに荒らしの、暗い影、竜が現れる。
主人公女子高生は、自分の正体をさらしてまで、竜の心を開こうとする。竜を叩こうとする者が竜を追い詰める。
最後は多摩川駅だか近くの、父親に事実上折檻されている兄弟のもとへ。ネタバレだけれども「父親の折檻」は少女一人が向かってもどうなるモノじゃない、児童相談所とかも証拠がないとどうにもならない。
それに自分の子供残して見ず知らずの他人の子供、洪水で、中洲に残された子供、溺れる危険冒して救うバカ親はこの世に一人もいない。実際には。断言する。2ヶ月くらい前の映画「砕け散るところ見せてあげる」でもそうだが、こういう過剰な自己犠牲の正義はいらない。仮に映画としても。見てて無念で、胸糞わるい。・・・当人の親かレスキューの仕事。
まぁ少女の心を閉ざす原因。また成長の要因となった表裏の意味はあるだろけど。
やはり最後の兄弟。
どうもここの部分が薄っぺらなストーリーで腑に落ちない。まぁ兄弟自身が強くなるために肩を押したということかい。
あと、どうやってネット上分身になれるか、分身として行動できるかは、耳に機器を装着する描写だけではイマイチ飛躍しすぎの感がする。しかし、以上は大人のおっさんの私の愚痴。映像としては作り込みが丁寧で、映像美は飽きさせない。大作と言っていいだろうね。発想も面白いし。不思議映像。娯楽として合格。ただ、映画館土曜朝8時上映というのに7割以上の入り、こりゃ昼以降だったら9割以上だなぁ。スタジオ地図の広告戦略大成功。ただ、席空けないで詰め込むからコロナもへったくれもない。まぁ大騒ぎしているが結局滅多に死なないので、それはそれでいいか!
デジタル版 『美女と野獣』
細田守監督が得意とする、デジタルのバーチャル・ワールドの世界観を、美しい映像美と少女と少年の逞しく成長していく姿を描いた作品。そして、ひと夏のシーズン設定というのも、細田監督らしいところ。
最初の掴みとしては、『サマー・ウォーズ』の『OZ』の時と同様に、バーチャル・ワールド・アプリの『U』とアバターの『アズ』の説明を、美しいデジタル・アートで紹介。デジタル空間の象徴としてクジラを使うのも、細田作品の拘りを感じる。また、『サマー・ウォーズ』から12年の年月が流れ、ガラ携がスマホに替わり、デジタル・アートの世界も、随分と広がりを見せていたと感じた。
ストーリーとしては、母を亡くしてトラウマを抱えていた主人公・すずが、一念発起し、バーチャルの世界に飛び込み、トップシンガーへと上り詰め、そこに現れた粗暴な『竜』の心に寄り添い、よき理解者となって助けていくお話。
よくあるプリンセス物語と違い、王子様が姫を助けるのではなく、姫自身が粗暴な竜と対峙し、心通わせていくのは、ディズニーの『美女と野獣』のベルを思い起こさせる。細田監督自身も『美女と野獣』のベルのような強い女性が、イメージにはあったようだが、すずのアズネームも、『BELLE』というのも、強いオマージュを感じさせる。竜の城でダンスするシーンは、正に、『美女と野獣』のあの名シーンそっくりであると感じた。
主人公のすずであり、BELLE役の中村佳穂さんは、初の声優を務めたようだが、細田監督自ら抜擢した逸材だけあり、本当に素晴らしい歌声であり、声優としても、細田作品の主人公には、ピッタリ。圧倒的な歌唱力のBELLEと素の女子高校生すずとしての台詞の使い分けができていて、アニメのシーンと声が一致し、適役だと感じた。
また、エンドロールを観て、役所広司、成田凌、染谷将太、森山良子、清水ミチコ、玉木ティナ、坂本冬美、岩崎良美等、思ってもみなかった俳優が、声優を務めていたのも驚かされた。
但し、それほど★が伸びなかったのは、やはりラストシーン。バーチャルの世界では、とても盛り上がり、BELLEからすずへの存在意義を強く訴え、逞しく成長したすずの姿に心を掴まれたのに対して、現実世界での回収劇は、あまりに短絡的で、「エッ、それで解決?」というところが、物足りなさを感じた。もう少し、最後の竜とすずとの場面での、感動的な演出が欲しかった。
細田作品の集大成×ディズニー風な作品
細田監督作は時をかける少女からは全作観ています。
感想
一言で表すならば、細田作品のベスト盤×美女と野獣でした。
終始これ見た事あるなぁという感覚に陥りました。特に監督がモチーフにしているとおっしゃっていた美女と野獣についてモロそのままにトレースした⁈と思わせるほどにそっくりな場面があり別の意味で焦りました。ベルという名前自体がオマージュ元のヒロイン名ですよね。
結論、監督が脚本を担当したバケモノの子からの作品では一番面白いと感じました。私は細田監督が脚本を始めた2作品目はどちらも不満点ばかりの映画で正直微妙でした。今作はその中では面白い部類の作品になっていました。
△細かく
・画面描写について
最初のUの世界観説明はサマーウォーズのOZを髣髴とさせ、素直に楽しめました。しかし、説明を聞く限りこれSAOだな⁈と思いました。Uの世界は一見OZのようですが何処か違うと感じました。特に竜が住んでいる秘密の場所は名作ディズニー映画のオマージュの連続でオマージュの域を超えているのでは?と思わせる場所すらありました。
・物語
物語についてはツッコミポイントが多い印象です。
田舎のそばかす娘がUでバズり人気の歌姫に!しかしそのライブを竜と呼ばれるアバターに邪魔され⁈というのがおおまかなあらすじ。
父の在り方、ネット世界、女子高生目線のリアルな高校生活と物語、優しい母の存在などこれまでの作品で描いてきた細田監督の家族観が見事に凝縮された脚本になっていました。そのうえで今作は美女と野獣を描いていくのでお腹いっぱいの物語になっていました。竜の正体を暴く物語がメインのお話ですが意外にも竜の正体は直ぐに見抜けました。
不満点
・父の価値観論が違和感
・クライマックスの圧倒的ご都合主義感
・ラストのある会話には⁈
・美女と野獣しすぎ
・○○は最後どうなったの?
etc
良かった点
・クライマックスの監督的美女と野獣アンサーには感動
・楽曲について
歌は素晴らしかったです。まるでライブに来たかのような迫力があり満足出来ました。特にクライマックスの歌唱場面は目頭が熱くなりました。
・キャラクター造形
ベルはディズニーの制作スタッフに頼んだということでアナ雪のエルサのように見えました、それ以外にもUのアバターたちもディズニー風のキャラの印象を受けました。
ヒロちゃんが特に印象残っていて、Uでの暴れ方が一周回って清々しい現代風サバサバ女子になっていると感じました。
・声優
とにかく豪華なキャスト陣には圧巻です。皆さん上手でした。
総評
昨今の細田監督作では良作の作品。最新の映像技術と素晴らしい楽曲たちに呑まれることができるので気になっている方は見て損は無いと思います。
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