竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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母音に合わせた口の形が凄い‼️
映像も凄いのだが何よりも人が喋る時の口の形の母音に合わせた映像だからハイクオリティです。人によってはその母音に合わせた喋り方が気持ち悪く感じるかも知れませんがなれてしまうと口パクアニメを見ると逆に違和感感じますよ。
1988年公開のAKIRAもフルアニメーションで母音に合わせた作りになっていて世界中で高い評価だったのを思い出します。当時はアフレコを収録してからアニメーションを作るという今までとは逆の作りで制作費もジブリ作品の倍の10億円だったと思います。
映像もクオリティが高く綺麗でとても良いです。
それでも、映画館で見るべき!
少なくとも私史上最高に心が震えた映画です。
歳を重ねる中、映画もそれなりに観てきました。
元々、細田映画が描く世界観や映像、ストーリーが好きな私ですが、いくつかのレビューから、大きな期待をもたずに鑑賞の日を迎えました。
映画は、音楽、ストーリー、映像が織り成すその全てに、ずっと心が震えていました。
主人公の声優さんの歌声に感動し、台詞や表情にも心が惹かれました。
映画を見終わると、「導かれる」………映画にそんな印象を勝手にもちました。(抱えている負の状況やトラウマを乗り越えていく登場人物の姿に、あなたもあなた次第でそこから変われると………そう導かれる思いでした。。。)
レビューを気にせず、どうかもっとたくさんの人にこの映画を観て欲しいと思いました。
この歌、魂に響くわ。
仮想世界で何百何千万人もフォロワーがいる人は、現実世界で苦しんでいる1人の人間を救えるの?
映画見終わった後の感想は、「面白かった」じゃなくて、「す、すげぇ、、、」だった、、、
序盤からの音と映像の暴力。
SNSが普及している今、気軽に色んな人と繋がれたり、自分の好きなことを世界中の人に発信できる時代。
ただその反面、アンチとか誹謗中傷とかの闇の部分もしっかり見せてる。
強いメッセージ性を感じた。
パンフレットにある監督コメント、その見出しには
「子どもにとってのネットは、それによって自由を得られるものであってほしい。」
と書いてあった。
賛否両論あるみたいだけど、これは映画というより、作品を通して、これから先もっと発達するであろうグローバルなネット環境が当たり前になる、そんな時代を生きていく子ども達に向けたメッセージなのではないかなーと。
(ストーリーとかを期待して見るとがっかり映画なのかな?)
すずはきっと誰でもなり得るし、竜もまた誰でもなり得えてしまう、そんな時代。
これは何回か映画館で観たい。
すずの歌、魂に来る。上手いとかじゃなくて、なんか、魂に来る。
映画館で見るべき映画だなーと思いました。
自分は好きでした!
100分間泣きっぱなし
めちゃめちゃ最高でした!!!
評価4以上じゃないとおかしい
3.2の平均評価は、あてにならない
映画評論家じゃないから、評価の視点がずれているかもしれません。が、観て良かった映画。特に情報をいれずに鑑賞。
音楽、映像が素晴らしい。
伝えたいメッセージもあり、上映中に泣きました。
もう一度観たい映画。
想像以上にベルの唄が良かった
夏休みの締めに打って付け
本作の精神性の比較、およびミステリー性について
日本における本作の評価が賛否両論であることへ疑問を感じたことを記録したい。
ご存知の通り日本における現在の歴代興行トップは、「鬼滅の刃」無限列車編である。
この作品が観客の胸を打つのは、煉獄杏寿郎の自己犠牲であることは同意いただけることだと思う。母の言葉「弱き人を助けることは強く生まれたものの責務です」を忠実に実行し、自らの生命を犠牲にして他の死人をださなかった。この結果に主人公だけでなく、観客もまた落涙する。
この能力ある者による自己犠牲の責務は、珍しい描写ではない。例えば、ジャンプ漫画であれば、ドラゴンボールの孫悟空はこの精神性を体現するキャラクターである。勝利に固執するベジータに対して、守るために力を発揮する悟空。2人の対比は作品全編を通しての核となっている。西洋においても、ノブレス・オブリージュとして規範化されている概念だ。日本における少年少女向けのアニメは、ほぼこの精神性に基づいているといっても過言ではない。
さて前置きが長くなってしまったが、本作もこの精神性に立脚した作品である。母親が他人の子を助け、すずがUの世界で素顔を晒し、高知から東京まで駆けつける。これら行動の全てが自己犠牲の精神に基づいている。
要するに、日本で育った良心ある大人であれば、納得はできないにしても、言わずもながであることを描いている。それがなんでこうなっちゃうの?というほどの観客の体たらくだ。否定的感想では脚本の説明不足を指摘する声が多いが、本作はしつこいくらいに答えをシーンで表現している。
例えば、竜とベルが向き合ったカットの次が、犬とすずが向き合っているカットであったり、竜を映した後に山月記のタイトルを映したり。
国語の問題に取り上げても良いくらい教科書的に答えを配置している。
分かりやすさ追求の結果、テレビ番組は品質劣化していった。メディアやインターネットが分かりやすい答えをぶら下げ続けることは、人間を幼児退化させるのではないか。地動説から天道説へ回帰するかのように。皮肉にも、以上が本作への複数の感想を読んで私が感じた疑問である。
次に本作のミステリー性について述べたい。
本作は観客へ疑問を抱かせつつ作中で答えが完結しているカットがほとんどだ。しかし、例の人物と対峙する一連のシーンでは答えを見せていない。この点に本作がミステリー要素を持っていると考える。
細田監督が素晴らしいのは、エヴァのようなアンフェアな見せ方ではなく、全編を通じて観れば、何通りかのフェアな答えを用意していることだ。
私が見つけたヒントは、ラストカットで提示される問い、或いは、そもそも高知がモデルであること。
映像、音楽だけでなく、謎を潜ませる脚本を用意するなんて脱帽ものだ!おそらく本作は海外で正当に評価されアカデミー賞にノミネートされるでしょう。その頃には定説も出来上がっていると思う。
全くもって気が早いが、細田監督の10年後の作品に期待したい。
めっちゃいい(若干ネタバレあり)
個人的には満点です。美女と野獣のオマージュもワクワクするし、現実とUの世界を通して主人公が成長するのもいいです。母親の経験を追体験しているのもちゃんと練られてますよね。
あと、過去の作品の表現がたくさん入ってるので120%楽しみたい人は細田守監督の過去作を見といた方がいいかなと思います。
本作品はぜひ映画館で見て欲しいです。
あの歌は映画館の音響で聞かないともったいないと思います。
他の方の低評価レビューを見ましたが、納得できたのが、子供たちを探し出せたのが強引すぎるって感想くらいです。
低評価のレビューを見るに以下のような人に向かないと思います。
・ジブリの千ちひにダメ出しできるくらい映画通のかた
・主人公がハキハキしてないと嫌なかた
面白かった。
すごく深くて綺麗!
とにかく皆さんが言うように本当に映像が綺麗でした!歌もすごく深くてすぐダウンロードしましたり1回は映画館で観るべきだと思います!
内容が薄いとの感想をTwitterなどでもよく見ましたが、私はとても深いと思いました。ざっくりいうと、綺麗事の愚かさと行動に移す勇気を学ぶことができたなと感じました。他人の子を助けて亡くなった母親に なぜ私より他人の子を助けて死んでしまったの? と否定的な感情を抱き、父親とも上手く話せていなかった主人公が、母親と同じように他人の子を助け、自分の感情を乗り越える姿にとても感動しました。ネットの良くないところが目立つ今の世の中ですが、この映画を通してネットの良さが伝わりました(T^T)
Uという仮面を被って活躍している、自分を正義と信じすぎている、自分の大切な人を守るために自ら悪役となる、ほんとに様々なキャラクターが居て上手く伝えられないのですがほんとに素晴らしい作品でした!!あと2回は観たいくらい!!
素晴らしい作品でした
映画を見る前にある程度レビューをネタバレしない程度に見て賛否両論があった為、あまり期待を大きく持たず見たが個人的に完成度は充分に高いと感じた。シーンの飛び方が唐突な部分があり、そこには違和感を感じたが歌と演奏の迫力と主人公の繊細な心が溶け成長していく部分、後半から最後にかけては涙なしには見れないと感じた。この迫力は映画館でしか感じられないと思うので是非、足を運んで見に行って頂きたい。
母親が鈴に伝えたかったこと
冒頭の母親が見ず知らずの子供を助けに川へ飛び込むシーンは喉の奥が痛いほど熱くなりました。
なんとなくそうした理由がわかる気がしました。
母親は根っからの優しい人だったのだとも思いますが、娘の鈴にも知らない誰かが困っていたら自ら行動を起こして助けてあげるような人になってほしかったのだと思います。
そして実際鈴は自然と優しい子に育ちました。(前脚のないワンちゃんに優しく接するシーンが印象的でした。)
名前も顔も知らない龍を助けに行くということにこの映画のメッセージ性を感じました。
話は変わり、大きな鯨が出てきましたが、バケモノの子にも白鯨がでてきましたよね!
アメリカの文学書に白鯨がありますが今回もなにか関連性があるのか気になりました!
想像力を膨らませて観てみると非常に面白い作品だと思います。
はなればなれの君へ
この物語はもちろんすずの成長ストーリーだけど、最後の曲「はなればなれの君へ」にこの物語の全てが詰まってる気がする。
この曲を一見聞くと竜の為に歌っているようだが、実はこの曲は前から作ってた曲で、あの嘔吐のシーンで必死に歌おうとしていたのがこの曲だ。
そうこの曲は母親の為に作った曲なのだ。
母に会いたいという想い、でも現実には会えない目を閉じた時にしか会うことができない。会いたい、はなればなれの母。
そして母親の事を想ってこの歌を歌えたその時、自分のしているケイ達を助けようとする想いが、母親の行動と重なり、母親の行動の意味を知る。
この事を知った時の、母親と和解できた悲しいけど嬉しい不思議な気持ち。世界が生まれ変わったように輝き出す。
母親と紡いできた「歌う」ということが、母と共に生きることであり、自分の一番の幸せであることに気づいたすずは、もうベルというアバターに頼らなくても歌うことができる、いやすずやベルという姿はどうでもいい、歌うことこそが私の喜びであり幸せだと気づき、最後に母親にいつまでも歌を歌い継いで行く決意と愛してるの一言。
だからケイにも、しのぶにもありがとうだったのか。
見守ってくれた周りの人達の為にそして母の為にこれからもずっと歌い続けてほしい。
……最高の一言です。
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