竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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みんなハードル上がりすぎて低評なのは笑う
Blu-rayが出たら買いたい映画でしためちゃめちゃ面白かったです、オープニングから鳥肌立ちました。あと竜役の佐藤健が思った以上に良くていい感じでした。サントラが欲しいぐらい挿入歌が気に入りました、来月に発売されるみたいなんで買います
細田監督が担当したワンピースのオマツリ男爵、あれ不評だったらしいですけど俺は食い入る様に見てました。
単純に面白く無い映画ってのは100ワニみたいなのを指すんですよ、60分以内の映画ってチケット代が安くなるんですが尺稼ぎのオリエピを挟んで1900円ぼったくれるんだから。
子供向けというよりは中年向け
評価がかなり二分してますが、原因の一つにサマーウォーズとの比較があると思います。
メディアとかの宣伝の仕方もあるかと思いますが、サマーウォーズ感見たさで観に行くと正直期待から大きく外れて、何だこれ?になると思います。
なので現代版サマーウォーズが観たい方には合わないかもしれません。
デジモン、サマーウォーズ、そしてそばかす姫とネット世界作新としては3作目で、どれもベースは同じですがどの作品もその時代を表しています。
デジモンのときはネットが普及始めてすぐということもあって見えない敵、よくわからない敵と戦う。
サマーウォーズのときは仮想世界、まだネットに無限の可能性を夢見てた別世界であり、あくまでツールとしか見てない。
そしてそばかす姫ではリアルとネットの垣根が無くなった。境目が無くなったがために出てくるリアル世界への攻撃。基本匿名性のネット社会だが一部の特定班が自分勝手な正義感を翳し、周りを巻き込んで一人の人間を追い込んでいく、今のネット社会の闇をうまく表現してるような印象を受けた。
ガラケー、インターネットの普及、スマホ、SNS、YouTube(少し系統が違いますが)と青春と共に駆け抜けてきた20代後半から30代くらいにはヒットすると思います!
似て非なるストーリーと内容
かなり良かったです
映画は全体を通してかなり絵が綺麗でかつインパクトもありました。
キャラクターのデザインもかなり良くBellの衣装が個人的にすごく好みでした。
またストーリーもちゃんとまとまっていて見てて飽きませんでした。
そしてBellの歌がかなり良かったです。(語彙力の低下)
唯一気になる所があるとすると竜を救った後の話が描かれていないのでその後Bell達がどうなったかがすごく気になりモヤモヤ感が残りました
まとめとして全体的にかなり出来が良くまた見たいなと思いました。 '∀'b
極上の映像体験
すごいと感嘆する映像体験でした。
ラスト15分くらいで、戦慄と歓喜が同時にやってきました。
傑作です。
ストーリーは実にシンプルながら、「映画」の格をまとった作品であり、それを表現するのに新しいアニメーションの技術が活かされていました。
「秘密を抱いて生きるのか?」
「過去に囚われるのか?」
「逃げちゃいけないのか?」
「どう生きていきたいのか?」
様々な問いかけが重く、愛おしかった。
だが、画面・脚本演出・音楽とも全てにおいて情報密度が濃すぎて、一度観ただけでは消化しきれない感じ。
観終わってすぐはちと酔ったように頭がチカチカしました。
2〜3日おいて、頭を整理してからもう一度観ねば。
それと、絵やセリフの裏に隠れた情報を読み取らないといけない構成にも感じ、(よく観ればわかりやすいのだが)事象の因果関係がわかりにくいかもしれない。
特になぜベルが竜に惹かれたかが、セリフ説明に慣れた普通の観客に理解しにくいのではないかという懸念を抱きました。
杞憂に終わるといいなぁ。
歌だけでも価値あり
CMに誘われて観てきました。
圧倒的な映像美、歌声。
エンドロールが終わり、灯がつくまで皆さん
席を離れずに、浸っている様子でした。
私自身、小説を見てから鑑賞したのですが
小説では描かれている合唱隊の方の素性、父親との晩ごはんの献立になぜ鰹のたたきなどがでてくるのか、をはじめ、これは説明してくれないと、初見の人ははてなマークになってしまいそうだなと感じる場面が何箇所かありました。
ネタバレになってしまうから、と恐れて読まないよりは
より一層、世界に入り込んで物語を見るには、ぜひ小説を見てからを私はおすすめします。
ただ、小説を見て、きっと映画で分かるんだろうと思っていたことが、映画でも描かれていなかったことから
映画や小説を見ても、細田さんの意図するキャラ、ストーリーを100%は理解できそうにないなと思ったので、それぞれのキャラの思い入れを聞いたり、アナザーストーリーなど観たいです。
中村佳穂さんの声優起用賛否両論あるかと思いますが、映像を実際に見ながら、この人以外考えられないと。映画の背骨になっているようでした。鳥肌がたちました。とても素晴らしかったです。
ストーリー性 2映像美、歌声5チャレンジ性4としてこの評価とします。何より久しぶりの映画館でこのパンチある映画は刺激的でした。
正体不明な者!
私とは原健彦ではない。原健彦と名付けられる前に私は存在したからだ。私は名前ではない。名前になる前の何か、正体不明なものが私だ。従って、あなたも名前ではない。あなたも名前になる前に存在したのだから。あなたは正体不明の何者でもない何かだ。この世には、ネットの世界と共に違う世界がある。例えば、小説の世界、夜見る夢の世界。これらは、我々が普段見ているこの世界とは別の世界だ。この世とは別の世界は存在可能だ。子育て、教育に、暴力が加わったら、それは、教育、子育てではない。それは飼育だ。ネットの良し悪しは使う人によって決まる。善い使い方をしたい。
きっとネットで創作活動している人にとっては、ワクワクさせられる展開!
すずが言っていた台詞
——「誰しもが秘密を抱えている」
現実世界では出来ない自己表現を、こっそりネットでやる。
そういうことへの憧れや不安の描き方がめちゃくちゃ凄い!
はじめのうちはフォロワー数2だったのに、気がつけば何十万に増える。
すず(ベル)がネット世界の歌姫へ成長する描写は、夢があってワクワクする。
そして、現実世界でも少しずつ(ホントに少しずつ)前向きになっていく彼女を観ていると、「頑張れー」とか「よかったね!」と素直に応援してしまう。
その他のストーリーについては……。
恐らく細田監督は、「バケモノの子」や「未来のミライ」を含め、試行錯誤の真っ最中なんだろうなと感じました。
また数年後に観せてくれるであろう、細田監督の次回作を楽しみにしています。
心が持つ力
サマーウォーズと同じく仮想空間という形でのネット世界の視覚化がなされているが、今作は人間の心が生み出す光と影の部分がより色濃く、がっちりこってりドロドロ。使い方次第で時には脅威になり時には希望となり、その動きが逆に人の心を動かし…。考えさせられる部分がとても多かったように思う。
対する現実世界でのドラマも、家族が絡み友人が絡み。日常の一端の変化が丁寧に描かれていてなかなか味わい深かった。
現実世界も仮想世界も隅々まで美しく躍動的な映像で、息をつく暇がないほど充実していた。コミカルありダイナミックありな演出も相まって、若々しくエネルギッシュな雰囲気でとても良かった。
あと言うまでもなく、歌がとても綺麗でとにかく良い。一音一音に心震わされる感じ。
「サマーウォーズ」のような「田舎町での人間模様」×「インターネット空間の仮想世界」に「美女と野獣」×「歌」で構築した細田守監督の意欲的な最新作。
細田守監督の代表作の一つに2009年の「サマーウォーズ」がありますが、今見ると「わずか10年くらい前なのに、スマホですらなくガラケーだったのか」と現実世界の早さに驚かされます。
「サマーウォーズ」の時は、当時より少し先の未来を描いていましたが、本作でも今より少し先の世界観を描き出して進化しています。
そして、不朽の名作「美女と野獣」をモチーフに使い、主人公の「すず」のインターネット空間の仮想世界での名前は「ベル」。そして、野獣として謎の竜が登場します。
ディズニー映画の「美女と野獣」の世界観を仮想世界「U」で表現され、ベルと竜の2人の関係性が物語の大きなカギとなっています。
さらに、現実の世界では、インターネットでブレイクするアーティストが出る時代なので、歌にも力を入れるなど、新しい試みもみられます。
声優陣は、スタジオジブリ作品のように芸能人が多いのですが、主人公の「すず」役には、中村佳穂という知る人ぞ知るようなアーティストを起用しています。
最初の学校のシーンで親友と話すあたりは、少し素人っぽい話し方が出てきますが、設定も「人間関係が不得意で、心を閉ざす女子高生」なので、案外、これもリアルなのかもしれません。
ちなみに、その「すず」の親友役には音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル幾田りらが起用されていますが、こちらは本職並みの上手さがありました。
母と一緒に歌うのが大好きだったのに、母の死をきっかけに歌うことができなくなった「すず」が「ベル」として歌うシーンは、さすがの歌唱力でした。
これらのような新しい才能を開花させている点でも本作の試みは成功しています。
作画の面でも「U」での世界や、現実世界も含めて非常に進化していました。
また、作品全体の雰囲気も良く、本作はレベルの高い力作と言えるでしょう。
ただ、強いて言うと、「アカウント50億!の中から1つを見つけ出す」という非常に重要なミッションが本作の肝になるわけですが、この高すぎる設定をクリアするには、少し拍子抜けしてしまう点など、もう少し脚本が精査されていたら、より良かったとも思います。
このように所々もう少し練った脚本であれば、と思った面はありましたが、歌は良いですし、高知県の舞台も良いですし、何より人間模様が魅力的に描かれています。
なのでエンターテインメント作品としては、とても出来は良いと思います。
なんだよ普通に面白いじゃん。
「果てしなきスカーレット」があまりに酷評で細田作品ってどんな感じだったかと
思っていたところアマプラで見れたので視聴。
俺の細田作品の評価は「時かけ」一択で好評な「サマーウォーズ」もあんまりだった。
だったもんで「サマーウォーズ」以降の作品は未視聴。
「竜とそばかすの姫」は公開当時酷評されていた記憶だけあった。
そして興味本位で見てみたら普通に面白かった。
それで疑問に思ったのがどんな感じに酷評されているのかって事。
いくつかの酷評を読んでみたけど、酷評している層に共通している事が1つあった
全てが「自分の常識」に当てはめているっていう事。
今作はファンタジーの装いで現実のセンシティブな社会問題を取り扱っているから
現実と混同して自分の「尺」を持ち込んでしまう人が多いんだろうなって思った。
この作品はアニメで完全創作というのを見失ってしまうんだろうなと…
逆にこの作品に「粗」や「矛盾」「短絡的」と評価してしまった人に言いたいのは
現実は小説よりも奇だし、頭や常識で思いつくよりも世界はイレギュラーに溢れている。
自分の「尺」をとっぱらってエンタメ作品だと見れるようになってほしい。
俺が1点だけ不満に思ったのは「美女と野獣」のオマージュ。
原作を現代解釈しているんじゃなくてディズニーの「美女と野獣」の
オマージュってところ。
ベルのキャラデザもディズニーに寄せてるし、
そこはクリエイターとして原作のオマージュをしてくれよと思った。
スカーレットが炎上中のこのタイミングで初見
軽い気持ちで見たけれど…これ
名作じゃね?
序盤から世界観に没入し、内向的な主人公に感情移入し、ミュージカルパートでもしっかり心を掴まれました。
わりと好きです。自分は。
もちろん問題点がないわけではないけど…
でもそんなものを上回るくらい加点の要素の方が多かったなと。
これまでは竜を除く全ての細田作品を見てきたけども、スカーレットを見終えたこのタイミングで見てみると、色々合点がいく部分がありました。
まず、細田作品は常に新たな映像表現にチャレンジしてきたという事。
特に龍はそれが顕著に出ています。
2Dで描かれる現実世界と、3Dのアバター「U」の世界。
この2つの世界を行き来しながら「歌」で繋ぎ止める。
細田作品の中でもまさに過渡期にあった作品だったなと思います。
「歌」のストーリー的必然性。
作画の違いの必然性。
それらが有機的に機能していたからこそ、竜は1つの作品としてまとまり得たんじゃないかと思いました。
ただ、スカーレットはそれを更に表現を推し進めた結果。
CGに偏重した世界に一部2Dキャラが混在する世界になっていて。
更に「歌」や「ダンス」が記号にしかなっておらず、明らかに分離してしまっている。
この点が竜が一定の評価を保ち、スカーレットが酷評されてという今の状況を産んだのではないかと思いました。
竜を見た事で、細田守の作家性を再確認でき。
スカーレットの先進性と、問題点のどちらも知ることができた気がします。
今回のスカーレットの興業的失敗を経て、細田守監督が今後どう舵を切るのかはまだ分かりませんが。
自身の作家性を活かせるフィールドに戻ってきてもらえたら良いなと切に願います。
歌えぐい
VRは楽園か?
そもそも「人は何故、生きるのか?」を考えたい。
猿が二本足で立って、知的生命体として人間が誕生したなら、
人は自分達が暮らす理想の場所「楽園」を目指して生きるとも言われている。
それならば、自然から離れ他の生物が持っていない文明文化を創り出し
自分達が暮らすのに快適な居住地造りをする…
つまり「科学の進歩した都市」を創り出したのだ…
今や先進国のみならず、世界多くの国で「都市」と呼ばれる場所は
創られつつある。
ならば「都市」こそ目指すべき「楽園」であったのか?
そこに新たに「ヴァーチャルリアリティ」通称「VR」なる物が誕生した。
1990年代の最初に世界でヒットした、シュワルツェネッガー主演映画
「トータルリコール」で有名になったが、現実で見て聞いて触る世界でなく、
仮想現実世界にて、自分が体験する物である。
「都市」が発展している国であるほど、この「VR」は発展していった。
21世紀の初期では、ゴーグルをつけて「メタバース」なる空間に入るは、
マンガやアニメで描かれる程度であったが「メタ社」が作成した「VR機器」は
本格的で、本当に自分の分身を作って仮想現実世界で生活を楽しむ
者達が多く現れてきた…
何故か…?
自然に人が裸のままでいれば、生活ができないとして「科学を神」と
信じて「都市」を発展させてきたのに、人はその「都市」からも逃げ
仮想現実の「VR」に行こうとしている…
「楽園」は地球上には無かったという事か…?
神は地球に知的生命体として人間を誕生させたはずである…
人は「楽園」に向かうは、今だ道半ばで、茨の場所を必死に旅して
前に進む努力をしている最中なのか…?
人は知的生命体としては失敗作で、猿が少し変わった程度の物で
「VR」に逃げているのか…?
後者で無いことを祈る………………………
インターネット × 美女と野獣
上映当時映画館で観た映画。なぜこの映画を観たいと思ったのは私が高知県出身だからです。そのため高知の風景や、台風が良く通る地域の恐ろしさもしっかり描かれて懐かしく思いながら鑑賞しました。
高知と言えば日本最後の清流と言われる四万十川が有名ですが、仁淀川を選んだところも、個人的にはニヤッとさせられます。そんな綺麗な川でも増水してしまうと人を殺してしまうんだという恐ろしいシーンが、主人公すずの母親という悲しさは、なかなか観ていて耐え難いものがあります。
さて、映画の方の感想ですが、わしと賛否両論の評価を観ていてとても心配になり鑑賞しましたが、全然面白かったですし感動しました。アニメも映画館で大迫力を楽しむ時代になったんだなと、日本のアニメーション技術の進歩には驚くばかりです。
そして映像と音楽のコラボレーションが圧倒的です。インターネットの中の世界で非現実的で未来的な世界観の中に、割と人間味がある(電子音が無い)音楽がとても心地よく、映画館の音響もあってか、とても感動しました。
ストーリーですが、予備知識なしで観に行ったため、まさかの現代版『美女と野獣』にはびっくりしました。主人公の仮想世界「U(ユー)」のアバターの名前が「ベル」ってところから、すでにそうなんですよね。あとで監督のインタビューを見てみるとインターネットで『美女と野獣』を描いたと言ってますからね。
そこに、現在社会の問題点を融合させたのが賛否両論になってしまったのかもしれません。社会的問題に対する描き方や持って行き方が強引さは感じましたね。色々省略過ぎと言うか。(ラストはあれで、本当に救われたんだろうか?と言う疑問は残ります)
とはいうものの、個人的にはラストの歌のシーンでは感動で泣けましたし、映画館で観たので評価が良くは出ていると思いますが、2時間と言う時間もあっという間に終わりのめり込みましたので、楽しめた映画でした。
バーチャル世界の夢
バーチャルの世界観、映像の美しさは文句なしかな。アニメ作品だからできる美しさ。高校生活の日常感も、うまくいかない主人公の描写も悪くない。
ただ、ストーリはちょっと無理があってどうしても2つの??が気になって仕方がなかった。
コーラスおばさんたちと家庭内暴力の唐突感かな。苦悩する主人公に、父親の暴力に苦しむ少年を重ねるのはなぜか? 解決しようとする主人公に対して、おばさんや大人たちは傍観? どうして主人公だけがリスクを負うのか? 何とも割り切れずモヤモヤした感じ。
もう一度見たらすっきりするのかなあ。
毎週サザエさんを楽しみにしているオラ
レンタル88
久々のTSU○YA 旧作キャンペーン価格だった
最近スクリーン鑑賞が増えてレンタルすることが減った
映画はもっぱら配信で観るというひとが多く
TSU○YAは閉店が増えているんだと
オラが高校生の頃にスタートした貸レコード屋から
取り扱う媒体を変化させつつ40年くらい続いてきたレンタル文化
いよいよ終焉か
で本作
この監督の作品はサマーウォーズ以降欠かさずチェックしているが
そういえば最新作何だっけと思い 調べたら観ていない
この監督より好みではない雀の戸締まりをスクリーンで観たこともあって
これは片付けておかねば と
いやぁこの情報量よ 圧倒的な画像クオリティー
風景とかの写実レベルは行き着くところまで達している
逆にアニメーションである必要はあるのかとちと思う
毎週サザエさんを楽しみにしているオラとしては
話は難しくなくて意外性は少なかった
美女と野獣のオマージュとおぼしきところも 美女と野獣知らないのだが
インターネットの壮大なスケールのはずが
結局そこかいというのが意外といえば意外だし残念だった
主人公をサポートする友だちのキャラが楽しかった
オジサン萌えとかこの年代の不思議な感情が織り込まれているような
この監督も役者声優派だよな
役所広司とか おばちゃん4人組はあてがきぽかった 清水ミチコもいたか
それにしてもエンドロール 関わった膨大な数の組織とスタッフ 恐れ入る
いい作品だった、途中寝たけど
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高校生・すずは、幼少期に母親を事故でなくし、消極的な性格だった。
Uというバーチャルリアリティの世界があり、大半の人が参加してた。
その世界では各個人の才能が自然とクローズアップされるようで、
すずの歌が人々の心をとらえ、その世界では歌姫となった。
そしてライブ中に、警察みたいなのに追われた竜が乱入する。
竜は凶暴で邪悪視されてたが、接してみると悪い奴じゃなかった。
心の傷を抱えてることを知り、すずは親近感を感じた。
やがて捜査の手が伸び、竜に危険が迫ってることを知る。
すずはUにいない竜を現実世界で探す。そしてついに見つける。
その正体は父から虐待を受けてる兄弟の兄だった。
ネットの通話機能を使って話をしたが、信用されなかった。
現実の竜は誰も助けてくれない世の中に失望してたのだった。
で、信用されるには1つしか手がないということになった。
それはすずがUの中で素顔をさらすこと。勇気を持って実施。
これにより竜はすずを信用し、すずは高知から竜を救いに東京へ。
そして兄弟を救ってハッピーエンド。
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劇場で見た。正直、途中で眠くなって寝た。
でも後半改めてちゃんと見ると、結構面白かったな。
すずが勇気を持って自ら素顔をさらすのが最高の見どころ。泣く。
あと不思議に感じたのが、すずのU内の姿であるベルが超格好いい。
顔やスタイルが全然違うとはいえ、声や性格はほぼすずのまま。
なのに何をやっても慈悲深く、深みのある人に見えるんよな。
見た目が洗練されるだけで、ああも印象が違うものなのか?
現実世界で言えば中条あやみとかがベルみたいな感じやけど、
あの人も中身は少女みたいに純真な人なのかもって思った(場)
そばかす
テレビで録画していたのを今日見ました。今まで予告で自分に重なるところが多くて怖くて見られませんでした。自分の話になってしまいますが、昔からの夢でやりたかった仕事を当時しており、その時大好きだった祖母を亡くしました。悲しい気持ちを仕事に力を入れる事で頑張ろうと思っていましたが、そのタイミングでネットに批判的なことを書かれ丁度公開された年に鬱病になりました。食に関わる仕事でしたが、食べることも人と関わることも嫌いになり10㎏痩せました。すずちゃんと昔の自分が凄く重なり涙がたくさんでました。もう少しで3年。祖母の死を乗り越え弱い自分を認めて自分の事を好きになれました。周りの人や家族の協力と助けもあり、以前の自分に戻れた気がします。大好きな食の仕事に戻るのは怖い気持ちがありますが料理をすることは大好きです。今は違う仕事をしていますが大切な人ができたらその人に料理を振る舞いたいです。すずちゃんが成長していく姿を見て、私もこれからも頑張ろうと思えました。素敵な歌をありがとう。
巷の評価はよくなくて、確かにストーリーには粗があるし、なんで?って...
巷の評価はよくなくて、確かにストーリーには粗があるし、なんで?っていうところはたくさんあったけど、自分にとっては意外に悪くはなかったです。作画、映像がものすごくきれい、Belleの歌もすごかったし、雰囲気やミュージックビデオ的に楽しめて、けっこう気に入りました。しかし、邦画にありがちな辻褄の合わなさ、脚本の粗、ダメな演技は絶対許さないマンである自分がそう思うのもとても意外。その境目は自分でもよくわからないんですが。
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