プリズナーズ・オブ・ゴーストランドのレビュー・感想・評価
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懲役100分
ニコラス・ケイジ
映画一族コッポラ家の出で
若い頃はコッポラ姓を名乗っていたが
関係性を聞くインタビューばかりにうんざりし
今の名前を名乗る
90年代からアカデミー賞をはじめ様々な映画賞を
獲得し世界的スターとなって栄華を極めるが
近年は持ち前の浪費癖と借金まみれで
作品の質を選ばず出演評価を微妙なものにしている
日本とも何かと縁があり最近日本人女性と結婚
「フェイスオフ」ダブル主演したジョン・トラボルタ
も似たように近年の出演作は…いやなんでもない
そんなニコラス・ケイジ主演および
園子温監督のハリウッド進出第1作
なんかメキシコで撮影するはずが監督の病気で
日本で撮影したとか
でどうだったかというと・・
感想書くのに困る内容
昨年観たジム・ジャームッシュの映画以来です
もう何度となく使い古された世界観
ウエスタンと江戸の街がくっついたような
サムライタウンにあるブルーファー銀行への
強盗に失敗したヒーローとサイコは
それぞれ刑務所に収監されますが
街を支配する「ガバナー(知事)」が
逃げ出した娘バーニスを取り戻させるよう
爆弾付きの特別スーツを着せて
タウンを分断する「ハイウェイ」を
越えたゴーストタウンに向かわせます
とにかくここまででもショボいセット
どこへ行ってもセット丸出し
舞台演技みたいな突然全員で歌い始めるなど
きわめて「作為的に狂った描写」が続き
もう開始10分でウンザリしてきます
ヒーローはクルマを渡されますが
カッコよく乗りこなした後に降りて
ママチャリで向かおうとします
夕日に向かってママチャリをこぐ
ニコラスケイジ
これがやりたかっただけなのです
用心棒の侍「ヤスジロウ」が
クルマで追いかけてきてまた乗り換えます
なんかもうとにかく全てが滑っています
そのクルマも25年くらい前のトヨタの
セリカなんですが
4WDターボのGT-FOURってグレードが
有名ななんですがこの映画に出てきたのは
SS-Ⅱっていう下位グレードなのもショボい
まあそこはどうでもいいけど
でハイウェイに向かうと(案内板だけ!)
なんかようわからん武者姿のゾンビ軍団に
襲われて事故って意識を失い
ゴーストタウンに大八車で運ばれていきます
そこもセット然とした足場付きの時計台の
場所に賑やかしで人がクネクネしてる
ほぼマッドマックスを丸パクリした場所
(これ滋賀に作ったのかな)
そこにもガバナーに支配されて鬱屈した
日々を送る人々がいましたが
マネキン(?)になってるバーニスを
アッサリ見つけて連れて帰ろうとします
バーニスの声を聞かせると爆弾が解除
される装置があるのでヒーローは名前を
言うように促しますが強引にやりすぎて
キ●●マや右腕の爆弾が爆発し気絶します
まあその意識の中で強盗した時に犠牲に
なった無邪気な少年の姿が浮かんだり
するのを芸術的な描写で見せたり
するのですがそういうのは話部分も
ちゃんとやってからにしようね
なんやかんやバーニスも声が出て
なぜかまたゴーストタウンに戻ると
ハイウェイは核兵器を運んでる最中に
囚人の輸送車がぶつかって大爆発し
囚人がゾンビ化したそうです(適当)
ふーん
で強盗一緒にやったサイコが混じってて
戦うのかと思ったらガバナーと戦う
よう道を通してくれるのでした
戦うシーン取る予算が無かったのかな
どうでもいいや
でゴーストタウンでガナバーと戦う仲間を
募ってサムライタウンに乗り込む準備を
しているように見えてデコトラに電飾つけて
遊んでるだけで結局誰も来ず
ヒーローとバーニスで乗り込むことに
なり当然用心棒に完全に囲まれますが
ガバナーの情婦スージーの捨て身の
ガトリング乱射もあって形勢逆転
右手に仕込んだ刀とかで
バッタバッタガバナーの部下を倒し
バーニスも敵の刀を奪うととたんに
スタイリッシュに敵をバッサバッサ
斬っていきます
お前強かったんかい
まあどうでもいいけど
バーニスはガバナーを銃で打ち抜き
反逆を果たします
その後町は平和を取り戻し
ほんとにガバナー支配者だったのか?
というほど変わってない日常を
ながめて横たわるヒーローとバーニス
と蜂の巣になったのにまだ生きてる
スージーを映しておしまい
よく寝ずに観たものです
とにかく全編ショボい
バーニスのソフィア・ブテラは
キングスマンの刃物の超かっこいい
義足の殺し屋役やってましたが
こんなの出ちゃダメでしょ
ゴーストタウンでわめいてただけの
渡辺哲もひょっとして初海外作品ですか?
はよ他の出て下さい
日本人監督のハリウッド進出作品が
サムライウエスタンSF映画って
何十年前のステレオイメージですかね
それをあえて選んでやったのでしょうか?
それでいてこのデキで何を訴えたいのか
海外の興収6万ドルだったそうじゃないですか
韓国の映画監督はちゃんと学術的に
映画製作を勉強した人が作っているのか
少なくとも日本に入ってくる韓国映画は
ハズレがないくらい良く出来たものが多いです
それに比べると邦画ってなんでこう
素人が作った感丸出しの作品が多いのでしょう
外国人監督が日本の故事を映画化する時代に
何媚びてるんですかね?
この映画は観に行ってはいけません
まあもうすぐ公開終わるでしょう
コケ度では100ワニを上回るかも
口コミは正しかった。
駄作…オープニングでクルマからチャリに乗り換えた時点でもう決定。キャラの背景もないし時代も世界もただゴチャゴチャさせてるだけだから話に入り込めない。せめてアクションだけでも迫力あれば…つまらなかった。
教養がなくて勝手がわからないんですが、ウケ狙いなのか前衛芸術なのか...
教養がなくて勝手がわからないんですが、ウケ狙いなのか前衛芸術なのかわからなくて困惑しました。あと見てて恥ずかしくなる。イケてる絵作りはいくらか。
過剰にトゲトゲの世紀末肩パッドはじわじわきた。
酷すぎる。
今まで観た中で最低としか言いようがありません。
余りに耐え切れずに20分で映画館を出たのは初めてです。
お金返して欲しいと本気で思いました。
内容も衣装も実演者の演技も見れた物では無かったです。
レビューを書いた事も有りませんが、余りに酷すぎるので書きました。
ニコラス・ケイジは仕事無いのだろうか?このようなB級映画に何故出演...
ニコラス・ケイジは仕事無いのだろうか?このようなB級映画に何故出演したのだろう?ギャラが良かったからか、園子温が好きだとか?
園子温監督作品はこれまで何作か好きで観てきたのだが、相変わらずの演出で面白かった。一枚一枚が綺麗な画にもなっている。流石である。
とはいえ、本作が高評価を得られるかと言うとそうではないだろう。というのも、シンプルに面白くないからだ。また、説明不足による難解さも一因だ。
ストーリーの流れは、ニコラス・ケイジが演じるヒーローがサムライタウンのボスに逃げた娘を取り戻してこいって命令に従って娘を、ゴーストランドから連れ戻すって話だ。
これだけシンプルなのに分かりにくい。ゴーストランドが何なのか?何故秒針が進まないようにしてるのか?
マネキンの女性陣?何故?
ニコラス・ケイジが戦いに行くのもどうかと思う。オッサンだぞ!普通、ヒーローなら20代かそこらの若手だろう?
とにかく残念映画だ。
良かったのは、役者の演技。やっぱりニコラス・ケイジは凄いなと思えた。
次に画。どの場面を切り抜いても、1つの画として完成しているように感じた。とにかく美しい。
前半丁寧すぎ後半雑過ぎ
スキヤキウエスタンジャンゴみたいな、時代劇と西部劇が合体したような映画。ニコラス・ケイジが出るくらいしか情報持って行かなかったので、最初黒澤明の「夢」の悪夢版かと思いました。
前半はニコラス・ケイジ演じるアウトローの回想が何度も何度も入って、物語の原因を伝えてくるのですが、ちょっとしつこくてテンポ悪いです。かと思ったら終盤の戦闘ではなんでこの人がこの人攻撃するのみたいな展開だらけで、誰も自分の敵よく分かってないみたいな感じは観ていてしらけます。生きてるとめんどくさいから適当に台本上殺しておくか、みたいなのが透けて見えて・・・。
誰だよこんなインチキ日本描いて喜んでるハリウッド監督は!と思ったらエンドロールで園子温ってこんなの海外出すな!恥ずかしいわ!
ダラダラでグダグダ。
園子温ですから。期待したのは、はっちゃけたお馬鹿映画。そう言う意味では期待通りなんですが、足りないんです。何かが足りないんですよ。決定的に、足りない。笑えない所とか。血飛沫とか。めちゃくちゃするキャラとか。ガッツポーズしたくなる様な対決シーンとか。
とりあえず、ボスキャラがタダの助平ジジイだったのと、時計台の爆発防止に何の意味も無かったんちゃうの?、ってのが引っ掛かりまくってます。
これ、ニコラス・ケイジ、要るの?
廃車置き場のセリカと多数のCarolに、ちょっとだけ萌え。タマを一個だけ千切り飛ばしたシーンと、バーニスの殺陣と、ニコラス・ケイジの右腕が「どろろ」になった所は大萌。
なんだけど。
全体的にはダレた。
真昼間から、シラフで見ちゃいけないのが園子温なんですよ、って言ってしまえばそれまでなんかも知れんけど。
キューブリックとタランテイーノを経由して園子温に行き着く良作‼️❓
なんと、久々にニコラスケイジの名演に出会う、五年くらい酒飲んで演技してロレツがおかしいとこ見てたから、感激です。
坂口拓も殺陣が今までで最高だった。
何よりニコラスの潰しなど笑いが満載なのに、原爆被害の事実や原発事故の惨事に正面から真摯に向き合う姿勢は素晴らしい。
人殺しがヒーローに生まれ変わって生きる姿は、感涙ものである、ただしキンタマ失神の夢は蛇足ですが。
なんだか周りの演技が芸術大学や専門学校のレベルで失笑なのだが、意外と脚本とセリフが秀逸で、カンヌグランプリレベルなのだ、半地下より上なのだ。
低評価なので敬遠されがちでしょうが、意外と名作ですよ、多分、十年後には名作と位置付けられる、そう思います。
キューブリックとタランテイーノと園子温とニコラスケイジと坂口拓のいずれかが好きなら、必ず観るべし、です。
ツマラナイ
167本目。
なんじゃこの世界。
それにしても皆が皆、芝居下手。
それを差し引いても、つまらない。
誰も何も言わないのかな、監督に。
でもエンドロールで納得。
日本舞台の海外向け作品だと思うと納得。
だとしてもつまらない。
お金返し欲しい。
期待通り
園子温がハリウッドで映画を撮りたいという野望を聞いてから、黒澤、周防のような日本で評価されていた監督が活躍するのが難しいことはよくあり、ポン・ジュノもハリウッドに行って厳しい作品を撮っていたが、里に帰ってから韓国社会に向き合った半地下の家族が世界的に評価されたので、隣国ではあるが、ハリウッドでアジア人監督が活躍するのは鬼門らしく、自前のテーマを撮るより、片腕だったり、ホラーだったりジャンル映画の方が突破口があるように思えるなどを考えていた。ハリウッドに行ってイカれてしまうことはアメリカでもあるあるらしく、バートンフィンクはそれを描いている。
以上のことを観る前に思っていたがエンドロールによると本作のスタッフはほとんど日本人らしく見栄を切った割りには意外と手堅い体制で撮るのは、カッコ悪く思ってしまった。しかし、園子温に対してそこまで、思い入れがない私には、園子温が外国人向けに撮ったらこんな作品を撮りそうだという期待には応えてくれている。手話風ダンスの紙芝居や遊女に手を叩かせて口を揃えさせたり、楽しい演出がある。
ニコラス・ケイジの衣装からして笑えるのだがら、そもそもギャグを入れて気軽に撮ろうと思っているのかもしれない。そのギャグが観客に面白いかはわからないが、あまり偉そうな態度を取らないことは高評価だが、それを出来るのは日本人スタッフに囲まれていたからではないかと思ってしまうジレンマに陥る。ネタ化された日本描写に辟易する人も居るかもしれないが、ギャグとして確信犯的にしているのだから、面白がればいいではないかと思うが、その確信犯なことに脱力してしまうこともある。
玉が潰れた時などの回想シーンがかったるく、そこを切れば90分台後半で楽しく観れたはず。
全体の評価としては、ギャグ路線で楽しく観れた。園子温の映画はシリアスになると、いつもご自身の経験由来らしいのであまりフェアな言い方ではないがファザコンが発動してしまうのが幼稚に思えてしまい、楽しめないことが多いのでそこがなかっただけでも良かった。外国人のふんどしや片言日本語は私のフェチとして、楽しく観たがこの手法は一回しか使えないとも思う。今後、ハリウッドで活躍するのかもしれないが、園子温は日本映画の文脈に沿ったタイプの作家のような気がするので、そんなにハリウッドにこだわる必要もないかと思う。
酷評されているが、園子温自体は変わってないので嫌いだった人が積極的に発信してるのだろうか?前からこんな作風でこんな演出だったので、全然思った通りの作品だった。一応ハリウッド1作目でこれなら、良い方だと思う。
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