「そんな?なんじゃこりゃ!園子温!」プリズナーズ・オブ・ゴーストランド チャイコ大好きおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
そんな?なんじゃこりゃ!園子温!
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「冷たい熱帯魚」「恋の罪」が大好きで園子温の映画は欠かさず観てきたましたが、今回、祝ハリウッド進出という事で期待してました。予告映像が大嫌いな「TOKYO TRIBE」の匂いがして、嫌な予感がしましたが・・・・やっぱりの不味いスキヤキ状態でした。「TOKYO TRIBE」は「カリギュラ」風斬首機が出て来てオリジナリティが無く、内容もぐちゃぐちゃで酷いと思いましたが、清野菜名という女優を初めて発見し、それなりの収穫がありましたが、今回はあまりにも酷い。俺、何を観せられているんだろうと、溜息ばかりついていました。
園子温は当初タブーを追った映画が多く、韓国のキム・キドクの様な作家性があり、好きでした。特に「冷たい熱帯魚」「恋の罪」は実際の殺人事件を脚色し、クラシック等の既製曲を印象的に使い、心臓音を劇的に使ったりして大好きでしたが、「TOKYO TRIBE」や巨大亀の映画辺りから、なんじゃこりゃ映画が残念ながら多くなってしまいました。早く「冷たい熱帯魚」の頃の作風に戻って下さい!
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