劇場公開日 2022年1月7日

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「30代女性の本音が容赦なく飛び交う会話劇……ひとりで観ることをおすすめする!!」truth 姦しき弔いの果て バフィーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.030代女性の本音が容赦なく飛び交う会話劇……ひとりで観ることをおすすめする!!

2022年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

事故で亡くなった男のアトリエで偶然出くわす3人の30代女性。それぞれか゜その男と関係をもっていた……というシチュエーションコメディ。

登場人物は3人のみで、舞台もアトリエのみ。舞台のような会話劇で、30代女性の本音が飛びかう。

高学歴、高収入、女性たちにイケメンのように扱われているハイスペックな男というのが、佐藤二朗というのが笑いどころではあるが、劇中で展開される会話は容赦のない本音合戦で、とにかく汚いののしりと、マウントのとりあい。

もっとマイルドなものであれば、ドラマなどでも似たシチュエーションになることもあるが、舞台が固定されていることもあって、いかにセリフで物語を盛り上げるかにかかっていて、その分、どんどん会話の内容が危なくなってくる。

経済的な面だったり、性生活の面だったり、とてもじゃないけど、聞いてられないような言葉が飛び交うことから、この人たちは、次は何を言い出すのだろうか……という緊張感があり、決して家族や恋人と一緒に観に行かないことをおすすめする作品だといえるだろう。

誰かが隣にいる状態でこれを観ると、胃にストレスがかかることは間違いない。観終わった後の会話などを想像するとゾッとする。

一応、コメディというジャンルであるし、事件が起きるわけでもないが、これはサスペンスともいえるかもしれない。

バフィー吉川(Buffys Movie)