TUBE チューブ 死の脱出のレビュー・感想・評価
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試練に立ち向かい生きる
娘を亡くし死のうとしていた母親が謎の光に連れ去さられて細長い通路から脱出する話
冒頭の内容から連れ去った宇宙人は神のような存在で試練を与えて人に生きることを説いていると思われる
火炎放射器から逃れるセーフゾーンに2人入れるのでは?
追ってくる敵が弱いし諦めるの早い
何故か腕に描かれてる正解ルート
娘の雑な死に方
原題は「Méandre」で曲りくねる、蛇行する
えっ このラストは…
途中まで単調になりつつも
何かしらあり、ハラハラしてみていた。
ダクトがワナだらけの装置なのに、
途中からニュルニュル胎内系になったあたり
で何これと。
ラストは体は死んでいるけど
生きろと言われて
どうやって生きるの
と思ったら終わってた。
誰がチューブを作ったのかもわからないし
ラストは地球なのがあの世なのか
さっぱりわからない
おフランス映画だからなの?
でも、ハラハラドキドキは
悪くなかった
秘められた強いメッセージがある
この作品はSFサイコスリラーに分類されるようだ。
あの「キューブ」に「心の檻」と「宇宙人的介入」を合わせた作品。
「チューブ」には映画「キューブ」のような罠が仕込まれていて、主人公リザに対しカウントダウンによってそこから否応なしに脱出するように促される。
さて、
謎の男「アダム」
彼の車に乗ったことでこの「ゲーム」が始まったと誰もが思う。
しかしアダムもこのゲームに参加させられていたことで、リザはパニックになりながら余計に状況判断が困難になる。
この作品が描いているのはリザの「心」だろう。
娘を自分の不注意で亡くしたことが心に深く傷をつけ、死にたくないがどうしても娘に会いたいと強く願っている。
連続殺人鬼のアダムは、不要な人類の象徴だろう。
宇宙人的存在は、神あるいは宇宙の法則的象徴で、もしかしたら人類を滅ぼしにやってきた「地球が静止する日」的な役目を担っていたのかもしれない。
リザが最後にいた楽園的な場所は、地球ではない。
あるいは地球ごと滅ぼされたのかもしれない。
リザには帰る場所はなく、娘ニナが言ったようにここで「生きなければ」ならないのだろう。
この作品は難解だ。
だから妄想する。
宇宙人が地球を滅ぼす際、その決め手となったのがアダムによる連続殺人事件だ。
さらにアダムは車に乗せたリザを殺害しようとした。
事実リザは車の中で何度も刺され、車から滑り落ちるように地面に仰向けになる。
星空が見え、その一つが大きくなっていくと同時に気が遠くなった。
気が付いた場所がチューブの中だった。
リザの治療には時間が必要だったのだろう。
宇宙人が即座にアダムを確保し、チューブに入れた。
彼も何度もふりだしに戻されながらもなんとか生き延びていた。
彼の伸び切った髪の毛が時間を表している。
さて、
宇宙人はリザに地球人全体に当てはまる「心の病」を認識した。
それこそがいつまで経っても堂々巡りしている地球人の病であることを認識したのだろう。
同時にそれを直すことができるのなら、地球人にも希望が持てる。そう考えたと推測する。
リザは宇宙人にテストされることになる。
それがこの「チューブ」だ。
リザはアダムを発見するが、すぐにトラップによって避難しなければならない。
避難場所には2人くらいは入れそうだが、決してそうはせず、自分だけが助かろうとする。
折り合いを付けようとしなかったのは、アダムの一方的な圧力に抵抗すのが精一杯だったからだ。
おそらく地球人はそうしながら今まで生きてきたという象徴的なシーンだ。
リザはアダムの腕輪に隠れた手首の記号を発見する。
そしてももう一歩のところで… 気づけばふりだしに。
リザはそもそも死にたいとか娘に会いたいと願い続けていた。
しかしこの状況に置かれ、頭の中に湧くインスピレーションは「生きること」
しかし傷だらけになり、すでに気力は尽きた。
血で記号を書いてみたものの、変な骸骨の治療を遠慮し、「逝かせて」と願う。
注射は毒で、一瞬で死ぬのだろう。
宇宙人の希望はここで潰えたかに思えたが、リザが記号を解読したことで希望を見出しチャンスが戻ってくる。
あの擦りガラスのような部屋に映し出されたリザの記憶
まるで死の直前の走馬灯
追手のバケモノは恐怖の象徴
バケモノは自分自身の心の恐怖 だからバケモノは自分自身でしか処分できない。
そして最後の岐路
となりの通路から出てきたボール、そして娘ニナ
ニナはリザに「こっちよ」と言って彼女を誘う。
幻想と現実
どこからどう見ても現実にニナがいるようにしか感じない。
でもニナは死んだ。
リザはその事実を受け入れたのだろう。
「時間は忘れて」
ニナの誘いには乗らなかった。
彼女は正しい選択をした。
しかし、ゲーム「トゥームレイダー」のような仕掛けで右足の先を切断
やっとたどり着いた「空」はフェイク
しかし「やりきった」リザには「満足」があった。
この「満足する」ということにこの作品が考える人間のあるべき姿が示されている。
一つ手に入れたら「次」 また「次」
「そんなことで満足するな」と叫ぶ上司
この世界の虚構の大きなひとつが「満足できない」ことなのだろう。
ないものばかりを求め、あるものを顧みることがない。
あるものに、満足しない。
絶えず次を求めるのが良しとされる社会
それがもたらす狂気 現代社会 いまの地球
アダムという殺人鬼でさえ、2つや3つの殺人では満足しない。
狂った世界
この作品は、リザを通してこの世界の狂気を描いている。
絶望の淵でさえ、満足することは可能なのだ。
今の自分の精一杯が出せたのであれば、それは満足すべきなのだ。
その満足にふさわしい世界こそ「楽園」なのだろう。
その楽園にいてもリザは宇宙人から「生きる」ことを求められる。
「生きなさい」
リザが最も愛するニナの姿を借りた宇宙人はそう言った。
生きている間にしか「学ぶ」ことはできない。
楽園で目覚めたリザの右足は健在で、他の傷もない。
すべては幻想
チューブで起きたことも幻想なら、ニナもまた幻想
そしておそらく、地球上で起きていることもすべてが「幻想」なのだろう。
この傷つきようのない幻想のなかで「生きる」ことで私たちは「学ぶ」
この作品はきっとそんなことを伝えたかったのだろう。
しかし1点
「時間」というものは実在しないことも織り込んではいるが、少しばかり詰め込み過ぎている。
でも基本的にスピリチュアル的な作品でメッセージ性が強い。
とても面白かった。
TUBE
終わり方が哲学っぽくてよく分からんかった。
宇宙人にキャトルミューティレーションされて違う星に連れてかれたって事?
なんのためにトラップしかけてたのかがよく分からん。
途中で追いかけてきたクリーチャーもどういう理由で襲ってきてるかわからん。食べるとか噛みつくみたいのとはちょっと違うしなんだったのか。片手無かったから最初に乗せてくれた運転手かもしれんがそれだとあの形状で生きてる理由がわからん。
道中の生物の胃袋っぽい所もようわからん。実は何者かの体内で、細い通路は食道とか腸をあらわしてるのかとも思ったがそんな感じでも無さそうだった。
閉所恐怖症にはとんでもないホラー映画だったと思う。
はははは。
全く謎すぎる。途中の白い部屋、ゾンビ、はじめの悪役、よくわからない機械。全てがわからなさすぎで。しかもあの男の人はなぜ道順を知っていた。この女の人はどうしてリセット?できた?
時計外してもなんもないんかーい。
そんでもって、男の人と戦ったところは素通りですか?
答えを求めては行けない系の映画かな?
最後の終わり方が本当に謎すぎて…
不条理スリラー、もう少し説明が欲しい
内容としては理不尽な試練を超えて新しい世界に行く話。ハッピーエンド。
なんでこんな場所をズイズイ進んでいるかというところまで考えると詰まるので、そこらへんは良くある不条理スリラーみたいなものだと割り切るしかない。
途中で出て来るモンスターはエンドクレジットのキャストで「ADAM BRULE」、焼かれたアダムと役名が出て来るので殺人鬼アダムが焼かれたあとも襲ってきているということ。確かに切られた左手が無い。
そのモンスターは火炎放射器に焼かれるはずが、焼かれないまま避難所の扉が開く。つまりモンスターは別のプレイヤーの成れの果てではなく、この迷宮の仕掛けの一つということ。迷宮の仕掛けを迷宮が自ら壊すことは無いようにしているということでは。
とすると途中に転がっている死体や流れて来る死体も、別のプレイヤーではなく単なる仕掛けの可能性が高い。特に腐った死体は試練の意味合いが強いと思う。
生体ドームを通る最中に、3本指のエイリアンが壁の向こうにいて、ちょっとだけコンタクトを取る。エンドクレジットのキャストで「EUX」、彼らとなっているのが多分この存在。
彼らは死んだ娘の姿をとって最後の試練となり、その後の新しい世界でも娘の姿で語りかける。娘のセリフ「我らの誇り」というのはそういうこと。
新しい世界での娘のセリフに「肉体的には何度も死んだ」とあるが、とすると主人公はこの映画で描かれている回の前に何度も何度も失敗して死んでいるのかもしれない。
しかし最後には試練を突破し、新しい世界に降り立つ資格を得た。ということなのだろう。多分。
閉所恐怖症の人に見せるのは拷問
原題はmeandreというフランス語で、調べてみると意味は蛇行とか屈曲とからしい。
それをTUBEと変えた。
完全にCUBEに寄せたわけですね。
ネーミングセンスはgood。
こういう理不尽系は、大富豪がモニタリングしてるというオチが大概なのだが、果たして今回はどうなのか。
細い通路を移動させられて、自分だったら耐えられない。精神がおかしくなりそう。
頼むから最後は助けてあげてくれと、願わずにはいられない。バッドエンドはこっちも息苦しくなるからー。
それにしても、こんな施設は最初からありえないのは分かっているものの、途中からSFが過ぎてくる。
さすがにそれは、、、と。
でも、よくよく考えてみれば、なるほどそういうことかと、逆にこのありえない施設にも納得してくる。
最終盤の二択は、なかなかくるものあったね。
そんなこんなでオチですが、まあこれはこれでアリかも。
CUBEじゃないよ、TUBEだよ
は?
意味わからん。
ストーリーもクソもない。
最後は結局死ぬんかい!
閉所恐怖症の方、グロが苦手な方、時間を無駄にしたくない方は鑑賞をお控えください。
どうしてもCUBEを期待してしまう
同様のテーマで有名なCUBEがあるが、登場人物は限りなく少なく、解明するヒントを解く謎解きとは違う。さすがにトリックはなかなか面白いが、SF要素が強すぎてあまり評価は上がりませんでした。
???
最初の殺人犯はただのチョイ役…⁇汗
それで謎の施設で延々と迷路をウロウロさせられて、謎のゾンビーと謎の死体と謎の男…
娘が出てきて…
ん?でも娘に扮した宇宙人?
天井からにゅる〜っと現れる謎の顔も?だし、
主人公、それにちょっと愛着湧いちゃってるし…
すべてが謎だった。
娘が死んで死にたがってた女性に生きろって伝えたかったってこと???
なのにいつ死んでもおかしくない施設に送り込んでるし、なにがなんやら、、
ただ、痛くてグロいだけだった( ˙-˙ )
人間をチューブの中に閉じ込めた連中は一体何者なのか。 殺すのならひ...
人間をチューブの中に閉じ込めた連中は一体何者なのか。
殺すのならひと思いに殺してしまったらいいのに、火責め、水責め、硫酸責め、刃物責めとなかなか多彩にいたぶってくる。
化け物が登場したり、エイリアンのような外見だが、応援してくれる謎の生物などよく分からない。
エンディングもどうなったのか、主人公の女性は結局死んでしまったのか。
よく分からない作品だ。
きっと超えてくるはず
CUBEと比べられる事間違いなしの内容なんで、超えてくるんではと思い見ました。色々訳分からなくてギャフンでしたが、ここの皆さんのコメント、解釈を見てなんとなく納得。精神世界の葛藤と昇華。
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