スプートニクのレビュー・感想・評価
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エイリアンの造形が良い
子どもの頃、お昼のTV映画で観ました
全体的に退屈だったかな
故郷は地球?
過去に見かける寄生される設定のエイリアン物語は概ねホラー映画だった。
当然その期待をもってレンタルしたが、良い意味で期待を裏切られた。
身体に寄生したエイリアンと宿主の関係性などはかなり変わっている。
共生関係って今まであっただろうか?
当然、研究と称して隔離される訳だが、エイリアンの戦闘力…たしかに凄いのだが圧倒的に強い訳でもない。
兵器としての運用は難しいし、パニックホラーの様に増える様子もない。
こう書いてしまうと「ふ~ん」で終わってしまいそうだが、重苦しいBGMと相まって真面目に作られた感じで女性ドクターと宇宙飛行士のドラマ…どうなるのか?とつい最後まで観させるちからはあると思う。
エイリアンの造形で顔が蜘蛛っぽいのは印象に残った。安易に増えて大変な事になると思ってたが予想外のドラマ仕立てだった。
もはやロシア=重厚な作品が定着したか
パッケージで騙されるかもしれないが、本作はSFアクションでは無く、重厚なSFドラマとなっている。帰還した宇宙飛行士の体内にエイリアンがおり・・・というあらすじであるが、未知の生物を倒す為に奮闘する作品ではなく、主人公の女性医師の目線で、宿主ではあるが至って健康そうな宇宙飛行士とエイリアンをいかにして分離させるかという物がメインとなる。あまり描かれた事の無い、視点の違う作品だ。
それだけで終わらせず、そこに潜む陰謀と、徐々に明かされる宇宙飛行士とエイリアンの謎。とても引き込まれた113分であった。無機質な空間に現れるエイリアンも中々不気味であり、完成度の高さがうかがえ、登場シーンはそれほど多くないが、殺人シーンはかなり残虐であり、インパクト抜群である。物語の舞台はほとんどが研究所内部であり、動きの少ない作品だとは思うが、重厚感のある完成度で引き込ませてくれる。ハリウッド程の予算は投じていないだろうが、全体的にクオリティの高い作品だ。映像技術ももちろんそうだが、丁寧な描写と、質の高い空気感。これが異彩を放っている様に感じる。 舞台が現代ではなく、ソビエト連邦時代というのも上手く生きており、軍事力強化を念頭に置く軍関係の出来事や、囚人らに対する扱い等、どこか皮肉にも思える構成も面白い。
厳重な警備が必要な研究施設にも関わらず、警備のレベルが甘かったり、細かいところを気にするとキリが無いが、何とも言えないロシア映画独特の世界観を楽しんでもらいたい。
ロシア映画はどんどん良くなってる
フョードル・ボンダルチュクはアトラクションでヒロイン父親役だった人かな?
ロシア映画といえばライナル・ムハメトフとこの人が出演率高いですね。
シェイプオブウォーターと似た所のある映画でした。
パッと分からないのですが、あと一歩何かがあればもっと話題作になれたかもしれません。
”それ”が何かの解答的な部分かな? ちょっと惜しい感じでした。
人の中に巣食う怪物
謎のエイリアンが体に寄生してしまった宇宙飛行士と、それを悪用しようとする組織の大佐から彼を救おうとする難儀な女医の闘いを描いた作品。
ポスターを見ると、どでかいエイリアンと全面対決するようなSFバトルものといったイメージがわきますが全然違いましたね(笑)
しかし、期待の内容とは違えど、濃厚なドラマ作品で非常に楽しめた。
それぞれの過去を抱える登場人物たちが、各々の思惑を胸に、反発・協力していく様は見ごたえがあったし、重厚なBGMが彩るソ連テイスト(!?)満載の雰囲気は陰鬱でグッド。
体の中にエイリアンが寄生…って、何とも絶望的ですねぇ。。
そんなコンスタンチン、本来ならば英雄として迎えられる宇宙飛行士だが、彼にはある後悔があるようで…。
そして、エイリアンを兵器として研究しようとする大佐。もっともらしい大義名分を…。本当の怪物はあんたの中に潜んでますよ。
タチアナの謎演出だったり、秘密基地なのにセキュリティがチョロすぎたり、どうやってそんなモノ手に入れた?だったり、ツッコミ所を挙げて行けばキリがないし、先の展開が読めちゃったりといった点はあれど、重々しい緊張感や、登場人物たちの心の変化、大きな決意に目が離せない2時間弱だった。
☆4.5はちょっとあげすぎな気もするけど、10周年最後に、未体験ゾーンらしさはありつつも、しっかりとのめり込める掘り出し物を発掘できてとても良かった。
来年も期待☆
エイリアンVS人類の壮大なストーリーではありませんでした。
なかなか惹き込まれる映画だ
キルゴアは陸軍中佐
なかなか魅せられた。
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