「塩まいとけ!」ウィッチサマー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
塩まいとけ!
“boys”と言ったとき、妙な気分がした。どこかにベンの兄弟がいるんじゃないかと。ちょっと謎めいた子どもを食う魔女と、さらにいなくなった子どもの家族の記憶を消すというテクニック。この“forgotten”が絶妙だった。
17歳の主人公ベンと、マリーナで知り合ったヒロイン、マロリー。このパイパー・カーダという子がアジア系なのか、日本人から見ても好感が持てる存在。時折大人っぽい表情を見せるし(当時22歳?)、妹リリーが娘だと思ってた。
冒頭は35年前の恐怖エピソードで、次に5日前という流れ。単なるホラーなのに“5日前”って何なのさ。と思っていたら、終盤に仕掛けがわかるような構成なのです。人食い魔女の話だけだとつまんないよね・・・
木の根っこに住む魔女であるけど、次々と相手を変えて憑依していく。まぁ、いつ憑依したんだよ!とツッコミたくもなりますが、終盤のトリックに気持ちよく騙されたのでよしとしましょう。最後のキスシーンもキュンとなる・・・
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