「意外にボクシング映画の王道」BLUE ブルー 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
意外にボクシング映画の王道
スタンプ会員の日にいつもの映画館で
この監督の作品と知り急遽リストアップ
スクリーンでは初めて
観てよかった~
意外にボクシング映画の王道
松山ケンイチはこれまでちょっと敬遠していたのだが
誠実な主人公を好演 ホントいい奴で好きになる
シャドーボクシングの姿は素晴らしく美しかった
東出昌大もよかった
鍛えこまれた身体が美しい 誰でも惚れてまう
カッコ悪いドランクぶりもリアル
本格俳優に戻ってくれ
柄本時生もよかった
これもボクシング話の王道で嬉しかった
あしたのジョーの青山を思い出した
コント仕立てのようなエピソードがちょうどよく挟まり
適度な箸休めになっている
ジムの会長役とかも実にいい顔 誰なんだ
監督自らのクレジットにわざわざ殺陣指導との表記…
こだわりを感じる いろいろ調べてみようと思ったら
チラシに監督の言葉
〉 流した涙や汗、すべての報われなかった努力に
〉 花束を渡したい気持ちで作った
この映画に貫かれるボクシング愛がスーっと理解できた
大傑作
それにしても新コロよ
金曜日の夜に観客3人
映画終わりにビールでも…と思っても開いてる店なし
駅前広場にてビール2缶
少し寒かったが心地よく酔っぱらった
学生の新歓とかサラリーマンの歓迎会とかで
にぎわう季節だろうに 寂しくもある
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