「ボクシングは残酷だ」BLUE ブルー ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
ボクシングは残酷だ
ラジオで吉田監督が言っていた通り、家族や友人を背負ったり、自分の人生すらそこに賭けているわけではなく、自然体・日常のボクシング映画。
主演三人(松山・東出・柄本)の演技が素晴らしく、その表情から彼らボクサーは本当にただ、ボクシングがやりたくて、拳を交わしたくて、そしてやっぱり勝ちたいんだな、ということが良く伝わってくる。
そしてボクシングは結果的に、そんな彼らにすべての情熱や、時には人生そのものを捧げることを求める。ボクシングとはなんて残酷なんだろう、と思うし、彼らはなんて幸福なんだろう、とも思う。
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