「青い生き様」BLUE ブルー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
青い生き様
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勝ち負けでなく、好きなことと、才能と、向き不向きと、運との折り合いやこだわりのお話。
挑戦者「青コーナー」のような生き様と、青春をかけたようなタイトルがぴったり。
なので、山場がどこにあるかといえば、どこにもなく、淡々と過ぎゆく日々の中で何を選択していくかという平板なシーンが繋がっていく感じ。
そこを、心地よく思えるかどうかが、本作鑑賞の肝かもしれません。
松ケンが本当に弱そうに見えるのも、身体の大きな東出くんが才能あるボクサーに見えるのもよかった。
特に東出くんが、才能あり登っている最中で人生に躓いて、ちょっと負け犬モードな状況になっていくという、人生と作品とがシンクロしているのも赴き深く。
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