キャラクターのレビュー・感想・評価
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構想10年のダークエンターテイメント
ストーリーが素晴らしい。リアルな感じ
現実に両角みたいな人いたら鳥肌立つけどw
Fukaseさん初演技とは思えないくらい気味悪くて出てくる度にドキドキ、ヒヤヒヤする。殺人現場を笑顔で写真撮ってるシーンの顔 気持ち悪くて好きだ、この役にピッタリ。それとFukaseさんが描いた両角の部屋のニコちゃんマークみたいな油絵 大きく描き直したらしいんだけどすごいや。
最終こいつ殺されるんだろうなーとかこの人も殺されるんだろうなーって思ってたけど色々と裏切られてすごく面白かった
最後のちょっとモヤってする人もいるかもだけどあれでいいと思う。ノベライズ版読んでないけど楽しめました。
これから見る人はエンドロールも最後まで見て聴いて!
エンディングのcharacter かっこいいよ。
狂気を裏打ちするものが足りない
テレビ局制作なら最後は丸く収まるんだろな。と思ってたら最後割と放り出してくる感じで、へえ。と。
Fukaseさんという方のイッちゃってる感はものすごい。
多分演技で辿り着けないとこまで進んじゃってる。ホントに人殺した事あるんじゃないかと疑うくらい。
でもだから、なぜ彼が人に見つからず連続で人が殺せたのか。という理屈がない分、浮いちゃってる。
なかなかいいラストだっただけに、構成の骨組みの弱さのせいで乗り切れなかったのは残念。
でも主要キャラがガチで刺されたりなんなら殺されるのは素晴らしい。
作品は『笑顔』ではなかったのが残念。
2人の狂作に挑め!
監督が好きで内容も面白そう。fukaseさんの演技が予告時点で異色の空気を放っているという事で楽しみしていて観ました。
感想
これぞエンタメ映画という感じで楽しめました。両角の犯行動機を探りつつ山城との共同作品が作られていく。そしてその事件を刑事たちが追うというのが大まかなあらすじかな。
次々展開が変わって描かれていくのであっという間の時間でした。惨殺描写が予想より生々しく子供には見せられないと思った。それ程までに全編血まみれの印象があった。山城と両角の死の価値観の違いを語る場面は漫画関係者が作品に関わっているからこその視点だなと思った。
両角の登場場面は毎度驚かされました。夢にも出そうなほどに恐ろしかったです。劇中漫画の34は読んでみたくなりました。漫画に書かれたことが再現されるという感覚は新しく終始興奮していました。そして、この設定を存分に使ったクライマックスの展開は必見です。最後に伏線が一気に回収される事が爽快でした。
特に最後のセリフが鳥肌でした。
役者陣の演技は皆さん素晴らしかったです。小栗さんのかっこよさ、菅田くんいい意味での地味感、高畑さん温かい演技、中村さんの熱い男感が自然に表現されていました。特に映画初出演のfukaseさんは演技初挑戦とは思えないほどの怪演でした。素直に圧倒されました。怖かったですね...
総評
正にダークエンターテンイメントな作品。気になっている人には必見一本です。
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