キャラクターのレビュー・感想・評価
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見事な怪演に拍手!ラスト20分が惜しい
演技初挑戦とは思えないFukaseさん演じるサイコパス・両角が見事なハマりっぷり。浮世離れしてどこか壊れた口調や、微笑むだけで恐ろしい狂気を孕んだ表情など、直接的な殺りく描写は多くなくても、しっかり恐怖を体現していました。
主演の菅田さんは勿論、脇まで実力派の俳優で固めた安定の布陣で、物語をドキドキしながら楽しむことが出来ましたし、映像表現も新鮮なものが多く、印象的なシーンもたくさん。
なのでラスト20分のクライマックスが惜しい!
いきなり粗が目立ち始め、ツッコミ所や中途半端なエピソードのブツ切り感など、突然雑な展開に。それまでがすごく良かったので残念。不穏さを残すのは全然アリなのですが、最後まで丁寧に作り込んで欲しかったです。
でも全体的には邦画作品としては久々に気合の入ったサスペンスで楽しく観れました。バイオレンス描写はそれなりに映るので苦手な方は注意です。
作画がいい
大抵こういう漫画にでてくる漫画原稿、というか漫画家のイメージはひどい。しかし、この映画にでてくる原画はすばらしかったです。漫画家に関する描写も不満はありません。演出もよかった。フカセさんって演技もうまいのねーと思った一作でした。
パンフレットにも特別冊子にも殺人現場の漫画が掲載されなかったのは残念です。
演技ではない「何か」を感じさせる狂気
予告を見る限り小栗旬が刑事役で更に犯人にもかなりスポットが当たるという事で「ミュージアム」に近いのかな?と思い鑑賞。
まず観て思ったのが、タイトルにも書いた通りFukase演じる両角の狂気的な""ホンモノ感""が凄まじすぎた。彼の持つ囁きかけるような声もあってか本当に演技なのかと疑うレベルで、スクリーンに映る度にゾクゾクしてしまった。
今更言うまでもないが菅田将暉のハマり具合も流石で、リアルな漫画家の実情を汲み取るのに充分すぎる演技だった。脇を固める小栗旬、高畑充希、中村獅童らの存在感も作品の臨場感を際立たせていた。
序盤から終盤まで結末はどうなるんだ!?と目が離せない素晴らしい作品だった。
マジでやばい
発表されたときから今日をずっと楽しみに待っていました!深瀬くんの大ファンなのですがひいき目無しに本当に迫力があって怖すぎる演技でした!!いつも深瀬くんの映像などをみると大騒ぎしてしまうのですが今回だけは怖すぎてただ息を止めて観ていました、、、本当に頑張ったんだなって思います(;_;)お疲れ様でした!!!!素晴らしい演技でした!
ただご本人様も仰っていたように普段の深瀬くんを知らない人が見たら本当にあれが素に見えてしまうとおもいます(笑)それくらいすごかったです!
引き込まれた。
結局は似たもの同士の2人だった。
漫画の中で殺人衝動を放っていた者。
それを現実で再現する者。
Fukaseの方は見るからに様子も危なげでまぁ実際に殺人鬼だったわけだけど、菅田将暉の方は周りにも優しい人と言われて優しい奥さんと新たな命と過ごしているけども殺人鬼の素質があったのだと感じた。(最後の取っ組み合いの笑顔にて)
4人家族への伏線も中々良い。
たまに読めちゃう伏線もチョロチョロ。笑
Fukaseは存在するのか?人間なのか、幻想なのか、実際に殺人を起こしてるのはどちら?など沢山のことを考えながら見てたので少し混乱してしまったので、改めてもう1回見たいと思わせる作品でした。
終わり方も私は好き。どうなったのこの後…って感じで終わるので観てる人はエンドロール中も"キャラクター"への考えが止まらない
見終わってからもだいぶ余韻が抜けないです…
(ちなみにグロいのがあまり得意じゃない私がギリ大丈夫だったぐらいです。歯は食いしばっちゃったけども。笑)
psycho で、3150で、サイコー!
公開延期になってた作品が今日あたりからドドッと公開になりましたね。
閃光のハサウェイ
漁港の肉子ちゃん
キャラクター
と、いろいろと見たいのですが、
ネタバレを目撃しないように
サスペンスものからということで
キャラクター鑑賞。
目を細ばせながら、ゾワゾワしながらの
2時間、楽しめました。
psycho で、3150で、サイコー!
オープニングとそれまでで熱は冷めきった
2021年劇場鑑賞9本目 駄作 25点
オープニングから安っぽい
ドクターデス並のopの安っぽさ
展開が手にとる様に読める
小栗旬とfukaseはぼちぼちハマってたけど主演菅田将暉ではなくていいかな
話題作だから抜擢されたんだろうけど個人的に綾野剛の方が良かったかな
感情が崩壊
ありがちなストーリーなんだろうなぁ〜
でも、キャストが好きな俳優さんばっかりやから観たいなぁ〜
と、そんな感じで観に行きました。
なかなか目が出ない漫画家志望の菅田将暉演じる山城圭吾。どんな役でもピタリとはまる菅田将暉の安定の演技に改めて「すごいなぁ」って関心しちゃいます。
で、サイコパスな両角を演じるFukase。狂気じみた表情、行動、雰囲気、ホントにサイコパスなんじゃないかって思わせる迫力の演技ですごかった。
途中まではありがちな展開だし、やっぱりストーリーはこんなもんなんかな〜なんて余裕かましてたら、後半やられました!
最後には説明できない涙がこぼれました。
あと、山城の家族の違和感は、狙った違和感なのか、ただの演技力なのか真相が知りたい。
怖いけど面白い
怖いだけじゃない。
意表をつく展開と明かされる謎に、あっという間の2時間でした。
初演技とは思えないFukase、かっこいい小栗旬、渋い中村獅童。
そして漫画家山城圭吾でしかない菅田将暉。
面白かったー!
さぁ、結末が違うという小説版を見に行こう。
恐怖に勝る演技と構成
私はこれまでコメディ映画やアニメ映画ばかり見ていて、「ダークエンターテインメント」なるものは見たことがありませんでした。さらに、殺人のシーンがあるということで怖すぎて見られなくなるのではと少し不安でした。
しかし、驚くようなストーリー展開、菅田将暉さんやFukaseさんをはじめ、小栗旬さんや高畑充希さん、中村獅童さんなど、役者1人1人の表情にも胸を掴まれ、ぞっとするシーンがあっても「怖い」と思う隙すらないほど引き込まれました。見終わった後も怖いと思うどころか興奮していました。
特に、菅田さんがFukaseさんとの最後のシーンで見せたあの表情が忘れられません。
Fukaseさんの演技も初めてとは思えないほど狂気に満ちていて、他の実力ある役者陣にも全く引けを取りませんでした。もし、「Fukaseが嫌いだから観に行かない」という方がいらっしゃるのであれば、その先入観を捨てて今すぐ劇場に行って下さい。彼がいかに本気でこの役に向き合ってきたのかがわかります。
まず、深瀬さんがハマり役すぎて怖い! ものすごい純粋な目で見つめて...
まず、深瀬さんがハマり役すぎて怖い!
ものすごい純粋な目で見つめてくるシーンがあるのだけれど、無垢ってこんなに怖いんだ...と戦慄しました。悪気なしに邪悪なことをする子供みたいな感じ。あと、歌うように喋るのもゾクゾクします。すんごいいい声なんだけどね。笑
あとは映像が美しい!漫画と実際の事件の構図が重なり合っていくのだけど、クライマックスのシーンで、ああそういう構図になっちゃうのね...となります。ネタバレしないように書くの難しいな〜!!
ちょっとこの書き方は語弊があるかもしれないし、私がサイコパスみたいに思われたら嫌なんだけど笑、両角にもちょっと憎みきれないところがあって、逆に山城にもちょっと怖い部分が奥底にはあって、観ている自分の感情が一筋縄ではいかないところが面白い。
不覚にも両角のことを美しいなぁと思ってしまう瞬間もありました。
上手くレビューが書けないのだけど、とにかくとってもゾクゾクしたし、怖かったし、美しかった。
宣伝でも言っていたように、ザ・ダークエンターテインメントでした。面白かった!
怖かった〜!
怖かった〜!でも面白かった。
後半、ずっとドキドキした。
最後の最後まで、気が抜けない感じで、辺見が捕まっていない中、山城圭吾の妻が赤ちゃんがいる所で、何気に振り向いたのが、メチヤドキドキした。
血を見ても大丈夫な友人に勧めたい作品でした。
キャラクターは作られてゆく
オープニングのクレジットがかっこよかったので映画も絶対にいいと思った。すごく面白かった。ストーリーと構成がよくて、少数精鋭のレベル高いキャスティングで俳優の無駄使いもなかった。Fukaseすごい。歩き方、首の傾け、目、話し方、ヘアスタイル、完璧でした。「優しくてちょっと気持ち悪い」殺人鬼という難しい役を演じてた。「両角」の部屋もFukaseによる(エンディングロールに書いてあった)。凄い!
照明よかった。屋外も部屋の中も警察の中もガード下の飲み屋も高級マンションの仕事場も。そして人間の呼吸に寄り添うストーリー進行から一気に話が展開する緩急が抜群だった。説明し過ぎなしで、登場人物の背景や歴史を観客の頭に任せてくれた。
馬乗りになった菅田将暉の眼は狂気と喜びで輝いていた!両角との共同制作。
キャラクターは固定したものではなくて、誰といるかどんな立場にいるかでその都度作られる動的なものだと思う。そんな風に変化するキャラクターを菅田将暉もFukaseもよく演じていた。
構想10年のダークエンターテイメント
ストーリーが素晴らしい。リアルな感じ
現実に両角みたいな人いたら鳥肌立つけどw
Fukaseさん初演技とは思えないくらい気味悪くて出てくる度にドキドキ、ヒヤヒヤする。殺人現場を笑顔で写真撮ってるシーンの顔 気持ち悪くて好きだ、この役にピッタリ。それとFukaseさんが描いた両角の部屋のニコちゃんマークみたいな油絵 大きく描き直したらしいんだけどすごいや。
最終こいつ殺されるんだろうなーとかこの人も殺されるんだろうなーって思ってたけど色々と裏切られてすごく面白かった
最後のちょっとモヤってする人もいるかもだけどあれでいいと思う。ノベライズ版読んでないけど楽しめました。
これから見る人はエンドロールも最後まで見て聴いて!
エンディングのcharacter かっこいいよ。
狂気を裏打ちするものが足りない
テレビ局制作なら最後は丸く収まるんだろな。と思ってたら最後割と放り出してくる感じで、へえ。と。
Fukaseさんという方のイッちゃってる感はものすごい。
多分演技で辿り着けないとこまで進んじゃってる。ホントに人殺した事あるんじゃないかと疑うくらい。
でもだから、なぜ彼が人に見つからず連続で人が殺せたのか。という理屈がない分、浮いちゃってる。
なかなかいいラストだっただけに、構成の骨組みの弱さのせいで乗り切れなかったのは残念。
でも主要キャラがガチで刺されたりなんなら殺されるのは素晴らしい。
作品は『笑顔』ではなかったのが残念。
「決定稿」ではないシナリオを叩き上げに出版された原作を読んだ。
小説ではタガーの作品は作られた笑顔の上に成り立ってるんだよね。
だけどラストに向かい段々とズレていく物語に引き込まれる。
「こうなったか!」と。
当てがき⁈って思える程演者それぞれが見事に役を演じきっている。
小栗旬のラストシーンなんてゾクゾクしっぱなし。
fukaseのラストシーンもこの作品の核として良いと思う。
高畑充希はやっぱり上手い。ふたりの赤ちゃんが全く見られなかったのは残念だけど。
「面白かった?」と人に訊かれたら「観て損はないよ」と言い切れる作品です。
2人の狂作に挑め!
監督が好きで内容も面白そう。fukaseさんの演技が予告時点で異色の空気を放っているという事で楽しみしていて観ました。
感想
これぞエンタメ映画という感じで楽しめました。両角の犯行動機を探りつつ山城との共同作品が作られていく。そしてその事件を刑事たちが追うというのが大まかなあらすじかな。
次々展開が変わって描かれていくのであっという間の時間でした。惨殺描写が予想より生々しく子供には見せられないと思った。それ程までに全編血まみれの印象があった。山城と両角の死の価値観の違いを語る場面は漫画関係者が作品に関わっているからこその視点だなと思った。
両角の登場場面は毎度驚かされました。夢にも出そうなほどに恐ろしかったです。劇中漫画の34は読んでみたくなりました。漫画に書かれたことが再現されるという感覚は新しく終始興奮していました。そして、この設定を存分に使ったクライマックスの展開は必見です。最後に伏線が一気に回収される事が爽快でした。
特に最後のセリフが鳥肌でした。
役者陣の演技は皆さん素晴らしかったです。小栗さんのかっこよさ、菅田くんいい意味での地味感、高畑さん温かい演技、中村さんの熱い男感が自然に表現されていました。特に映画初出演のfukaseさんは演技初挑戦とは思えないほどの怪演でした。素直に圧倒されました。怖かったですね...
総評
正にダークエンターテンイメントな作品。気になっている人には必見一本です。
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