劇場公開日 2021年2月19日

  • 予告編を見る

モンテッソーリ 子どもの家のレビュー・感想・評価

全25件中、21~25件目を表示

4.0公式や暗記だけでは得られない教育

2021年2月21日
Androidアプリから投稿

20世紀初頭のイタリアでマリア・モンテッソーリが考案し、世界の著名人に影響を与えているモンテッソーリ教育の学校の様子が描かれるドキュメンタリー。

子供たちが自発的に行動してトライ&エラーで成長していく姿が見られて面白かった。
詰め込み型の教育だと、学んでいることと実社会の関連付けができなくて、大人になってから気づくことも多いけど、こういう体験を小さい頃にしてたら違うかもしれない。
他の子の様子を見ながら歩き回るジェロ君が可愛い。
甥っ子くんも教室で同じようなことしてるらしいので微笑ましかった。

コメントする (0件)
共感した! 26件)
たら印

4.0色んな意味で、さすがフランス‼️という映画

2021年2月20日
iPhoneアプリから投稿

子どもの可能性について教えてくれる映画はたくさんあるけれど、外国で実践されている現場のことはなかなか見る機会がないのでとても貴重でした。

ローマ水道橋に代表されるアーチ型建築の堅牢さがあんなに楽しく学べるなんて。
古代ギリシャや古代ローマの文明文化を源流とするヨーロッパ人の歴史的プライドを幼いうちから学ぶことになるのですね。

薔薇🌹の茎を切る園芸用のハサミを子どもに使わせるなんて。
最近見たヤクザの出てくる映画だったら、あれで指を詰められてしまいそうで怖かったです。

他にも実験的な遊びの中で、子どもだけで火も扱うものもありました。

子どもたちの周囲で忍者のように気配を消して見守る先生達への保護者からの信頼感が厚くなくては出来ないことです。

少し穿った(つまらない)見方をすると、私が覚えてる限りでは、この幼稚園に通うのは白人の子どもだけだったし、『未来のミライ』のくんちゃんのように他の子どもと争って癇癪を起こしたり、大声でダダをこねるタイプの子どもももいませんでした。もしかしたら、一定レベルの選抜試験や資格要件のある超エリート幼稚園なのかもしれません。
ノブレス・オブリージュという言葉のあるフランスですから、格差とか差別などの概念とは矛盾することなく社会的に受け入れられているような気がします。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
グレシャムの法則

4.0【子供を師とし、弟子になる事。"素晴らしきある幼児教育の現場を映した、ドキュメンタリー作品。少し気になる点もあるが、様々な事が学べます。追記:ある素晴らしきレビュアーの方への感謝を込めて。】

2021年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

■世界には、様々な教育方法がある事は、周知の事実である。

 ・シュタイナー教育 村上虹郎さんは、この教育を受けている。教育そのものが、芸術行為であることが大切という根本思想

 ・ニキーチン教育 子供の内にある可能性を信じて、子供の力を最大限に引き出すという根本思想

 ・レッジョ・エミリア教育 子供の権利、社会性、時間を尊重するという根本思想

 ・ドーマン・メソッド etc.・・・・

 ◆そして、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案されたのが、モンテッソーリ教育である。

◆大人(先生)がやること
・子供が"集中"して、"お仕事"できる環境を作る事。

・余計な口出しをせずに、子供に考えさせる事。

・"手先の器用さ"を子供に自由に"お仕事"させる事で、身に付けさせる事。

・子供とは、マンツーマンで接する事。

・小声で囁く様に、子供に話し掛ける事。

◆モンテッソリーニが、この教育方法を考え出した思想が素晴らしい。
それは、多くの子供達が、自立した考えを持った大人になる事により、世界に蔓延る"争い、苛め、差別等の不寛容な思想"を持った人間が少しでも減り、平和な世界が訪れる事を願っていた事である。

◆気になった点
 ・このモンテッソリーニ教育を実践している幼稚園に通っている子の殆どが、裕福な白人出会った事。全ての家庭の子供が受けられる教育では、無いのかもしれない・・。

<2才半から6才迄の幼児、28人が"お仕事"する姿を2年間、観察したドキュメンタリー作品。大人が観ても、とても勉強になります。>

◆追記<2021年2月23日>
 ・この作品のレビューを上げた際に、”全然辛くないオカシナ輩”から絡まれた。)
 普段であれば対応しないのだが、当方の子供に対しての悪口雑言が書かれていたので、流石に頭にきて、普段会社で、一緒に働く男性達への言葉遣いの1/10程度の言葉で対応した。実に無駄な時間であった。(その際の下らない遣り取りは運営の方々により、全削除されている。)
 その遣り取りを、この映画レビューサイトの運営の方々に通報してくれた方が居た。
 当方が、”この方のレビューは、毎回凄いなあ。国際政治だけでなく、そのバランスの取れたオカシイ事にオカシイとキチンと言う姿勢及び凄い知識には、参ったなあ・・”といつも思っている方(青い空の下、後ろ姿の頭の上の小鳥が印象的な方)である。
 そして、翌日さり気なく、”通報しておきましたよ・・”と連絡を頂いた。
 仕事中であったが、素直に嬉しかった。
 SNS上での関係性であるが、このサイトの十数名の素晴らしきレビュアーの方々には、いつも感謝している。

コメントする 2件)
共感した! 12件)
NOBU

4.0ドキュメンタリーだったんですね。

2021年2月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

始まった時、ビックリしました。
語りが、日本語だったので、スクリーン間違えたのかなと思いました。
吹き替えだったんですね。
子どもたちがとっても可愛かったです。
大切な作品だなと思いました。

コメントする 2件)
共感した! 9件)
かん

1.0ドキュメンタリーの皮を被った入学ガイド映像

2021年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

寝られる

本作がドキュメンタリー映画として著しくダメなのは、教育を受ける子どもたちのビフォーアフターがない点。この教育を受ける前とその後でどう変化したのかという、重要な要素が抜け落ちてしまっている。2年近い歳月をかけて密着した割に、「撮れ高これだけ?」と呆れてしまった。
そもそも、監督自身が「これは観察映画」と言っているように、本作をドキュメンタリー映画にカテゴライズするのは大いに違和感。単なるモンテッソーリ教育を導入する学校への入学を促すガイド映像に成り下がってしまっている。
教育理念そのものは立派だと思うので、これから入学を控える子を持つ親なら観てもいいのでは。

コメントする 2件)
共感した! 47件)
regency